目次
- プロフィール
- 写真表現を深め、新しい視点や気づきを得るきっかけになるZ6IIIのフレキシブルカラーピクチャーコントロール
- 機能が充実したZ6IIIならどんなシーンでも満足のいく撮影ができる
- エモーショナルで優しい表現ができるNIKKOR Z 35mm f/1.4
- Z6IIIとZ8を使い分ければ、あらゆるシーンの最高の瞬間を切り取れる
- Hiroki.Nose出演「Flexible Color Picture Controlスペシャルコンテンツ」
- 性能が大幅アップした、ミドルクラス最強の1台「Z6III」
- 多彩な表現を気軽に楽しめる、明るい開放F値1.4の広角単焦点レンズ
- Flexible Color Picture Control スペシャルコンテンツ
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プロフィール

Hiroki.Nose
フォトグラファー・写真家 1991年生まれ、神奈川県出身。2015年頃から趣味として写真活動を始める。2年後には「牛代のみずめ桜」「小國神社の秋」「妻籠宿の囲炉裏」など、印象的な作品を撮影し、多くの人に評価されるように。その後、独学で撮影技術や編集スキルを磨き、2019年にフリーランスフォトグラファーとして本格的に活動をスタート。
写真表現を深め、新しい視点や気づきを得るきっかけになるZ6IIIのフレキシブルカラーピクチャーコントロール

フレキシブルカラーピクチャーコントロールを使うと、撮影段階から完成イメージを具体化できます。そのことは、私に大きな影響を与えてくれました。撮影時に自分が表現したい世界観や空気感を明確に意識しながらシャッターを切ることができ、感覚的に撮るだけでなく、写真に込める意図がより鮮明になります。オリジナルレシピの作成とそれを使っての撮影は、私の写真表現を深めるだけでなく、写真を通じて新しい視点や気づきを得るきっかけにもなりました。

オリジナルのイメージングレシピづくりは、楽しくて学びもある体験です。写真を撮る中で、「こういう雰囲気が出せたらいいな」と感じる瞬間は今までに何度もありましたが、それをオリジナルレシピで具体的に形にすることで、自分の撮りたい世界観を一層クリアに表現できるようになりました。色味やコントラスト、シャドーの調整ひとつひとつが写真全体の印象にどう影響するかをじっくり試しながら、自分のイメージに近づけるプロセスを楽しみました。単に撮影するだけでは気づかないような細かなポイントにも目を向けるきっかけになり、写真に対する考え方をさらに深めてくれる経験になります。
今回作ったオリジナルレシピ「Velvet Fade」は、写真を撮る中で、柔らかく穏やかな空気感を表現したいという思いから生まれました。シャドーを持ち上げる調整をし、全体的にフェード感のある優しいトーンに仕上げています。光と影のコントラストを強くしすぎないことで、落ち着きと懐かしさを感じさせる効果が写真に出ることを狙いました。また、カラーの彩度を抑えすぎず、自然な色合いを維持し、シーンの鮮度や生命感を損なわず、柔らかさと明瞭さのバランスを取ることを意識しました。

木漏れ日の中の風景や冬の雪景色、ペットや食事などの日常の中でほっとする瞬間を「Velvet Fade」で切り取ると、心地よい静けさや柔らかさ、そしてどこか懐かしい感情を表現できます。

イメージングレシピで撮影すると、撮影の段階で仕上がりのイメージを具体的に持ちながら撮れるので、表現の幅が広がるのを感じました。特に「Velvet Fade」のように柔らかく穏やかな雰囲気を作り出すレシピでは、撮影時から「このトーンで仕上げるんだ」という意識を持つことで、構図や光の選び方もより洗練されると感じました。自分の感性や個性をダイレクトに反映させた写真が撮れるようになるのが、オリジナルレシピを作る一番の魅力だと思います。
機能が充実したZ6IIIならどんなシーンでも満足のいく撮影ができる

Z6IIIを使って良いと感じたのは、まず動く被写体への追従性が高く、人物や動物の目をしっかり捉えるAF性能の向上。暗所でもAFがしっかり作動し、連写中も被写体を見失うことなく対応してくれました。また、高速連写が可能で、決定的瞬間を逃さないのも良かったです。スポーツや動きの速いシーン、自然撮影など幅広いシーンで役立ちます。

また、Z6IIIの軽くてコンパクトなボディーは持ち運びやすいので、どこにでも気軽に持ち出せるのが魅力。長時間撮影でも負担が少なかったです。バリアングル式画像モニターは直感的に操作でき、ローアングル、ハイアングルなど撮影の幅が広がりました。明るくクリアなEVFで被写体の細部や構図をしっかり確認できるので、ファインダーを覗くのも楽しい。これらの機能のおかげで、撮影に集中でき、どんなシーンでも満足のいく結果を得られました。
エモーショナルで優しい表現ができるNIKKOR Z 35mm f/1.4

NIKKOR Z 35mm f/1.4レンズを使って、まず一番気に入ったのは片手でサッと撮れる軽さです。軽量なので、撮りたいと思った瞬間にパッと反応でき、ストレスなく撮影を楽しめました。

また、NIKKOR Z 35mm f/1.4の描写には独特の柔らかさがあり、ふわっとした雰囲気を出せるところが特にお気に入り。ZマウントレンズのSラインシリーズが生み出すシャープでパキッとした描写も素晴らしいですが、それとはまた違った、よりエモーショナルで優しい表現ができるところに、NIKKOR Z 35mm f/1.4の個性を感じました。光の捉え方やボケ感がどこかフィルムライクで、ノスタルジックな雰囲気を写真に加えてくれるため、日常のスナップや風景、人物撮影でも感情豊かな一枚が撮れます。

猫や犬の撮影では、NIKKOR Z 35mm f/1.4の柔らかなボケ感と繊細な描写のおかげで、毛並みの質感や優しい表情が印象的に表現できました。Z6IIIの優れた操作性と描写力、「Velvet Fade」の柔らかいトーン、そしてNIKKOR Z 35mm f/1.4の自然な画角と柔らかいボケ感が見事に組み合わさり、日常をただの記録写真にするのではなく、感情を込めた一枚に仕上げることができたと感じています。
Z6IIIとZ8を使い分ければ、あらゆるシーンの最高の瞬間を切り取れる

愛用しているZ8とZ6IIIは、それぞれ異なる良さがあります。圧倒的な性能と多機能性が魅力で動きの速いシーンやタフな環境での撮影を安心して任せられるZ8が「プロフェッショナルなシーンに最高のクオリティを発揮できるカメラ」だとすれば、どこにでも気軽に持ち運べる軽さと高い操作性で、クオリティの高い写真を気軽に撮影できるZ6IIIは「日常やスナップを特別な一枚に変えてくれるカメラ」。それぞれの個性を生かして使い分けることで、あらゆるシーンで最高の撮影、そして、より充実した撮影体験を楽しむことができると思います。
Hiroki.Nose出演「Flexible Color Picture Controlスペシャルコンテンツ」

Nikonの無料編集ソフト「NX Studio」を使って、自分の好きな色味のレシピを作り、カメラに登録できる「フレキシブルカラーピクチャーコントロール」機能にフィーチャーした「Flexible Color Picture Control スペシャルコンテンツ」。
Hiroki.Noseのオリジナルレシピ「Moisture Green」で撮り下ろした作品とともに、インタビューが楽しめます。
Hiroki.Noseのレシピ「Moisture Green」は、以下のリンクよりダウンロードが可能です。
性能が大幅アップした、ミドルクラス最強の1台「Z6III」

フラッグシップ機に迫る性能を持つZ6IIIは、世界初※部分積層型CMOSセンサー、9種類の被写体検出や、幅広い撮影シーンで活躍する高度なAF性能、高解像・高輝度・広色域EVFを小型ボディーにギュッと凝縮して搭載。写真や動画の色味を変えて、クリエイティブな画づくりができ、自分だけの新しいカラーを手に入れることができる「フレキシブルカラーピクチャーコントロール」にも対応しています。世界初の撮像素子とミラーレス史上最も明るいEVFで、静止画撮影はもちろん、動画撮影でも今までにない新しい撮影体験が得られる1台です。
※2024年6月17日現在、フルサイズ/ FXフォーマットのミラーレスカメラにおいて、ニコン調べ。
多彩な表現を気軽に楽しめる、明るい開放F値1.4の広角単焦点レンズ

幅広いシーンで大きく柔らかなボケ味と自然な立体感を生かした撮影が楽しめるレンズ、NIKKOR Z 35mm f/1.4。また、浅い被写界深度でもピント面の高い解像感を実現してくれます。最短撮影距離は0.27mで被写体にぐっと寄った近接撮影も可能。コストパフォーマンスに優れた開放F値1.4のレンズとして、明るい単焦点レンズに挑戦したい人や、表現の幅を広げる高性能なレンズを追加したい人に最適です。
Flexible Color Picture Control スペシャルコンテンツ

Nikonの無料編集ソフト「NX Studio」で自分の好きな色味レシピを作ってカメラに登録できる「フレキシブルカラーピクチャーコントロール」機能にフィーチャーした「Flexible Color Picture Control スペシャルコンテンツ」。
独自の画づくりで人気のクリエイターが作成したレシピや撮り下ろした作品、インタビューが楽しめます。