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魅力“どまんなか”ないばらき県央エリア 〜心も体も大満足な5つのスポットを巡る旅〜

いばらきの“どまんなか”。県庁所在地の水戸市を中心に、海や庭園など多彩な観光名所が集まるいばらき県央エリア。首都圏からも近く、短時間でその魅力を存分に体感できる旅先として、注目を集めています。今回は、フォトグラファーのしふぉんさんが、県央エリアの魅力を体感できる5つのスポットを巡る旅へ。本記事で紹介する人気の観光名所や体験を、スイスイと楽しめる周遊ツアーも販売されているので、本記事の最後を要チェックです!

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目次

プロフィール

しふぉん

東京を拠点とするフリーランスフォトグラファー。構図や色にこだわりを持ち、“誰が見ても気持ちのいい写真”を一貫したテーマとする。広告や観光PRほか、雑誌やwebサイトへの寄稿など幅広く活動。2021年、初の写真集『白日夢』を上梓。

海も山もグルメも!見どころ盛りだくさんないばらき県央エリア

県南や県北など、5つのエリアに大きく分けられる茨城県で、今回訪れたのは真ん中にある県央エリア。水戸市、笠間市、ひたちなか市、那珂市、小美玉市、茨城町、大洗町、城里町、東海村を含むこの地域は、海や山だけでなく街並みの中にも自然が点在しているのが特徴。また農業や漁業が盛んで、地の食材にも恵まれており、観光だけでなくグルメも思いっきり楽しめる盛りだくさんなエリアです。

「観て」「食べて」「体験する」5つの人気観光スポットで、茨城の魅力を体感!

梅をはじめ、四季折々の草花が楽しめる「偕楽園」

水戸藩第9代藩主、徳川斉昭公によって江戸時代に造られた日本三名園のひとつ「偕楽園」。水戸を代表する観光名所であり、広大な敷地には梅林をはじめ全国から取り寄せた様々な草木が植えられ、訪れた人の目を楽しませています。また、園内には斉昭公が別邸として偕楽園内に建てた「好文亭」や、湧き水を利用した「吐玉泉」など、植物以外にも見どころはいっぱい!

「偕楽園」といえば梅林、と思う人もいるほど、日本有数の梅園として知られるスポット。園内にはおよそ100品種、3000本の梅が植えられており、毎年2月中旬から3月下旬まで「水戸の梅まつり」が行われています。「偕楽園」の半分近くを占める梅林はゆっくりと散策することができ、2〜3月の開花シーズンには梅の花や香りを楽しむ人で大賑わいに。

また、梅だけでなく春のつつじや秋の萩、冬の椿など様々な草花を愛でることができるのも、この庭園の魅力。特に立派な竹林は一見の価値あり!青く生い茂る葉や美しい木漏れ日など、1年を通して楽しむことができ、心地よい場所として多くの人を魅了しています。

偕楽園 基本データ

<住所>〒310-0033 茨城県水戸市常磐町1丁目3−3
<TEL>029-244-5454
<営業時間>
2月中旬~9月30日 / 6:00~19:00
10月1日~2月中旬 / 7:00~18:00
<定休日>常時開放
※イベント開催時は変更になる場合があります。
<駐車場>あり

行き方・アクセス

<車>
常磐自動車道「水戸IC」から約20分
北関東自動車道「茨城 東IC / 水戸 南IC」から約20分
<バス>
「水戸駅」から関東鉄道バス「偕楽園 千波湖」下車、徒歩で約5分~10分
「水戸駅」から茨城交通バス「歴史館偕楽園入口/好文亭表門入口」下車、徒歩で約5~8分
「水戸駅」から茨城交通バス「偕楽園東門・常磐神社北参道/偕楽園・常磐神社前」下車、徒歩で約3分

茨城の旬の食材を「ときわ邸 M-GARDEN」の和モダンフレンチでいただく

「偕楽園」から徒歩数分のところにあるレストラン「ときわ邸 M-GARDEN」。広々とした店内は、大きな窓から千波湖を一望することができ、開放的な雰囲気が魅力です。オープンキッチンから提供されるのは、季節や気候に合わせて調理された、茨城の美味しい食材による和モダンフレンチ。

前菜5種盛りとメイン、選べるデザート、ドリンク付きのランチコースは、農家直送の新鮮な野菜に加え、メインでは茨城産の常磐牛や那珂湊直送の地魚など、地元食材を贅沢に取り入れており、美しい盛り付けで目でも口でも楽しめると人気です。

こちらはメインの一品、“つくば鶏のもも肉のロースト”。柔らかな鶏肉と風味豊かなポルチーニのクリームソースが、相性抜群です。

ときわ邸 M-GARDEN 基本データ

<住所>〒310-0033 茨城県水戸市常磐町1丁目2−45
<TEL>029-350-3680
<営業時間>
※月によって変更があります。詳細はWEBサイトの営業スケジュールやSNSをご確認ください
<駐車場>なし

行き方・アクセス

<車>常磐自動車道「水戸IC」から約15分
<バス>
「水戸駅」から関東鉄道バス「常磐神社入口 神崎寺前」下車、徒歩で約5分
「水戸駅」から茨城交通バス「偕楽園・常磐神社前」下車、徒歩で約1分

「藤戸いちご園」の採れたていちごを存分に味わう!

様々なフルーツの名産地である茨城県には、自分で収穫した採れたてをその場で食べられる、いちご狩り農園も充実。東海駅から車で5分ほどの距離にある「藤戸いちご園」もそのひとつで、ハウス内でのいちご狩りが楽しめます。

いちご狩りができるのは、2月中旬~5月下旬くらいまで。時期によっていちごの品種は変わりますが、“とちおとめ”や“いばらキッス”など、いちご本来の甘さが味わえるものばかりです。今回発売されるツアーでは、30分間食べ放題のプランが体験できます。

いちご狩りの際に使用するヘタ入れが手作りだったり、スタッフの方が丁寧に案内してくれたりと、アットホームで温かみのある雰囲気も「藤戸いちご園」の魅力です。

農園には直売所も併設されており、お土産には鮮度を保ちやすい、つる付き完熟いちごや、桃に似た香りが特徴の“桃薫“などが人気です。

藤戸いちご園 基本データ

<住所>〒319-1112 茨城県那珂郡東海村村松870-2
<TEL>090-8057-0593
<営業時間>10:00~
<駐車場>あり

行き方・アクセス

<車>常磐自動車道「東海スマートIC」から約10分。または、「日立南太田IC」から約15分
<電車>JR 常磐線 東海駅 東口下車からタクシーで5分

太平洋に面した「アクアワールド茨城県大洗水族館」で、世界の海の生物に出会う

目の前には鹿島灘の海、そして横には那珂川という絶好のロケーションを誇る「アクアワールド茨城県大洗水族館」。約580種6万8000点もの世界中の海の生物と出会える、日本トップクラスの規模が自慢です。迷子になりそうなほど広い7階建の建物は、館内だけではなくテラスや屋外エリアなど、様々な場所から海の景色も楽しめます。

特に水族館のシンボルマークにもなっているサメは、約60種類と日本一の飼育種類数!サメのエリアに向かうエスカレーターは、まるで水槽の中を進むような構造になっており、サメと一緒に泳いでいるような感覚に。また、エスカレーターを降りたところにある丸い窓を覗くと、目の前をサメが横切り、大型のサメの迫力を間近で感じることができます。

ほかにも、茨城沖合の海を再現したという出会いの海の大水槽や、様々な方向から観察できるペンギンエリアなど、時間を忘れて見入ってしまう空間があちこちに。海の生き物による多彩なショーや、食事タイムを見学できるイベントなども充実しているので、1日中いても飽きません。記事の最後に紹介するツアーには、バックヤードに入れるプランや、夜間の特別鑑賞が体験できるプランもあるので、お見逃しなく。

アクアワールド茨城県大洗水族館 基本データ

<住所>〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3
<TEL>029-267-5151
<営業時間>9:00~17:00 (最終入館16:00)
11月18日(月)~2月28日(金)の主な平日は、冬季営業時間 9:00~16:00(最終入場15:00)
※営業時間は季節や事情により変更となる場合があります
<駐車場>あり

行き方・アクセス

<車>北関東自動車道「水戸大洗IC」から約15分
<バス>「大洗駅」から海遊号(循環バス)アクアワールド・大洗ルート約15分
「大洗駅」から茨城交通バス茨大前営業所ゆき約6~7分

和モダンなカフェ「菓匠にいつま hanare」で和菓子作りを体験

水戸市郊外にある老舗和菓子店「菓匠にいつま」のカフェ「hanare」。和とモダンが融合したインテリアの店内には、和菓子が並ぶカウンターやテーブル席、テラス席のほか、奥には畳のスペースもあり、子供連れでも安心してゆったりと過ごすことができます。

店内では、上品な甘さの美しい上生菓子や週替わりの練り切り、季節ごとの軽食などがいただけ、和菓子に合う煎茶や和紅茶、コーヒーなども揃います。

毎週水曜日は店内にて、練り切りのワークショップが開催されており、和菓子作りを体験することが可能。材料は全て用意されており、初心者でも楽しめる内容なので、友人や家族と一緒にチャレンジするのにもぴったりです。今回販売のツアーでは、水戸市民会館で和菓子作り体験ができるプランがあります。

菓匠にいつま hanare 基本データ

<住所>〒310-0903 茨城県水戸市堀町2160-3
<TEL>029-297-6385
<営業時間>9:00-18:00
<定休日>月曜日
<駐車場>あり

行き方・アクセス

<車>常磐自動車道「水戸北スマートIC」から約8分
<電車>「水戸駅」からタクシーで約15分
<バス>
「赤塚駅」から茨城交通バス「堀町団地」下車、徒歩で約3分
「水戸駅」から茨城交通バス「石川一丁目/新原三差路」下車、徒歩で約13分
「水戸駅」から茨城交通バス「堀原小学校前」下車、徒歩で約4分

茨城の魅力をぎゅっと1日で体験できる県央エリアへ

自然も文化も楽しめる茨城県の中でも、美しく広がる梅林やこの地ならではの採れたてのいちごなど、ほかではできない体験を1日で存分に味わうことができるのが県央エリアの魅力です。老若男女問わず、色々な楽しみ方ができる上に、日帰りや一泊ツアーで気軽に旅ができるのも嬉しいところ。思い立ったらすぐ、県央エリアの魅力を体感しに訪れてみてください。

いばらき県央を楽しめるツアーが発売!

今回訪れた観光名所のひとつ、「偕楽園」の梅の見頃に合わせた観光ツアーが、読売旅行社より発売されます。和菓子作りや水族館のバックヤードツアーなど、普段なかなか体験することのできないお楽しみが盛りだくさん。写真欲も食欲も満たされるツアーを、お見逃しなく!

2月24日開催:日帰りプラン

茨城空港見学&大洗水族館バックヤードツアーと 那珂湊漁業協同組合・漁師料理づくり体験とシン★いばらきメシ総選挙2024スイーツ部門グランプリ受賞 「ダイヤモンブラン」ご賞味

【東京駅・上野駅・柏駅発】ツアー詳細はこちら
【水戸駅発】ツアー詳細はこちら

3月1日開催:日帰りプラン

水戸偕楽園梅まつりと千波湖を一望出来る「ときわ邸M-GARDEN」にてランチと昨年オープンの水戸市民会館にて特別人気和菓子作り体験

【東京駅・上野駅・柏駅発】ツアー詳細はこちら
【水戸駅発】ツアー詳細はこちら

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