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プロフィール
6151
フォトグラファー 東京都出身。インスタグラムをきっかけにフリーランスに転身。国内外で風景からブツ撮りまで幅広く撮影。雑誌やウェブで旅にまつわる執筆をする傍ら、全国でフォトワークショップを開催するなど、写真の楽しさを伝える活動にも取り組む。著書に『日々を美しく記録するフォトレッスン』がある。雑誌『GENIC』vol.60 2021年10月号ではカバー写真を担当。
「思い出の手触り」でもう一度、あの日を感じる
ずっと行ってみたかった場所に行く。ずっとやってみたかったことをやる。ずっと会いたかった人に会う。
私たちの日々には、そんな願いや希望が叶う瞬間がいくつもあります。
その体験を、きちんと記憶に留めておきたい。そのときの空気感、そのときの想い、そのときの匂いを、しっかりと封じ込めておきたい──。そんな想いで撮った大切な写真たちが、カメラロールに埋もれていませんか?
“触れたい写真”とは、もう一度あの日を感じたい写真のこと。「思い出の手触り」は、写真を手に取った瞬間に、あの日の温度までも静かに呼び戻してくれる、魔法のような感触です。
PrintRushは、SDカードやスマートフォンなどから※、撮影した写真を簡単にその場で、高速・高画質でプリントできるセルフ型のフォトプリントサービスです。今回6151さんは、このPrintRushを使って、自身の写真をプリントし、思い出の手触りを確かめました。
「私にとって写真は、呼吸のようなもの」
「父の影響で幼い頃から写真に触れる機会が多く、写真を眺めることの楽しみ方を、自然と感じながら育ちました。感動した日、お祝いの日、空が綺麗だった日。たとえ記念日じゃなくても、シャッターを切った一枚一枚が、今では全て愛おしく、生きた証として写真に残っています」。
「普段、他者が何を見ているか、その視点を知ることはできませんが、写真では同じものを見ることが叶う。写真から感情が見た人に届くこともきっとある。写真に残すことは、私にとって生きた証であり、愛の1つだと思うから、撮り続けるのかもしれません。
私にとって写真は、呼吸のようなものなんです」。
6151さんがプリントして“触れたい写真”とは
「今回、旅先の記録の中から、2〜3月の真冬に旅をした『冬旅の記録』写真を選びました。旅の写真をプリントすると、モニターで見ているときよりもっと、旅をもう一度した気分になります。それはなぜか?モニター上ではただ『眺める』だけで五感のうちの1つしか使っていませんが、紙で見ることで“視覚”“触覚”の2つを使うからだと思います。そうすると、聴覚と嗅覚も呼び覚まされ、音や香りまで感じてくる気がするんです。だからより、そのときの旅のリアルな空気感に包まれます。
だから私にとっての“触れたい写真”は、音や香りまで思い出したい場面の写真、と言えるかもしれません。そして私は冬の香りが好きなのです!それで冬の旅写真を今回は自然と選んでいました。
写真に写っているものはもちろん、フレームの外側で起こった出来事も含めて、私にとっては思い出深いものとして記憶に残っている写真ばかりです」。
「例えば、真冬のリトアニアで撮影した、列車のクローズアップ。長年憧れ続けた、シャウレイの十字架の丘へ向かう道中で乗った列車で、シャウレイ駅に到着後、降車してすぐに撮影しました。
真っ暗な車窓から見える景色が、日の出とともに少しずつ吹雪と雪景色に変わっていったこと。ヨーロッパらしさを感じるコンパートメントの座席には、現地民らしき人々が座り、ある人は本を読み、ある人はイヤホンを着け、ある人は瞼を閉じ気怠げに過ごしていた時間が流れていたこと。そんな中、列車の走る音だけが、目的地まで続いていた──。この一枚に“触れる”と、そんな旅路の一幕を思い出します。
駅に降り立ち吸い込んだ空気の冷たさと吐く息の白さ、冬のツンとした匂い、乾いた雪を踏みしめる音、防寒着で動きにくい体、極寒に凍てつくカメラ。目的地の写真でも、特別映える景色でもありません。それでも、この写真に触れていると、記憶のスイッチが押され、あのとき聞いた音も、感じた匂いもよみがえります」。
「プリントすることは宝箱を開くこと」
「普段から写真を手に取り、眺めることが好きです。昔に比べるとその機会は減りましたが、今でもフィルムで撮影した写真は必ずプリントして残していますし、デジタルで撮った写真、特に旅の写真はプリントすることがあります。
私は珈琲がとても好きで、ゆっくり過ごしたいときには、自宅で豆を挽き、香りを楽しみながら淹れています。その時間は、自分にとって豊かで贅沢なひとときです。旅に出て、写真を撮り、気に入った写真を選び、プリントして飾ることもまた同じように、私にとって、心の豊かさに繋がることだと感じます。
写真をプリントして手に取ることは、宝箱を開くことと似ているかもしれません。旅の記憶という宝物がわーっと溢れ出てくるからです」。
旅の思い出のアイテムと一緒にコラージュ
「今回は、それぞれの旅先に纏わる思い出のアイテムと一緒にコラージュして額装してみました。
建築美を感じる螺旋階段は、ラトビアの首都・リガに残る、歴史あるユーゲントシュティール博物館で見上げた景色です。現地のアンティークショップでみつけたロシアの古い紙幣や、現地のカフェで飲んだリキュールのボトルのラベル、フライトチケットなどを旅の思い出として一緒にコラージュしています」。
「今回選んだ写真は、人物無しが多かったので、人物が写った写真だけ大きくプリントしました。なんとなく人物が写っている写真は、自分の中では特別だと考えているからかもしれません。ここで過ごした証でもありますから」。
写真を、かたちにするまで
PrintRushの使い方はとても簡単。まずは、プリントしたい写真データが入ったSDカードやUSBメモリ、スマートフォンを持って、近くのPrintRush設置店へ。
あとは、機械の画面案内に添ってタッチするだけで、すぐに綺麗な写真プリントが出来上がります。
「写真データを入れたSDカードを持参しました。SDカードはPrintRushの差し込み口に入れます。操作は簡単で、画面の指示に従い、希望の設定をタッチするだけ。今回は、Lサイズと2Lサイズをつや消し印刷で出力。あっという間にプリントできました。
あっという間に綺麗な写真がプリントできたので、ウキウキしながら家に帰りました」。
「写真に触れて、記憶の旅を重ねる」
「写真に触れながら記憶を辿ることで、当時の出来事や撮影したときの音や香り、感情までが自然とよみがえってきて、もう一度旅をした気持ちになれました。写真をプリントすると、“記憶の旅”に出かけられる。きっとこれからも眺めるたびに思い返し、懐かしさが少しずつ積み重なっていくのだと思います。
目に映ることで癒やしになったり、モチベーションになったり、懐かしく温かな気持ちになれたり。また、誰かと一緒に眺めることで写真に新たな思い出の層が重なることもプリントの良さだと感じています」。
CP+で、あなたの“触れたい写真”がプリントできる
CP+2026の会場には、カメラを通した表現の魅力をあらためて感じられる展示や企画が並びます。
DNPブース(小間番号:14)では、高品質な写真を手軽にプリントできる昇華型フォトプリンターを活用した、多彩な写真プリント作品を展示。他にも、フォトグラファーやアンバサダーとのコラボレーション展示、来場者参加型の企画など、「写真プリントの美しさ・楽しさ・新たな使い方」に出会える内容となっています。
PrintRushで無料プリントできる
ブース内には、PrintRushの体験コーナーも登場。簡単な操作で、仕上がりの美しいプリントを、実際に無料で体験※することができます。
また、フォトグラファーの6151さんが撮影した本記事掲載の写真のプリント展示も実施。
※本体験はスマートフォンからの出力はできません。SDHCカード、マイクロSDHCカードなどのメディアをご持参ください。
※本体験は各日体験人数の制限がございます。ご希望者が多い場合には整理券を配布する場合もございますので、予めご了承ください。
出展概要
<開催日時>
2026年2月26日(木)〜3月1日(日)
10:00〜18:00 ※3月1日(日)のみ17:00まで
<会場>
パシフィコ横浜(DNPブース:小間番号14)
全国の写真店・家電量販店・スーパーなどでプリントできる
PrintRushは、カメラのキタムラをはじめとする写真店や商業施設などに設置されています。設置先は公式サイトより検索が可能です。
※PrintRush(ロゴマーク)は、DNP大日本印刷の登録商標です