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フルサイズの新スタンダード「Nikon Z5II」を手にした10名のリアルボイス

トラベラーのAYUMIさんをゲストに招き、今年4月に新発売されたフルサイズミラーレスNikon Z5IIを体験できるイベント『#GENIC_Nikon vol.33 GENIC meets Nikon Z5II MEETUP』を開催しました。Z5IIはZシリーズの人気機能であるフレキシブルカラーピクチャーコントロールを搭載しているほか、3-Dトラッキングや9種類の被写体検出などAF性能にも優れたフルサイズのNEWスタンダードと言えるモデル。今回のイベントでは、参加者全員がAYUMIさんオリジナルのイメージングレシピ「warm memory」を登録したZ5IIを使って撮影を楽しみました。イベント後にはZ5IIとキットレンズのNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3、さらに気になる単焦点レンズを16日間お貸し出し。自身のフィールドに持ち帰って撮影した作品とともに、Z5IIの使用感など10名のリアルボイスを紹介します。

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目次

1:けいか「自分らしい表現をより追求していきたくなった」

けいか

使用レンズ:NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
「ムーミン80周年を記念したムーミンバレーパークのアンブレラスカイにて。傘の隙間から木漏れ日がさして綺麗だったので、友達2人に道の真ん中に立ってポーズをしてもらいました。楽しそうな雰囲気が伝わってくるお気に入りの一枚です」。
ピクチャーコントロール:warm memory(AYUMIオリジナルレシピ)

Z5IIはいかがでしたか?

Z5IIを実際に持ってみると、思っていたより軽くてびっくりしました。フルサイズのカメラは重くて持ち運びにくいイメージがありましたが、Z5IIは軽くて見た目もゴツくないので、たびたび持ち歩きたくなるカメラでした。Z5IIは防塵・防滴性能も優れているので雨の中でも花火大会を撮影できたり、お花に雨粒が乗っている写真も撮れたり、今までは撮れなかったシーンを撮影できました。いつもなら、雨の日だとカメラが濡れてしまうのが怖くて、撮影を中断することが多かったのですが、グリップも握りやすいので落とす心配もなく、撮影に集中できる安心感がありました。

Z5IIの一番のお気に入りポイントは?

フレキシブルカラーピクチャーコントロールです。様々なクリエイターが作ったイメージングレシピで撮影しましたが、どこにカメラを向けてもファインダーから覗く景色が可愛くて、撮ってすぐの写真をカメラのモニターで友達に見せたら「いい写真!」と言ってもらえて、レタッチなしで好みの色味で撮影できる良さを感じました。シーンによってレシピを変えたい時も、簡単に切り替えができるので使いやすかったです。

動画もAYUMIさんの「warm memory」を使って撮影しました。色々なシーンを繋げたVlogも、レシピを使って撮影しておいたので、色味を揃えられて動画の統一感が出せました。作ったVlogをInstagramに投稿したのですが、楽しかった1日を「warm memory」の色味とともに思い出すことができ、定期的に見返すほどお気に入りの作品になりました。
様々なクリエイターのイメージングレシピを試すことで、それぞれの魅力や個性、その人らしい表現を感じることができました。
今までSNSを投稿する際に、写真の統一感は意識せず、好きな写真をアップしていたのですが、"私らしい"と思ってもらえるような、自分なりの色表現を追求したいなと思いました。

使用レンズ:NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
「Z5IIは暗所にも強いということで花火を撮影しました。花火の線がとても綺麗に写り、普段の夜景撮影よりもかなり満足のいく仕上がりになりました」。

2:らんのおでかけ日記「カメラ初心者で高いスキルがなくても、失敗の少ない綺麗な写真や動画が撮れる」

らんのおでかけ日記

使用レンズ:NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
ピクチャーコントロール:warm memory
「フレンチトーストに蜂蜜をかけるシーンを撮影しました。今までこのようなシーンは、スマホだと綺麗に写真に収められず動画で撮っていたのですが、Z5IIの3D-トラッキング機能のおかげでしっかり被写体にフォーカスポイントを合わせて写真を撮ることができました。手前にはモリモリのフルーツ、上にはたれた瞬間の蜂蜜、奥にはもう一品がいい感じにボケている大満足の一枚です」。

Z5IIはいかがでしたか?

最初にZ5IIを触った時、かっこいいカメラを持てた!とワクワクしました。普段はスマホで撮影しているのですが、Z5IIは画質や写真のディティールが本当に綺麗で写真を撮るのに夢中になりました。 特にお気に入りなのは、3D-トラッキング機能。被写体にピントが合い続けてくれるので、画角を決めることに集中でき、カフェでパンケーキに蜂蜜をかけ始めるような短いシャッターチャンスでも、安心して撮影ができました。Z5IIを使ってみて、スマホでは綺麗に写しきれない、遠くにあるものや細かいものを「撮りたい!」と思うようになりました。また、今までは縦で写真を撮ることがほとんどでしたが、横撮影の魅力にも気づくことができました。カメラ初心者で高いスキルがなくても、Z5IIは失敗の少ない綺麗な写真や動画が撮れるので、私のようにカメラに挑戦してみたいけど、普段スマホで撮影しているような人にぴったりだと思いました。

イメージングレシピはいかがでしたか?

初心者の私にとって、撮った瞬間に好みの色味に仕上がるのは本当にありがたかったです。AYUMIさんの淡くて柔らかい色味が大好きなので、AYUMIさんのレシピ「warm memory」でたくさん撮影しました。ファインダーの中の景色がAYUMIさんの世界になっていることに興奮しながら、撮りました。シーンに合わせて、自分でレシピをアレンジできるのもとても便利でした。

使用レンズ:NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
「葉についている雫がとても綺麗で可愛かったので、雫が綺麗に映る構図を探し、黄色のお花を撮影。雫の一粒一粒をしっかり撮ることができました。また、めしべの先が星のようになっていて、細かな部分まで写ることに感動しました」。

3:MARIYA「好きな色味で撮影できるのでSNSの投稿が増えた」

MARIYA

使用レンズ:NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
ピクチャーコントロール:warm memory
「夕暮れの横断歩道で影遊びをした散策中の私を残しました」。

Z5IIはいかがでしたか?

旅先で持ち歩いた時に軽くて持ち運びやすかったので、撮影の機会が増えるカメラだなと思いました。一番お気に入りなのは、クリエイターのイメージングレシピを使って撮影ができるフレキシブルカラーピクチャーコントロール機能です。ファインダーを覗いた瞬間から自分の好みの色味になっていて、写真の仕上がりの想像もできるのでシャッターを切るのが楽しかったです。今までは写真を撮った後に、写真の色味編集をするのが億劫でお蔵入りさせてしまうことが多かったのですが、Z5IIに出会ってイメージングレシピを知ってからは簡単に好きな色味で撮影できるのでSNSの投稿が増えました。もっと素敵な写真を撮っていきたい、手軽に撮った写真を見てほしいと思うので、今後Nikon Zシリーズへの乗り換えを検討しています。 また、普段使用しているカメラでは夜間の撮影がとても難しく感じていたのですが、Z5IIだと夜間の撮影でもノイズが出ることがなく、安心してシャッターを切れたので暗所に強いと感じました。AF性能もとても優秀で被写体にすぐフォーカスしてくれるので、カメラを構えた瞬間にピントを外すことなく写真を撮ることができました。ペットや子供など、動きが予測できない被写体を撮る時にとても便利です。愛猫の可愛い瞬間も逃すことなく撮ることができました。

使用レンズ:NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
ピクチャーコントロール:warm memory
「自宅にて愛猫が伸びする瞬間を撮影しました。AF性能のおかげで、瞳にしっかりとピントが合った自然な姿を残せました」。

4:アヤカタカハシ「一緒に旅したくなるカメラ」

アヤカタカハシ

使用レンズ:NIKKOR Z 24mm f/1.8 S
ピクチャーコントロール:warm memory
「洞窟ホテルの海が見える客室。 手前のライトとサンセットタイムが書かれたボードを前ボケさせたのがお気に入りポイントです」。

Z5IIはいかがでしたか?

初めてのフルサイズだったので、最初に持った時は重量感を感じましたが、使っているうちにすぐ慣れて全く気にならなくなりました。Z5IIのお気に入りポイントは、フレキシブルカラーピクチャーコントロール機能と、縦写真の撮影時にモニターもすぐ縦表示に切り換わるところです。縦写真がスムーズに撮影できるので、SNS投稿用の写真がイメージしやすくシャッターを切る回数が増えました。今回は、ほとんどの写真をAYUMIさんのレシピ「warm memory」を使って撮影したのですが、撮っている段階から色が綺麗で感動しました!モニターやファインダー越しに好きな色味で風色が見えるので、この色にはこの構図が合いそうだなと撮りながら完成系をイメージできるのが今までにない経験でした。ずっとファインダーを覗いていたいくらい楽しかったです。 今までは持っているカメラを上手く使えず、旅行ではスマホの出番が多かったのですが、Z5IIで旅先の撮影をしてみたら美しく鮮明に記憶を残せ、旅の思い出の解像度が今までとは比べものにならないほど上がりました。Z5IIのおかげで、今後はカメラと一緒に旅したいなと思っています。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3はいかがでしたか?

旅先は、実際に行ってみないとどんなものが撮れるかわからないので、遠くのものを撮りたい時も、近くのものを撮りたい時も、万能なこのレンズで助かりました。そしてすごく軽いので、気軽に首から下げて持ち歩けるのがお気に入りです。

使用レンズ:NIKKOR Z 24mm f/1.8 S
ピクチャーコントロール:warm memory
「ホテル朝食の締めにいただいた鯛茶漬け。Z5IIはご飯を美味しそうに撮れます。NIKKOR Z 24mm f/1.8 Sレンズで撮影しましたが、こんなに綺麗にボケ感が出るのかと感動しました。おいしいものが大好きなのに今まで食べ物を撮るのに苦手意識があり、どうやったら美味しそうなのが伝わるかなと悩んでいたのですが、このレンズはとにかく何を撮っても美味しそうに撮れます。お店の雰囲気をぼかして入れつつ、メインの食べ物にピントを合わせると一気に立体感が出て撮影がとても楽しかったです」。

5:ひとみん「美肌効果機能を使った肌の質感に感動」

ひとみん

使用レンズ:NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
「焦点距離35mmの距離感がちょうどよく、思い出が自然に切り取れたのがお気に入りです。この写真はほぼ編集をしていないのに、Z5IIの美肌効果でお肌がとても綺麗に写っているのでびっくりしました」。

Z5IIはいかがでしたか?

初めてZ5IIを持った時、約700gあるとは思えないほどとても軽く感じました。実際に撮影してみて感動した点は美肌効果です。撮って出しから肌の質感が本当に綺麗で、友達に「これすごくない?」と何回も言ってしまうくらい驚きました。あとは、3D-トラッキング機能の追従にも感動しました。 動く被写体をしっかりと捉え続けてくれるので、スムーズに撮影ができました。Z5IIは撮って出しの写真の完成度が高く、私好みの柔らかい感じに写り、撮るのがとても楽しかったです。動画撮影の際も、手ブレが気にならず、フィルターをつけなくても綺麗な色味で撮影できたのに感動しました。Z5IIならワンランク上のVlogが作れそうだと感じました。

NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sはいかがでしたか?

ボケ感はありつつも、被写体はしっかり写すことができ、その時の思い出をそのまま切り取れるレンズだと感じました。焦点距離35mmのレンズは初めてでしたが、カフェでの撮影などにもちょうど良く、撮っていてとても楽しかったです。 また、F値1.8と明るいレンズなので、カフェや夜などの暗いシーンでも綺麗に撮ることができました。

使用レンズ:NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
「沈んでいく夕日を撮影したのですが、周りが暗い状況でも綺麗に写してくれました」。

6:Kaori Yamakoshi「Z5IIのおかげでポートレートを撮りたい!という気持ちが再び湧いてきた」

Kaori Yamakoshi

使用レンズ:NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
「出産を控えた友人夫婦の写真を撮らせてもらいました。マタニティフォトというよりも、楽しそうな2人の姿を撮れたのがお気に入りです」。

Z5IIはいかがでしたか?

以前、フルサイズのカメラを使用していたのですが、Z5IIは想像していたよりも軽くてコンパクトでした。こんなフルサイズカメラがあるなんて…!と、ときめいたのが第一印象です。あと、見た目もシンプルに可愛いなと思いました。テザーにPCを使わなくても、Nikonの無料アプリ「SnapBridge」で簡単にスマホと接続でき、フード撮影や商品撮影時にスタイリングを確認したりリモート撮影したりできて、操作性もUIも最高です。Z5IIは、直感的に操作でき、ピントもバシッと合って光の取り込む量も多いので、撮影していて気持ちいいなと体験期間中ずっと思っていました。最近はフードフォトばかり撮影していたのですが、Z5IIでは撮影のストレスが軽減されたので、人を撮りたい!という気持ちが再び湧いてきました。今回、出産を間近に控えた親友の撮影をZ5IIで撮影できて本当に嬉しかったです。屋外撮影で、F値を小さくして撮ったので、ピントがしっかり合うか、白飛びしていないか不安だったのですが、どちらもバッチリでした。シャッターボタンを押す時に想像していた通りの撮影ができました。 ポートレート撮影は、モデルが良いと思う写真が撮れるか不安になってしまうこともあるのですが、Z5IIは1カット目でその不安が解消できたので、自分の感性に身を任せてただシャッターを切ることができました。ブランクもありつつカメラ歴は10年以上になりますが、その間ずっと写真や撮影を楽しめていたかというと正直そうではありませんでした。ですが今回Z5IIを体験して、カメラって、写真って楽しいし自由だよな、と心から思うことができました。

使用レンズ:NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
「ありあわせの材料で作り、自分で盛り付けて撮影。今まで白背景で撮影することが多かったのですが、グレー背景に挑戦しました。余白を活かしたカフェごはん風の盛り付けがポイント。フード撮影は普段1種類につき、準備から片付けまでで2〜3時間、迷走した時は徹夜で撮影することもありました。Z5IIでの撮影は45分くらいでサッと撮れ、撮影が腰の重い作業でなくなったことは革命的でした」。

7:SaKi「難しそうだと思っていた撮影も、気軽にチャレンジできた」

SaKi


使用レンズ:NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
ピクチャーコントロール:Hidamari Color(小春ハルカオリジナルレシピ)
「季節を感じられる写真を撮りたくてお花を撮影しました。NIKKOR Z 85mm f/1.8 Sレンズの明るさと美しいボケ感に感動。背景がふんわりとボケて被写体が引き立ち、イメージしていた理想の写真を撮ることができました。お花の柔らかさや繊細さをより引き出してくれるレンズだと感じました」。

Z5IIはいかがでしたか?

最初に手にした瞬間、持ちやすい!と感じました。深めのグリップのおかげで安定感があり、長時間の撮影でも疲れにくかったです。ボディーに刻まれたZのロゴがとてもスタイリッシュで、見た目のかっこよさにも心を掴まれました。フレキシブルカラーピクチャーコントロールは想像以上に良い機能で、自分の好みの色味で見ながら撮れるので、撮影体験が一層楽しくなりました。編集の手間も大幅に減り、SNS投稿がとてもスムーズになったのも魅力の1つです。RAWで撮影しておけば、後から違う色味に変更することもできるので安心して撮影を行うことができました。好きなクリエイターさんのレシピで撮影すると、日常の風景も物語を感じられる写真に変わるように感じました。さらに、Z5IIのファインダーはとても見やすく、操作性も直感的でスムーズに撮影でき、シャッター音も心地よく、撮るたびに気分が上がりました。また、Z5IIは普段使っているカメラと比べて、オートフォーカスの速さが圧倒的でした。被写体にすぐピントが合うので、撮り逃しが減ります。Z5IIとの出会いをきっかけに、夜景や暗い場所での撮影にも挑戦したいと思うようになりましたし、今まで撮影してこなかったシーンにも目を向けるようになり、写真の幅がぐんと広がりました。
初めてインターバル撮影とタイムラプス撮影にも挑戦しました。三脚を立てての長時間撮影は初めてで不安もありましたが、設定が簡単で、すぐにタイムラプス動画が完成して感動。難しそうだと思っていた撮影も、Z5IIなら気軽にチャレンジしようと思えました。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3はいかがでしたか?

24〜50mmという焦点距離は非常に汎用性が高く、お散歩や旅行など幅広いシーンで活躍してくれました。軽量でコンパクトなデザインと相まって、今日は荷物を軽くしたい!という日にもぴったりのレンズだと感じました。

読み込み中

SaKi_movie

使用レンズ:NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
「初めてタイムラプス撮影にチャレンジしました。少し暗く撮れてしまったので、インターバル撮影の写真を編集しタイムラプス動画にしました。タイムラプス撮影とインターバル撮影を同時にしていたので、あとから編集できました」。  

8:NoeNao「旅先でのセルフ撮影も楽々こなせる」

NoeNao

使用レンズ:NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
「ふと出会った緑色を帯びたお花。薄緑にうっすら混じったピンクの色味。自然によって生み出されたマーブルな色彩、初々しく力強さを秘めた蕾の存在感に心惹かれました。緑やグラデーションを美しく撮影できたのもZ5IIならではだと思いました」。

Z5IIはいかがでしたか?

フルサイズなのにとってもコンパクトでとっても軽い! グリップも握りやすく、大きめのレンズをつけても撮影しやすそうだと思いました。いつも使っている機材もとても好きなのですが、重量感があるので撮るのを迷うこともあり、過去に腱鞘炎になったこともあったので、軽くて高クオリティの撮影ができるZ5IIはとてもありがたい存在です。旅先での撮影が多いので、荷物が軽くなるのは本当に嬉しく、今後の相棒としての使用シーンがすぐに思い浮かびました。旅先で地元の方に声をかけて撮影させていただく際に、大きなカメラだと少し相手を緊張させてしまい、被写体の自然な雰囲気を撮れないこともあります。でも、Z5IIであれば撮りたい自然な瞬間を撮影できそうです。Z5IIを実際に使ってみて、美肌効果とリモート撮影の機能が秀逸で気に入りました。仕事柄、旅先のレポートでセルフ撮影が必要になることがあるので、とても自然に顔の肌を補正してくれる美肌効果は嬉しい機能です。また、Nikonの無料アプリ「SnapBridge」を使ってスマホ連携すれば簡単にリモート撮影ができ、フォーカスを背景に合わせたり、自分に合わせたりもスマホの画面で操作できるので、短時間で済ませたい人気スポットでのセルフ撮影も楽々こなせました。普段はマニュアルモードで、比較的細かく設定して撮影することが多いのですが、Z5IIはどの設定でも簡単に撮りたい画に近づけるので、タイミングや場面次第では、カメラに搭載されている機能をもっと気軽に頼ってもいいんだなと思えました。設定に時間や気を使わなくて済む分、画作りに集中したり、撮りたい写真を追求できそうだと感じます。旅や日常のこころの動きにフィットするタイミングで、感覚的に、かつ、しっかり撮影できる、そんなカメラだと思いました。10代の頃からずっと旅を続けてきましたが、これまで訪れてきた思い出深い旅先でのシーンをきちんと撮影できていたらどんなに良かったか...と、思うことが多々あります。当時は写真撮影はほとんどしていなかったので、こんな素敵な機材があるタイミングで旅ができるなんて羨ましいです。

9:Masami「旅をより楽しく思い出深いものにしてくれるカメラ」

Masami

使用レンズ:NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
「ブータンのプナカというエリアにある橋の上。 5色の旗はそれぞれ象徴する基本要素を持つルンタと呼ばれる祈りの旗で、私の中で、これぞブータン!の景色です。異国情緒が漂う幻想的な雰囲気がとても素敵で、写真に残したいと思いました」。

Z5IIはいかがでしたか?

最初に触った時は、想像より遥かに軽くてコンパクト!少し丸みを帯びたフォルムがとても可愛く、グリップも握りやすくて使いやすそうだと感じました。普段使用しているのがコンデジなので、ズームや広角などを自分で調整して撮影できることがとても楽しくて、表現の幅が広がりました。AF性能が優れているので、撮りたいものに瞬時に反応してくれて、シャッターチャンスを逃さずワンランク上の写真が撮れました。Z5IIの気に入ったポイントは、高感度性能に優れたセンサーが搭載されていて暗所に強いところです。今まで、照明が暗いレストランなどでは、どうしても綺麗な写真が撮れなかったのですが、Z5IIは明るさに関わらず綺麗な写真が撮れて感動しました。私は写真を撮ることも好きですが、何より旅行が大好きなので、旅先で荷物が重くなり機動力が落ちることが一番の懸念点で、今までコンデジを使ってきました。ただ、Z5IIは思っていたよりもずっと軽くて、起動や操作の切り替えが早くて使いやすく、いい意味で裏切られました。 4泊7日のブータン旅行でも、Z5IIで切り取ったブータンの世界がとても素敵で、旅をより楽しく思い出深いものにしてくれました。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3はいかがでしたか?

ホテルの客室や機内などの狭い場所でも画角調整がしやすく、空を飛ぶ飛行機もズームにするとかなり寄りで撮れました。バランスの良い焦点距離のレンズなので、フルサイズカメラ初心者の私でも使いやすかったです。

使用レンズ:NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
「ホテルの客室から、飛行機が空に向かって飛んでいく姿を捉えることができました。しっかり飛行機にフォーカスが合っていて、画質も良いのでトリミングしても問題ない写真が撮れました」。

10:milai「思わず何枚もシャッターを切ってしまうカメラ」

milai

使用レンズ:NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
ピクチャーコントロール:warm memory
「お花畑に色の違う花を見つけて、日の丸構図になるように意識して配置しました。NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sのレンズを使い、前ボケが柔らかく奥行き感も綺麗に出たお気に入りの一枚です」。

Z5IIはいかがでしたか?

機能・性能の全てに、カメラが楽しい!と思える要素が詰まっているカメラだと思いました。液晶モニターは明るく見やすいので撮った写真の確認がしやすく、シャッター音の軽い「カシャッ」という音が、写真を撮っている!という楽しい気持ちをアップしてくれるので、思わず何枚もシャッターを切ってしまいました。夜にライトアップされている建物の写真を撮った際に白飛びが心配でしたが、写真を確認してみると全く白飛びしていなくて、綺麗に補正されていたことに感動。コンパクトで性能が良いので、特に旅に持っていきたいカメラだなと思いました。フレキシブルピクチャーカラーコントロール機能は、好みの色味で撮影できるので、構図を深く考えず街中でパシャパシャ撮っても、どの写真も可愛くなりました。どこを撮っても素敵な写真が撮れるので撮っていて楽しかったです。また、普段使っているカメラと比べて、オートフォーカスの正確さに驚きました。動物園に行った際、3D-トラッキング機能を使って馬を撮影しましたが、遠くにいた馬の目にフォーカスが当たり続けていて感動しました。普段使っているカメラでは、マニュアルでフォーカスを合わせることが多いので、Z5IIは撮影機会を逃さず、より気軽に撮影を楽しめるカメラだと思いました。

NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sはいかがでしたか?

今までズームレンズしか使っていなかったのですが、NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sは玉ボケも作りやすい明るいレンズで、単焦点レンズでの撮影の楽しさを知りました。

Z5IIスペシャルコンテンツ

あらゆる瞬間を理想の表現で形にする「Z5II」の特長と共に、7人のクリエイターによる幅広いジャンルの作品を楽しめるZ5IIのスペシャルコンテンツ。クリエイターの撮りおろしの作品のみならず、インタビューやインプレッションも必見です。

Z5IIスペシャルコンテンツ

NEW STANDARDフルサイズミラーレス「Z5II」

Zシリーズカメラの上位モデルから引き継いだ画像処理エンジン EXPEED 7を搭載し、強力なAF性能や優れた被写体検出・追尾性能を実現。より印象深く仕上げる画づくり機能フレキシブルカラーピクチャーコントロールにも対応している他、優れた高感度性能で暗いシーンでもシャープで美しい描写が可能。高いレベルの表現もできる動画性能は、手軽な動画ファイル形式からプロ向けのN-RAWまで選択でき、まさに、フルサイズの新スタンダードな1台です。

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