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自身が愛する風景を「OM SYSTEM OM-3」で撮り下ろしたフォトグラファー6名をご紹介
pono087
pono087
会社員/週末フォトグラファー 趣味の登山風景を残したいとの思いから一眼レフカメラを手にしたことをきっかけに、写真にもハマっていく。2020年、2021年には、山仲間と共にグループ展を開催。2024年に都市部から自然豊かな土地へと移り住み、より自然を身近に感じるなかで家族や暮らしの写真も残すようになる。カメラ歴は9年。
「夫と息子のかわいらしいやりとりを収めたくて咄嗟に撮影。構図などあれこれ考えて撮りたいシーンを取りこぼしてしまうのはもったいない。そういうときは、まずはとにかくシャッターを切ることが一番大切です。このときも回りの景色が微妙かなとよぎりはしましたが、とにかくシャッターを切りました。改めて見ると、地面に印象的な木の影が落ちていていいアクセントに。多すぎるかなと感じた背景の木々も、写真のなかでは気になりませんでした。“いい写真”を求めるのではなく、まず“残す”、ことが大切さだと改めて思いました」。
吉田あきひろ
吉田あきひろ
アーティスト 「暮らしと遊び心」をテーマに、ストリートフォトやテーブルフォトを撮影。写真の楽しさを追求するオフラインのフォトコミュニティ『僕らの写真展』を立ち上げ、地元福井県で写真展やフォトウォーク、写真フェスなどを開催している。
「中央の道が奥に向かって伸びる構図にすることで、写真に奥行きをもたせました。両側の木々の枝が額縁のような役割を果たすよう、少し屈んだ目線から撮影しています。カラープロファイルコントロールのトーンカーブ調整を活用し、青の彩度を少し上げるとともに、ハイライトをマイナス方向に設定しました。現場で思い描いた印象そのままに色が決まるのは、撮影者として非常に気持ちよく、表現の一貫性にもつながっていきます。道の奥行きと自然に包まれるような感覚をダイナミックに収めるためにレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROで、広角側12mmを使っています。ズームながら高解像で作品の細部描写にも満足しています」。
kamosan
kamosan
写真家/会社員 2018年頃に趣味として写真をはじめ、徐々に写真を仕事にしたいと思うように。現在はブライダルを中心にカメラマンとして活動しながら、生活の一部を写真に記録し続けている。
「この写真のポイントは、なんと言ってもツバメの位置です。決め打ちではなく、何枚も撮影をし、その中から一番いい位置に来てくれた1枚を選びました。前述の通り露出をこまめに合わせる必要があったのですが、軍艦部のダイヤルを使って調整を繰り返しました。OM-3そのもののシンプルなデザインがあっての操作感だと思うので、素晴らしいなと感じました。レンズは、ツバメの動きに合わせるためにズームレンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROを選びました。ボディーの軽さに加えて、このレンズも小さくて軽いです。機材の重さや負担を感じないことは、撮影においてとても大切。撮ることに集中でき、とても助かりました」。
yui.
yui.
管理栄養士/フォトグラファー 1998年生まれ、愛知県出身。高校2年生のときに写真にハマり、カメラを購入。高校時代はおもに空や友達を撮影し、大学生になると旅先の景色を写真に残すことに注力するように。現在は海など“青色”の写真を中心に撮影し、「愛しい日々と青」をSNSに投稿している。
「太陽が完全に落ちてからではなく、隠れそうなくらいのタイミングで、かつ風が止んで水面に景色が映る瞬間を狙って撮影しています。カラープロファイルコントロール機能でやや青を強くしています。その際、自分が好きな青色に近づけていきつつも、この日はオレンジ〜黄色の空模様だったので、それらの色を消してしまわないよう気をつけながら、同時に肉眼で見る色を損なわないように注意しました。空の色はその日によって変わるものなので、その一期一会を大切にしています。レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO。夢中で撮っていたのですが、レンズを変えなくても画角を調整できるのは大変助かりました。写したくない余計なものはなるべく入らないよう、調整しながら撮影しました」。
中村イチ Ichi Nakamura
中村イチ Ichi Nakamura
Nowhere Director/Photographer 1985年、兵庫県生まれ。独学で写真を学び2004年に写真家としてのキャリアをスタート。写真を主とした制作プロダクション「Nowhere」代表。
「陰影感を表現するため、撮影の時間帯を夕方にこだわりました。沈んでいく太陽に合わせて移動もしつつ、馬のエッジに光が当たる角度を探りながら立ち位置を決めています。また、奥の山々が主張しすぎない高さでカメラを構えています。移動しながらの撮影となるので、機動性の高さでレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROを選びました。絞って撮影していたのものありますが、とてもシャープな写りをしています」。
Daishi Okamoto
Daishi Okamoto
風景写真家 1993年4月生まれ。東京を拠点に週末を中心に風景写真を撮影しているフォトグラファー。2016年12月から本格的にカメラを趣味としてスタートし、自分の視点を大切に自然の姿を撮影している。2021年に銀座で開催した自身初となる個展の他、さまざまな写真展に参加し作品発表を続けている。
「天空にある花園を黄金の霧光が包み込むかのような、現実世界とはまったく異なる空間を表現することを意識しました。奥に広がる雲海を取り込むことで、天空の雰囲気を演出しました。また、そのイメージをより強く表現するため、撮影時にカメラ内でトーンカーブを調整し、明暗差のバランスを微調整してから撮影しています。レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROをセレクト。構図の微妙な調整もズームなら即対応でき、一瞬一瞬が大事な場面でも狙った構図でしっかりと収めることができます」。
写真展「OM SYSTEM OM-3で叶えるランドスケープ from GENIC」情報
開催日時
2025年10月30日(木)~11月10日(月) 10:00〜18:00
休館日:火曜、水曜
※最終日 15:00まで
入場料
無料
会場
OM SYSTEM GALLERY II
- 〒160-0023 東京都新宿区西新宿 1-24-1 エステック情報ビル B1F
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
JR山手線、京王線、東京メトロ丸の内線「新宿駅」西口から徒歩で5分
都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」から徒歩で4分