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プロフィール
AOI
映像クリエイター/コンテンツクリエイター 東京、高知、オーストラリアをはじめとする海外。多拠点生活を送りながら、日常に潜む美しさを独自の視点で切り取り、写真、映像、デザインを通して表現するコンテンツクリエイター。近年は国内外でのワークショップなどを通じて、写真やアートの楽しさを共有しながら活動の幅を広げている。
写真を撮ること、旅をすること
自然と触れ合う時間は、心の忙しさをリセットしてくれる。風の音や波のリズムが自分の中に流れる時間もゆっくりとテンポを整えてくれる。
ただその場にいるだけで癒される自然の場所というのは、人が本来のいるべき場所なのかもしれない。
日常の瞬間を16:9の画角に収めて、インスタグラムのストーリーズに投稿するのが私の日課。
誰かに素敵な景色をシェアしたい気持ちはあるけど、ほとんどが自分のために、自分の見てきた世界をコレクションしている感じ。
インスタグラムのリールもポストも更新するのは苦手な方だけど、見たい人がそっと覗きに来てくれるという感じは気に入っている。
そんな自分が見てきた世界観を作っていくことが今はとても幸せで、それを好きと言ってくれる人がいてくれるから、嬉しい。見てきたものは間違っていなかったんだと感じられる。
どんな場所にいても自分らしく、自分のお気に入りを見つけて身の回りを好きでいっぱいに居心地よくできるのが理想で、それは普段からくつろぎ上手な猫と暮らしてきたことや、いろんな場所へ旅することで培われたかもしれない。
過ぎていく一瞬の景色も、写真や映像に残るとずっと手元にとっておけるから、私は撮ることを今もこれからも続けていくのかな。
見ている、感じ取る目の前に広がる世界は、人それぞれ。
オリジナルの視点を持って自由に表現することができる、カメラで撮ることの素晴らしさ。正解も間違いもない。
私は、東京という忙しい街で過ごすことも多いので、それとの比較で自然の場所で過ごす時間との違いをとても感じる、この広い海と、空が自分にゆとりを与えてくれる。
レンズを通して気づける世界が、まだまだたくさんあるよね。
都会の中にいては、つい見逃してしまいそうな、自然の瞬間を眺めていくのが好きだ。
世界観が素敵だねと言ってもらえるようになって
よく、世界観が素敵と言ってもらえることがとても多い。 センスがいいね、とかそういう言葉じゃなくてみんな口を揃えて「世界観」という言葉で伝えてくれるのです。外見を褒めてもらうことよりも、私にとっての何よりもモチベーションにつながる嬉しい言葉に。
自分が見てきた世界を写真や映像という形でシェアできる時代に生きていることは、なんだかラッキーだったかもしれない。
世界観は、自分の経験や出会った場所に影響されて変化していくもの。例えば、ブロンドヘアにブルーのカラーコンタクトをつけ、ビビッドピンクに惹かれて海外のスーパーでテンションがあがっていた時期があれば、中東の砂漠に心を奪われ、ベージュやニュートラルなカラーが好きだった時期もあり、さらに、高知の川や自然にインスパイアされてアースカラーに魅了されることもあったり。私の趣味嗜好は七変化してきた自分が見たもの、いた場所の記憶は、写真や映像の色彩にもしっかりと現れるからこそ面白いと思う。これまでの景色や体験が時間をかけて「ワタシ色」になり、それが他の人の心を動かす形になっているのだと思うと、とても感慨深い。
そして何より、それらの変化やインスピレーションの源は旅。旅が私の世界観を育て、深めてくれる大切な存在なのだと思えます。
映像クリエイター AOIの“再び訪れたくなるデスティネーション”
Vol.1 モルディブ編
Vol.1は南の島モルディブのローカルアイランド「ティナドゥ」。青く輝く海や自然、素朴な島での過ごし方をお届けします。
Vol.2 モルディブ 南アリ環礁編
Vol.2の旅先は「南の楽園」と称されるモルディブ 南アリ環礁。その一角に位置する「アウトリガー・モルディブ・マーフシヴァル・リゾート」での過ごし方をお届けします。
Vol.3 インド編
Vol.3はVol.3は西洋の文化が入り混じる港町、インド南部と、ケララ州の都市「コーチ」をお楽しみください。
Vol.4 ドバイ/トランジット編
Vol.4はインドからオーストラリアへのトランジットで立ち寄った「ドバイ」をお楽しみください。
Vol.5 オーストラリア編
Vol.5は今回の旅の終着地、オーストラリア。ワイルドな景色や動植物の姿をお届けします。