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映像クリエイター AOIの“再び訪れたくなるデスティネーション”。Vol.2 モルディブ 南アリ環礁編

旅の素晴らしさを、繊細で優しい雰囲気の映像と写真で表現する、映像クリエイター/コンテンツクリエイターのAOI。今回は、彼女の“旅のスタイル”を形作った4つのディスティネーション「モルディブ」、「インド」、トランジットで立ち寄った「ドバイ」、「オーストラリア」再訪の様子を、全5回の短期連載でシェアしてくれました。
Vol.2の旅先は「南の楽園」と称されるモルディブ 南アリ環礁。その一角に位置する「アウトリガー・モルディブ・マーフシヴァル・リゾート」での過ごし方をお楽しみください。

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目次

プロフィール

AOI

映像クリエイター/コンテンツクリエイター 東京、高知、オーストラリアをはじめとする海外。多拠点生活を送りながら、日常に潜む美しさを独自の視点で切り取り、写真、映像、デザインを通して表現するコンテンツクリエイター。近年は国内外でのワークショップなどを通じて、写真やアートの楽しさを共有しながら活動の幅を広げている。

南アリ環礁の楽園「アウトリガー・モルディブ・マーフシヴァル・リゾート」

写真提供:アウトリガー

インド洋に浮かぶ美しい楽園、モルディブの南アリ環礁。その一角に位置する「アウトリガー・モルディブ・マーフシヴァル・リゾート」。今回は、モルディブ旅の途中でプレスツアーに参加することができ、特別にリゾートを案内してもらえました。
遠く離れた海に浮かぶ島ということを忘れるような、整った設備や行き届いたサービスを体験して心と体もリフレッシュ。毎日の忙しさから解放され、ただただ「リラックスすることを楽しむ」ことができました。
美しい景色と穏やかな時間に身を委ねることで、心の底から癒される滞在に。

海に浮かぶスタイリッシュなリゾートホテル

リゾートのエントランスに到着し、一歩足を踏み入れたら、コバルトブルーの海、真っ白なパウダーサンドがお出迎え。心地よい風が通り抜け、美しくディスプレイされた緑豊かな植物がそよそよと揺らぎます。

自分がたどり着いたこの島は、いったいどの場所にあるのかマップで確認すると、珊瑚礁に囲まれた海の中。

ゆったりとした時間の流れに、身体は自然とバカンスモードへ。時計を気にすることなく、ただ目の前に広がる景色や心地よい空気に包まれながら、日常ではとても味わえないような、何も考えずに過ごす贅沢に浸ります。

レセプションのソファーに腰掛けると、さぁ旅の疲れをゆっくり癒してくださいね、とハーブの香りに包まれた冷たいタオルとウェルカムドリンクが提供されました。

ジンジャーパッションフルーツの甘酸っぱいフレッシュジュース

青い空にヤシの木がそよぐ

チェックインを済ませたら、さてここからは自分時間の始まり。
思いのままに南の島で過ごします。

島に住み着く野鳥とごあいさつ。この島にファミリーで暮らしているそう。この子たちもどこかから、ここへ辿り着いたのかな。

STAY

リゾート内には、プール付きヴィラ、ジャグジー付きヴィラなど、いくつかの部屋のタイプがあります。案内板の、自然に溶け込むデザインセンスがステキです。

ラグーンの特別な景色を楽しむことができる、開放感あふれるスタイリッシュな客室。大きな窓からの向こうは、太陽の下でキラキラと輝くエメラルドブルーが一面に広がります。

写真提供:アウトリガー

洗練されたインテリアは、シンプルでモダンなデザインが特徴的で、ラグーンの景色ともマッチング。

写真提供:アウトリガー

水上コテージ最大の魅力は、部屋から直接海へアクセスできること。
何度もモルディブに来ているけれど、やっと夢の水上コテージを体験することができました。これこれ、やってみたかったやつ。

室内と海がシームレスにつながる客室は、まるで海に浮かんでいるような感覚に。プール付きヴィラでは、憧れのインフィニティプールも貸切です。

プールで泳いで、そのまま海にもダイブ。ラグーン内は、遠浅で穏やかで泳ぎやすいです。日差しが強いモルディブではずっと太陽とお友達。帰る頃には現地の人と同じくらい、いつも真っ黒に。

遠く離れた海に浮かぶ島でも、快適に過ごせるのがリゾート滞在のメリットです。
モルディブでの休暇をコンシェルジュがサポートしてくれるので安心です。小さいお子さんを連れた方やお年寄りの方も、安心して滞在できると思います。

EAT

マーフシヴァルでは、徒歩圏内に、ファストカジュアルな軽食やビュッフェ、ラグジュアリーなレストランが揃っているので、長期滞在でも退屈なく食を楽しめることができます。

Edge Water

プールサイドにあるリラックスした雰囲気のカフェレストラン。オープンエアーのレストランには心地よい風が通り抜けて、室内にいても、南の島にいることを常に感じさせてくれます。

(左: SUNSHINE SODA 右:SUMMER LOVIN)
SUNSHINE SODA : Pineapple. Lemonjuice . Lychee . Basil
SUMMER LOVIN : Island tropical Mx . Coconut cream . Fresh mint

見た目ほど甘くなくさっぱり。フレッシュココナッツのまろやかな味にハーブがアクセントとなり、暑いモルディブでもスッキリ飲めるドリンクが絶品。

ARI ATOLL FISH OF THE DAY
Herb crushed new potatoes . Spinach . Cherry tomato . Lemon butter sauce

朝どれの白身魚のグリルは、レモンバターソースと一緒に。
近隣のハウスリーフで漁をする地元の漁師たちから、毎朝、新鮮な魚を仕入れているそうです。

Kofee 'n Chill

オープンエアのカフェラウンジでは、パティスリーやスペシャリティコーヒーを。
地元産アイスクリームもいただけるそう。滞在中には、何度も足を運んでしまいそう。

The Cuisine Gallery

各国をテーマにしたビュッフェレストランをご用意。お寿司も食べることができます。クリエイティブな創作料理が並びます。朝食と夕食を食べられるレストランです。

夜の島は、昼間とは違った表情に。

ローカルフードから多国籍料理まで、お皿に盛り付けて美味しい味を堪能。

遊び心たっぷりのかわいいスイーツも並びます。子供から大人まで楽しめるディナータイムです。

SWIM

ビーチでリラックスするのもオススメですが、ぜひ素敵なモルディブの海中探検もしてみてください。
南アリ環礁は、ジンベイザメやマンタが生息するポイントとしても有名。近年、多くの観光客たちが楽しむシグネチャーアクティビティであるナースシャークシュノーケルを楽しみました。

リゾートから少し離れた、シュノーケリングポイントへ。このポイントでは、穏やかな性格のナースシャークを間近に見ることができます。

海から上がると、冷たいフルーツのサービスが

リゾートのビーチから大きな珊瑚が集まる、ハウウスリーフに直接エントリーすることもできるそう。
運が良ければ、ウミガメやブラックチップシャークなどに出会えることもあります。

他にも、ダイビングや水中ウォークなど、モルディブの海の世界をいろんな形で探検することができます。リゾート内には、常駐の生物海洋学者もいるそう。

海で泳ぐことに自信がない方でも、しっかりサポートしてくれるツアーがあるので、モルディブに行く際はぜひ海を楽しんでみてくださいね。海の中の景色も思い出に残したい方は、水中カメラをお忘れなく。

SPA

日差しの強いモルディブの太陽の下でたっぷりと過ごした後は、ぜひスパで癒しのトリートメントを。

NAVASANA SPA

手摘みの海藻を素材とした、オーガニック・トリートメントのオリジナルメニュー「Voya」と「Yonka」が人気だそう。
日常を忘れる癒しのウェルビーイングを提供してくれます。施設内にはサウナも完備しているので、サウナ好きの人も楽しめます。

スパのエントランスからは美しい水平線が。

サンセットタイムになると、リゾートもピンクの空に包まれます。ターコイズブルーの海とピンクの空の淡い景色が目の前に広がり、心が癒されます。

リゾート内では、どんな時間もどんな場所でも、特別なひと時を過ごすことができました。特別なリゾートライフを体験できる、アウトリガー・モルディブ・マーフシヴァル・リゾートは、首都マレから水上飛行機で25分と好立地なところもポイント。

ローカルアイランド「ディグラ島」へ

アウトリガーの近隣には「ディグラ島」と呼ばれる4kmのロングアイランドがあります。豊かな自然と美しい砂州が特徴です。
モルディブの言語、ディベヒ語で“長い島”を意味するディグラ島。

ディグラ島には約600人の住人が暮らしています。この小さな島の中に学校、病院、小さな地元のカフェや、観光客向けのホテルやお土産屋さんがあります。

ディグラ島で楽しめること

長い不思議な島の形が魅力的なディグラ島。
バイクに乗って島全体を案内してもらいました。

美しいヤシの木のプランテーションで覆われている

中心地からバイクで15分程で辿り着く島の先端には、ディグラ島が誇る、真っ白な砂浜が続く美しいサンドバンクがあります。

時期や潮の満ち引きによって、長さが変わるサンドバンク。
遮るものが何もなく、ただただ白い砂浜とターコイズブルーの透き通る海が目の前に広がります。

道が長く続くディグラの景色

港では、首都マレへと出かけるローカルで賑わっていた

ディグラ島での滞在

Whale shark beach

気さくなドイツ人女性オーナーが経営しているゲストハウス。
アットホームなスタッフが出迎えてくれます。

ホテルから歩いてすぐの場所に、水着で遊べるビキニビーチもあるので、シュノーケルなどを身近に楽しめるアクセスの良さもポイント。

モルディブの島々の中でもディグラ島は、一年中ジンベイザメと泳ぐことができる唯一の島としてもよく知られています。
島の静かなエリアにあるので、ゆっくり過ごしたい方にもおすすめなゲストハウスです。

かわいくテーブルセットされた、朝日が差し込む気持ちのいい空間での朝食。ローカルに愛されている朝食、マスフニとロシも楽しむことができます。

Access

アウトリガー・モルディブ・マーフシヴァル・リゾート

南アリ環礁に位置し、マレ国際空港より水上飛行機を利用して約25分でリゾート島へ到着します。
滞在エリアや時期によって、水上飛行機の料金は異なるため事前に確認してください。

ディグラ島

同じく南アリ環礁に位置し、マレ国際空港よりスピードボートを利用して約2時間ほどでディグラ島へ到着します。

1日に2便のスピードボートが運行しており、一人当たり片道65USDが相場。
 土~木 11:00発と16:30発
 金 10:00発と16:30発

ディグラ島に空港はないので、水上飛行機や国内線を利用する場合は、空港がある近隣の島から、スピードボートに乗船してのアクセスとなります。
モルディブの環礁や海の美しさを空から眺めることができる水上飛行機。一生に一度は乗ってみたいものですよね。
予算や目的に応じて滞在先のホテルやリゾートへ相談して選んでみてください。

フルマーレに戻って最後のひととき

フルマーレという、空港と隣接している埋め立て島へ遊びに行き知人と会って過ごしました。
南の島とは思えないような、高いビルが並ぶコンクリートジャングルなフルマーレですが、前に来た時よりも更に都会化していてびっくり。

知人の家でいただいたローカルフード。カツオのグリルが絶品

首都マレからフルマーレに向かうバスからの景色

最後は美しいサンセットを見ることができ、モルディブ旅をしめくくりました。
離れると恋しくなる、戻りたくなる場所。

南の島でただリラックスする贅沢な時間

いかがでしたか?今回は2回にわたってモルディブの滞在レポートをお届けしました。いろいろな国の海を訪れましたが、いつ来ても海の綺麗さに驚かされます。LCCなどを乗り継げば、比較的リーズナブルに旅費を抑えることができます。みなさんも自分へのご褒美や大切な人との時間に、南の島でただリラックスするのを楽しんでみてはいかがでしょう?

映像クリエイター AOIの“再び訪れたくなるデスティネーション”

プロローグ
Vol.1 モルディブ編
Vol.2 モルディブ 南アリ環礁編
Vol.3 インド編
Vol.4 ドバイ/トランジット編
Vol.5 オーストラリア編

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