世界で最も美しい駅舎に選ばれた「日立駅」
太平洋を望む、ガラス張りの展望イベントホール
このガラス張りの美しい駅舎は、日立市出身の建築家・妹島和世(せじまかずよ)の作品。鉄道のノーベル賞ともいわれている「ブルネル賞」など、数々の賞を受賞しています。
日立駅の中央口からでて、真っ直ぐ突き進んだ先にある「展望イベントホール」から、太平洋が一望できます。イベントホールというとなんだか入りづらい名前ですが、無料で自由に利用できるのでご安心を。
ここには、妹島和世と西沢立衛(にしざわりゅうえ)デザインユニットSANAA(サナー)が手掛ける花のような形のスツールがさりげなく置いてあります。
日立駅は、日の出スポットとして有名です。
日の出を撮影するなら、季節により変わりますが朝4時~6時までには到着しておきたいところ。
電車や高速バスは始発に乗っても日の出に間に合わないので、車でアクセスするのがおすすめ。日立駅周辺には駐車場がいくつかあり、入庫後30~60分は無料の駐車場があるので事前に検索を。
絶景とパンケーキを一度に楽しめる「シーバーズカフェ」
海と空とカフェの絶景コラボ
日立駅に訪れたら絶対に立ち寄りたいのが、展望イベントホールの隣にある「シーバーズカフェ(SEA BiRDS CAFE)」。
海の上に浮いているような感覚で、美味しいパンケーキが食べられると人気のカフェです。
空中に浮かんでいるかのような不思議な外観は、収めておきたいショット。
海と空の青に溶け込むガラスの建築は美しく、まるでリゾート地に赴いたかのような写真が撮影できます。
日の出後のマジックアワーを狙ってカフェの外観を撮影すると、昼間の青の絶景とは違った幻想的な写真に。
直線的な駅舎に対して、ロータリーは曲線が描かれていて、対立構造が美しい。
絶景に目が奪われがちですが、モダン建築として美しい駅舎なのであらゆる角度から眺めてみてください。
ふわふわのパンケーキは青空と海が似合う
シーバーズカフェは、オリジナルパンケーキやデザート類が人気です。
上の写真は、ハニーキャラメルパンケーキ。
モチモチふわふわのハワイアンスタイルのパンケーキは、青の絶景に映えます。
スイーツ以外に、ボリューム満点のクラブハウスサンドやタコライス、ロコモコなどのフードメニューも充実してます。
どれもリーズナブルな価格なので、あれもこれもと頼みたくなります。
店内に置かれているおしゃれなインテリアにも注目。ウサギの耳のような形をした背もたれが特徴的なSANAAチェアや、イームズ、ジャスパーモリソンなど名立たるブランドの椅子が!
非日常を味わえる空間で絶景を望む、なんとも贅沢な時間が過ごせます。
ネモフィラやコキアで有名な「ひたち海浜公園」や「会瀬海岸(おうせかいがん)」などの人気のフォトスポットにもアクセスしやすいので、“日立のフォトスポット巡り”を計画してみるのもおすすめです。
JR東日本 常磐線 日立駅/茨城県<日本>
<行き方・アクセス>
上野駅から特急「ひたち」で約1時間半。
東京駅から特急「ひたち」で約1時間37分。
シーバーズカフェ(SEA BiRDS CAFE)/茨城県<日本>
茨城県日立市旭町1-3-20
<営業時間>7:00~22:00
<定休日>年中無休
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