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「TOKYO DOCUMENTARY PHOTO 2024」が都内4箇所のギャラリーで同時開催。声なき声を届ける14名の写真家たち

「TOKYO DOCUMENTARY PHOTO 2024」が、2024年6月28日(金)〜7月7日(日)に開催。吉祥寺の『キチジョウジギャラリー』、『GALLERY KAI』、明大前の『BANSHAN GALLERY』、神田の『TOKYO BRIGHT GALLERY』の4会場で、合計14名の写真家が参加し、展覧会を行います。2017年よりスタートした本写真展は、今年で8回目。写真を通じて、ドキュメンタリーとは何か?社会とは何か?を考える場を提供し続けています。

  • 開催期間:2024.6.28 ~ 2024.7.7

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目次

14名の写真家たちが届ける、フィールドで目撃してきた事実。

2017年よりスタートしたTOKYO DOCUMENTARY PHOTOは今年で8回目を迎えます。

自分たちが撮影した作品を、様々な人たちに伝えたい、その発表する場を作り上げていきたい!これが理念です。

発表・未発表に限らず、フィールドに出て拾い集めてきた声にならない声を、目撃してきた自分しか知らない事実を人々に伝達する事により社会に還元していく。

ドキュメンタリー写真家の発表の場が極端に減ってきている現状だからこそ、ドキュメンタリーの写真を発表する場を新たに作る事で、社会に新しい視点・風を吹かせる事ができるのではないかと考えています。

ドキュメンタリーとは何か?社会とは何か?

それをみんなで考えて行ける場になれれば良いのではないだろうかと思っています。

冨永 晋

齊藤小弥太/佐方晴登/豊田有希 @GALLERY KAI

齊藤小弥太

1986年、神奈川県横須賀市生まれ。2007年、日本写真芸術専門学校 海外フィールドワーク科卒業。マガジンハウス専属スタジオ勤務後、フリーランスに転身。現在は自主ギャラリー、TOKYO BRIGHT GALLERYに所属。定期的に写真展を開催。

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齊藤小弥太 WEB

佐方晴登

2000年、京都府生まれ。愛知県在住。2020年、名古屋ビジュアルアーツ写真学科作家専攻卒業。2023年からトーテムポールフォトギャラリー運営メンバーとなる。

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佐方晴登 WEB

豊田有希

1987年、熊本県熊本市生まれ。2015年より水俣市在住。高校時代から独学で写真を始め、2012年から本格的な活動を開始。その土地の風土や暮らしを見て得るだけではなく感触として得ていきたいと考え、現在は住んでいる地域の周辺を主なフィールドとして撮影を行なっている。潜在化する人権や差別など社会問題を根底にもちつつ土地や人物の在り方を同時に表現することを目指している。主な作品に、山間集落の暮らしと水俣病の痕跡を辿った「あめつちのことづて」(2016〜)、 2020年7月九州南部豪雨で、八代市坂本町で水損した地域のネガフィルムのレスキュー作業にあたったREBORNプロジェクト。その後、同町で生まれ育ちアマチュアカメラマンとして町を撮影し続けた東儀一郎氏のアーカイブ活動へ移行し、2023年12月から「NOT PERMANENT BUT PERMANENT東儀一郎が見た昭和の坂本」(熊本市現代美術館ギャラリーⅢ)を開催。2024年から、水俣で”PORTRAIT OF MINAMATA”として水俣を、水俣に住む人々の肖像で表現したく活動を始動。

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会場

GALLERY KAI
〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-21-4

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行き方・アクセス

<電車>
JR中央線・総武線「吉祥寺駅」公園口から徒歩で4分
井の頭公園入口階段横 吉祥寺祝や米八 敷地内

冨永晋/坂東正沙子/藤元敬二 @キチジョウジギャラリー

冨永晋

1978年、宮崎県生まれ。2003年より写真家として活動を始める。2006年より東京都三宅島、2011年より福島県にて、自然と人間の関わりと災害後の風景をフィルムを使って撮影している。また、父親が生まれた韓国の地域から日本への引き揚げルートを巡る撮影も行っている。2022年東京都神田に写真家10名でTOKYO BRIGHT GALLERYを立ち上げた。

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冨永晋 WEB

坂東正沙子

1986年生まれ。日本写真協会員。2022年、第57回神奈川県美術展 美術奨学会記念賞受賞。

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坂東正沙子 WEB

藤元敬二

1983年、広島県生まれ。これまでに世界のさまざまな場所で社会の影に暮らす人々の姿を撮影。写真だけでは表現しきれない自身の気持ちを画用紙やキャンバスでも表現している。

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藤元敬二 X
藤元敬二 WEB

会場

キチジョウジギャラリー
〒181-0001 東京都三鷹市井の頭3-32-16 セブンスターマンション105

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行き方・アクセス

<電車>
JR中央線・総武線「吉祥寺駅」公園口から徒歩で9分
京王井の頭線「井の頭公園駅」から徒歩で1分

上吉川祐一/張鈺/萩原昌晃/森佑一 @BANSHAN GALLERY

上吉川祐一

1978年、兵庫県たつの市生まれ。7年間のスタジオ勤務を経て薬師山写真館を設立。これまでにポートレート8,000組、ウエディング3,700組を撮影。ポートレートからドキュメンタリーまで臨場感や空気感を大切にした撮影を行っている。第59回富士フイルム営業写真コンテスト テーマ賞など受賞多数。公益社団法人 日本写真家協会会員。

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張鈺

1990年、中国黑龍江省ハルビン市生まれ。2020年に武蔵野美術大学大学院卒業作品展アワード最優秀賞受賞。2022年に中国当代写真図録ー張鈺を出版。今までに日本、中国、フランス、アメリカ、ロシアで展覧会を開催。

張鈺 Instagram
張鈺 WEB

萩原昌晃

1987年、姫路生まれ。2011年に渡英後、アシスタントなどを経てフリーランスとして活動。APA AWARD 2023 入選。

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森佑一

1985年、香川県生まれ。2012年より写真家として活動を始め、DaysJapan主催のフォトジャーナリズムワークショップに参加。日本国内では東日本大震災被災地、市民デモ、広島、長崎、沖縄等で撮影を行う。2015年から2017年の2年間、青年海外協力隊として中東ヨルダンでの活動を通してアラビア語やイスラム教、中東の文化について学び理解を深める。現在は海外にも活動の場を広げており、紛争化の国や地域の「リアル」を取材発信している。これまでに取材で訪れた主な国はギリシャ、フィリピン、バングラデシュ、ヨルダン、パレスチナ、イスラエル、ジブチ、イエメン、ウクライナ等。ライフワークはイエメン取材。

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森佑一 WEB

会場

BANSHAN GALLERY
〒156-0043 東京都世田谷区松原1-51-3 エトワール3F

BANSHAN GALLERY WEB
BANSHAN GALLERY Instagram
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行き方・アクセス

<電車>
京王線「明大前駅」から徒歩で約8分

川畑嘉文/木村旬太/丸山耕/山田諭 @TOKYO BRIGHT GALLERY

川畑嘉文

1976年、千葉県生まれ。ペンシルバニア州立大学卒業、専攻は国際政治。ニューヨークのニュース社に記者として勤務。9.11の取材が転機となり写真を始める。2002年にはニュース社を退職しタリバン政権崩壊後のアフガニスタンに渡る。帰国後、東京の撮影事務所にて写真技術を学んだのち、2005年フリーランスとなる。以降、世界中の難民キャンプや貧困地域、自然災害の被災地などで取材を行い、雑誌や新聞などに写真と原稿を寄稿している。また、ドキュメンタリー動画の製作にも携わり、途上国の現状を伝える活動も行なっている。

川畑嘉文 Instagram
川畑嘉文 WEB

木村旬太

日本を拠点に活動するドキュメンタリー写真家。主に、気候変動の影響や、紛争に関連した男性、男児、性別の異なる人々に対する性的暴力によって生じた生活環境の変遷の中で暮らす人々に焦点を当てている。新たなプロジェクトとして、ウクライナとロシアの戦争犠牲者を記録することを計画中。

木村旬太 Instagram
木村旬太 WEB

山田諭

1977年生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。近代、現代、modemityを念頭に撮影に取り組んでいる。

山田諭 Instagram
山田諭 WEB

丸山耕

1972年、千葉県生まれ。ケニアを中心にアフリカで撮影を続ける写真家。生まれながらの不平等、経済格差を重要なテーマとし、社会的に弱い立場の視点で取材をしている。2003年よりフリーランスで活動を始め、ソマリア、コンゴ民主共和国の内戦を取材。2011年には南スーダンの独立、スーダンとの国境地域での難民の取材。また、ウガンダの孤児院やケニアのスラム街などの貧困地域を幾度となく訪れ、撮影を続けている。現在はケニアの慢性疾患の子供たちをサポートしながら撮影をしている。

丸山耕 Instagram
丸山耕 WEB

会場

TOKYO BRIGHT GALLERY
〒101-0047 東京都千代田区内神田2-13-8 BMビル5F

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行き方・アクセス

<電車>
JR山手線・中央線「神田駅」から徒歩で3分
JR総武本線「新日本橋駅」から徒歩で11分
東京メトロ銀座線「神田駅」から徒歩で3分
東京メトロ丸ノ内線「淡路町駅」から徒歩で6分
都営新宿線「小川町駅」から徒歩で7分

TOKYO DOCUMENTARY PHOTO 2024 情報

開催日時

2024年6月28日(金)〜2024年7月7日(日)12:00〜19:00
※最終日は17:00まで
会期中無休

入場料

無料

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