「国営ひたち海浜公園」は、茨城県ひたちなか市にある国営公園。園内の総面積は350ヘクタールあり、現在は215ヘクタールが開園しています。園内には樹林エリア、砂丘エリア、草原エリア、プレジャーガーデンエリアなど大きく7つのエリアがあり、25種類以上のアトラクションが楽しめる遊園地や、バーベキュー広場、サイクリングコースなど自然の中で楽しめる施設が充実しています。
公園内には各所に花畑があり、1年を通して四季折々の花畑を見ることができます。中でも春に開花するネモフィラは絶景!国営ひたち海浜公園の中で一番標高の高い場所にある「みはらしの丘」一面に、約530万本ものネモフィラが咲き誇ります。種類はインシグニスブルーといい、見ごろは4月中旬~5月上旬。ネモフィラと空が一体化し、目の前いっぱいに青の世界が広がります。
もう1つ国営ひたち海浜公園で見逃せないのが、真っ赤に紅葉する「コキア」。6月下旬、ネモフィラと同じ「みはらしの丘」に約3万2千本ものコキアが植えられます。
10月上旬から少しずつ紅葉が始まり、真っ赤に紅葉するのは10月中旬。丘一面が赤く染まる景色はまさに絶景。ふわふわとしたまあるいシルエットにも癒されます。
ちなみに、コキアの和名は「ホウキグサ」と言い、枯れた枝がホウキに利用されていたことに由来しています。
秋に見たい美しい景色として、国営ひたち海浜公園のコキアは大人気。2020年は混雑が予想される週末のみ、事前予約制となりました。みはらしの丘に登る場合は、事前予約が必要かどうか確認するのが◎。
例年、10月下旬には赤から黄金色に変化します。赤一色の景色を見たい場合は、その年の見ごろの詳細時期を確認して訪れてください。
7月中旬~9月下旬に見ることのできる緑のコキアは、爽やかさ溢れる瑞々しい絶景を作り出してくれます。明るく鮮やかな緑と青い空のコントラストはまるで絵画のよう。緑から赤、赤から黄金色、と四季と共に常に変化していくコキアを楽しんで。
ひたち海浜公園では、ネモフィラやコキア以外にも、たくさんの花々に出会うことができます。春はチューリップやスイセン、夏はひまわりやバラ、秋はコスモスなど、季節ごとに足を運びたくなるような絶景の花畑が、私たちを待ち受けています。
国営ひたち海浜公園/茨城県
茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
<アクセス・行き方>
・電車
勝田駅から路線バス
東口2番乗り場から海浜公園西口まで約15分、または海浜公園南口まで20分
・車
東京・宇都宮方面から:北関東自動車道~常陸那珂有料道路、ひたち海浜公園IC すぐ
いわき・仙台方面から:常磐自動車道、日立南太田ICより約15km
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