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写真家 上田晃司さんがNikon Z 8 を使って、設定から撮影まで、動画制作テクニックを伝授。Nikon Creators 7名の作例も。

Nikon Zシリーズのカメラを普段から愛用し、写真を楽しんでいるNikon Creatorの7名が、写真家の上田晃司さんに、動画撮影のノウハウをレクチャーしてもらうイベント、#GENIC_Nikon vol.25『GENIC meets Nikon Z 8 MEETUP』が開催されました。本記事では、もっと本格的に動画制作をしてみたい!動画制作のレベルアップをしたいと集まったメンバーが上田晃司さんから教わった、よりクリエイティブな動画を制作するためのテクニックを大公開。また、今回教わったテクニックを駆使してNikon Z 8で撮影した動画作品と感想も紹介します。
より魅力的な動画を撮りたい人、周りと差を付けたい!と思っている人、必見です!

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目次

静止画だけじゃない!動画にも最適なNikon Z 8

Z 9の優れた性能と機能をコンパクトなボディーに凝縮し、高い機動力を実現したフルサイズミラーレスカメラ Z 8。小型のカメラバッグに収めてもかさばらないサイズ感は、気軽に持ち歩けるのでさまざまな撮影スタイルにマッチします。静止画、動画問わず、優れた機動力であらゆるシーンを軽快に表現。操作性の良さや、決定的瞬間を逃さない捕捉性能、そして表現力を高める最高峰の描写性能が魅力です。映像表現のさらなる可能性を追求するフォトグラファーや、映像クリエイターにぴったりの1台です。

→動画制作の基本編はこちら

1.撮影前の基本準備

動画に大敵な(ボディー内)センサーとレンズ装着面のゴミを必ず先に取っておく

静止画に付いたゴミは、編集時に簡単に取れますが、動画上に付いたゴミを取り除くのは至難の業。そこで、撮影の前には必ずこの作業を行いましょう。まず、F値を絞り(数値を高くし)、白い壁に向かってカメラを振りながらシャッターを切り、その画像で、レンズにゴミが付いていないか確認。付いていたら、ブロアーで必ず先に取り除いて。

動画に適したメモリーカードを準備

動画をSDメモリーカードに記録させる場合は、撮りたい動画のサイズに合わせて、ビデオスピードクラスを選ぶ必要があります。ビデオスピードクラスとは、SDメモリーカードに動画を書き込む速度を規定したもの。例えば、8Kの動画を撮りたい場合は「UHS3 V90」と書かれたSDメモリーカードの使用がおすすめ。

メモリーカードはクイックフォーマットではなく、物理フォーマットをする

Z 8では、メモリーカードの中にデータの断片が残りにくい、物理フォーマットができるようになりました。物理フォーマットをすることで、動画撮影中に止まることが少なくなったり、書き込み速度が遅くなりにくくなったりするので、撮影中のストレスを軽減してくれます。カードを入れたら、まずは物理フォーマットを行いましょう。

動画撮影にはNDフィルターの使用がおすすめ

NDフィルターは、シャッタースピードを調整するために欠かせないアクセサリー。日中などはND8よりも濃いめがおすすめですが、一枚で複数枚の効果を得られる可変NDを持っていると便利です。

2.適した画像サイズ・フレームレートを選びシャッタースピード、露出を確認

静止画と同じように、動画撮影でも、自分が撮りたい映像や表現に合わせて、事前に各種の設定をしておくと、よりクオリティの高い映像が撮れるようになります。動画ならではの「画像サイズ」や「フレームレート」のほか、静止画同様「シャッタースピード」や「撮影モード」の設定について解説します。

画像サイズ

Z 8は、通常カメラよりも多い画素数である8Kの画像サイズでの撮影も可能。8Kや4KはFHDに対して画素数が16倍、4倍になるので、編集するときにクロップやズーミングをしてもきれいなまま使用でき、縦位置動画でも十分な画素数を得られます。

フレームレート

フレームレートとは、その動画が「1秒間に何コマの画像」で構成されているかを表す数値のこと。一般的に「fps(frames per second)」で表し、Nikonでは「2160 30p」 や「1080 60p」など「●●p」と表示されています。動画は「MotionPicture」と言われているように、静止画の集合体です。パラパラ漫画と同じように画像のコマ数が多いほうがスムーズに見えます。一般的には1秒間に30コマの「30p」が基本になります。

「シャッタースピード」の設定

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1/1000秒

movie:KOJI UEDA

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1/60秒

movie:KOJI UEDA

静止画では、被写体や場面に合わせてシャッタースピードを変更しますが、動画の場合はシャッタースピードは遅めに設定しておくのが基本です。フレームレートの2倍が目安で、たとえば、30fpsで撮影する場合は30fps ✕ 2=60で1/60秒となります。シャッタースピードが速すぎると、「ちらつき」の原因になるので、注意が必要です。基本以外にする場合も、1/50秒~1/200秒までで設定しましょう。また、東日本と西日本では電圧が異なるため、シャッタースピードを変えないと「フリッカー」現象が起こるので変更するのをお忘れなく。

ウェーブフォームモニターを使って白飛びを回避

動画撮影では白飛びしてしまう露出オーバーに注意。そこで活躍するのが、Z 8に搭載されているウェーブフォームモニター。ヒストグラムと違い、撮影画面のどの位置で白飛びしているかがデータとしてわかるため、窓抜けや照明などの原因特定が簡単に行え、的確な露出が確認できます。適正露出がわかりにくい撮影時に便利な機能です。

3.表現の幅を広げるための撮影TIPS

1分の動画を作成する場合、テンポ良く表現することを考えると30~50カットが必要。ゆっくりめに表現する場合でも20カットほどが必要になります。動画はとにかくバリエーションがすべて。実際に編集してみたら同じようなシーンばかりで、繋いだら想像よりも短かかった、なんてことにならないためにも、さまざまなバリエーションで撮影しておきましょう。おすすめの撮影方法を紹介します。

Z 8の便利機能を駆使してバリエーション豊かな撮影をする

スローモーション撮影

何気ない一瞬もドラマチックに表現できるスローモーション動画は、ワンカット入れるだけでも作品にアクセントを加えられます。スローモーションで撮影をする場合、撮影モードはSがおすすめ。また、撮影モード Mの場合はシャッタースピードを1/200秒~1/250秒に設定しましょう。

タイムラプス撮影

時間の経過を表現することができるタイムラプス。Nikon Zシリーズは、2通りのタイムラプス生成方法があり、ひとつはタイムラプス動画、もうひとつがタイムラプスのインターバルタイマー撮影と呼ばれるもの。インターバルタイマー撮影で撮影したRAW画像を用いて、高画質なタイムラプス動画も作成できたり、撮影開始時間を設定したりも可能です。さらに、「露出平滑化」を使用すると、再生時に気になるコマ間の明るさのちらつきを効果的に抑え、露出の変化が滑らかな美しい映像を作成することができます。

ピントをキープし撮影

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movie:KOJI UEDA

動画撮影時に優先して検出する被写体を選べるのはもちろんのこと、Z 8では、選んだ被写体が検出できていない場合にピント合わせを行うかどうかを設定できます。被写体未検出時のAF駆動の設定をOFFにしておけば、被写体が一時的に隠れてしまうシーンで、ピント位置を維持したまま撮影することができます。例えば、三脚を置いて風景の中に人物が入ったら人物にピントが行きますが、その中から人物が抜けたときに、追わずにそのまま風景のピントをキープしてくれるという機能です。ピントが勝手に動かないので、思い描いた理想的なシーンを撮影することができます。

カメラの動かし方で変わる表現の広がり

動画(ビデオ)三脚・雲台を使って撮影

動きのある動画を撮影したいなら、動画用の三脚や雲台を使うのがおすすめ。カメラがぶれないように固定する静止画用とは異なり、動画用の雲台はなめらかに動かすことを前提に作られているので、カメラをスムーズに動かすことができます。動画(ビデオ)三脚・雲台を使った基本動作を3つご紹介します。

パン:カメラを左右に振って撮像範囲を変えること。

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pan

movie:KOJI UEDA

ティルト/チルト:上下にカメラを振るティルト/チルトは、上下の動きや高さを表現するときに便利です。

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tilt_up

movie:KOJI UEDA

パン&ティルト:パンとティルトを合わせた動きは、テレビのオープニング映像のようなイメージを撮ることができます。

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ad_pan_tilt_down

movie:KOJI UEDA

同じシーンでもWMC(ワイド・ミディアム・クローズアップ)を撮っておく

動画は同じカットが続くととても不自然になるので、どんどんカットを変えていくのが基本です。そのために何よりも大切なのはバリエーションを多く撮影すること。そこで、必ず押さえておきたいのは、同じシーンでのワイド・ミディアム・クローズアップの撮影。バリエーションがあれば、編集がしやすくなります。

ワイド
photo:KOJI UEDA

ミディアム
photo:KOJI UEDA

クローズアップ
photo:KOJI UEDA

ボケを活用したシーンを撮っておく

photo:KOJI UEDA

ドラマチックなスナップ動画は、ボケがアクセントとして活躍してくれます。特に、前ボケを生かすとシネマチックな作品に仕上げやすくなります。例えば、橋の上から川のシーンを撮るときに、橋の柱にレンズを向けて川に向けてパンする。それだけでグッとレベルアップした映像に仕上がります。この場面では暗いところから明るいところへと映るシーンが変わるので、トランジションも入れやすくなります。

4.さらに作品性を深めたいなら

素敵な映像をさらに魅力的に仕上げるために重要な、ポストプロダクション。自分に合ったコーデックを選択し、色、音の編集もしっかりと行うことで、作品のクオリティーも上がります。

自分に合ったコーデックを選ぼう

コーデックとは「動画記録のファイル形式」のこと。コーデックの種類によって編集できる範囲が変わってくるので、自分に合ったコーデックを選ぶことが重要です。

※ProRes 422 HQ 4K 60Pでの場合

Z 8ではN-Log撮影時のISO感度がISO800とLo 2.0を選択できるため、暗部のダイナミックレンジが広がり、暗いシーンでもノイズを抑えた美しい映像を撮ることができます。

Z 9ファームウェアVer.4.00 動画編 N-Log時の低感度設定│ニコン

N-RAWはNikonの独自規格のRAW、ProRes RAW HQはApple社が持っているRAWのコーデックです。動画の階調と色調を自由に編集するならば、上記リスト上にあるProRes 422 HQ 10-bitより上にあるコーデックを選ぶ必要があります。「だったら全部RAWで撮ったほうがいいのでは?」 と思うかもしれませんが、RAWで撮るとその分編集に膨大な時間と手間がかかりますし、動画は最高画質で撮ればいいというものではありません。例えば気軽な旅動画を撮るのであれば、階調モードも選択でき、SDRやHLG、N-Logにも対応しているH265/HEVC 10bitで充分です。どこまで階調と色調を編集するのかのレベルにもより、コーデックによって使用できる編集ソフトウェアも変わるので、自分が使っている編集ソフトにあったコーデックを選んでください。
また、動画の容量は静止画とは比べものにならないので、それも覚えておきましょう。

カラーコレクションをしてからカラーグレーディングをしよう

「カラーコレクション」と「カラーグレーディング」は、それぞれ異なる目的で行うものです。最初に処理する作業の「カラーコレクション」は、露出、コントラスト、ホワイトバランスなどを微調整して、肌色などの実際の色調や色合いを合わせて正確に出るようにすること。それに対して、後からスタイルを加えるのが「カラーグレーディング」です。映像全体を通して色を補正したり、さらに映像をどんな印象にしたいかに合わせてカラー効果を加えることもできます。

音声を入れたり、効果音を付けて映像に深みを出す

映像の質を上げるためには「音」も大切。動画のキーとなるきれいな音声や音を録るためにはマイク選びも重要です。また、映像に後から効果音を付けると、より没入感のある深みのある動画に仕上げることができます。

ガンマイクとピンマイクの違い

音声入りの映像を撮る場合は、内蔵マイクではなくガンマイクやピンマイクを使用します。
VLOGなど、自分が話しながら歩いて撮影する場合はピンマイク、インタビューや風景を見ながらなど、一定の場所で撮影する場合はガンマイクがおすすめ。また、街中などで雑音が多いときにはマイク感度はオートを使わずに、マニュアル12dBに合わせるのがベター。ただし、街頭取材などいろんな人に声をかける場合は音量に差があるのでオートが安心です。

自然の音を重ねると+αの厚みに使える

音の中でも、効果音は重要なポイントです。録音が難しい風の音や木や葉の擦れる音、炎が燃える音などは後から効果音として追加するのがおすすめ。いろいろな音を重ねることで映像に+αの厚みを加えることができます。

5.イベントに参加したNikon CreatorたちがZ 8で「旅動画」の撮影/制作にチャレンジ!

日頃よりZシリーズで動画撮影をしているイベントに参加した7名のNikon Creatorが、今回、上田先生に教わったテクニックを駆使して、Z 8で動画を撮影し動画編集にチャレンジしました。完成した動画作品と動画制作の感想をお届けします。

AYUMI「映像の質がグンと良くなった」

AYUMI movie works 2

AYUMI(トラベラー):教えていただいたことを意識して作成した「ニュージーランドの自然」をテーマにした動画。映像の質がグンと良くなったように感じます。スキルが上がり、すごく気に入った動画に仕上がったので、何度も何度も見てしまいました(笑)。実は今まで入れたことがなかったのですが、編集時に効果音を入れることに、初めてトライ。効果音を加えると、よりその場にいるような空気感になり、動画を作成しながらすごくワクワクしました。以前よりも、動画の厚みが増したと感じています!これから効果音は必ず入れようと思います。
星を撮影するときは、地面ギリギリから撮影するのですが、Z 8は4軸チルトモニターなので、縦でも横でもモニターの確認がしやすく、とても便利でした。また、4K120pを選ぶことができるので、4Kでスローモーションできることも嬉しかったです。

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yuco「初めて10bit(HLG)での動画撮影にチャレンジ」

yuco movie works

yuco(トラベルブロガー):NikonのZシリーズは、デフォルトの撮影記録形式でも色がきれいで満足していたことと、記録形式の細かい違いをあまりわかっていなかったというのもあり、設定を変えてみたことがありませんでした。今回は、Z 8 のイベントでいろいろ教わり、自分の色を出した作品に仕上げてみたいと思って、初めて10bit(HLG)での撮影にチャレンジしました。実際、編集するまで色がどのようにのるのかなど不安もありつつ、完成した動画が自分の好みの色合いに仕上がり、その違いに感動しました。自分が現地で感じた、香港のじめっとした空気感や雑多な街の雰囲気を映画のように仕上げることができてとても嬉しいです。Z 8は手持ちでも安定していて、ブレが気にならずきれいだし、AFも速いので、友人に撮影を頼んだときにもピントに迷うことなく撮影してくれました。動画でも美肌効果が使えるのも嬉しいポイントです。

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AOI「動画は、自分の体験をより豊かに記録できる」

AOI movie works 2

AOI(コンテンツクリエイター):Z 8は光と影の美しさや繊細なディテールを失うことなく撮影できるのが素敵。一輪の花を撮影するだけでもドラマチックになり、高画質カメラの表現力の高さを感じます。今回のテーマは「春のおさんぽ」。夢の中にいるかのような、こんな夢を見てみたい、過ごしてみたいと思う世界を表現しました。一か所での撮影だったため、画代わりするようにさまざまな画角から撮影したり、知人に協力してもらい、英語でのナレーションを入れたりすることでメリハリのある映像に仕上げました。また、SOFTENフィルターを付けて、被写体の輪郭をぼやかしてドリーミーなテイストにしたのもポイントです。動画は、写真だけでは残すことができない仕草やリアリティを表現できるので、自分の体験をより豊かに記録できるのがいいところだと思います。

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染谷ノエル「効果音が一番のこだわり」

noel movie works

染谷ノエル(俳優/フォトグラファー):おでかけをテーマに撮影しました。ある春の日のことを描いています。よく知った街でも、Z 8を使うとなんだか違うように見える。新しく世界が広がって、普段も美しいけれど、より彩りがある世界を見ることができる。だから、遠出も良いけれど身近な知った場所で撮ってみようと思い、今回はこのような形にしてみました。愛用しているZ 5も暗いところに充分強いですが、Z 8の夜は本当にきれい!夜を撮っていて楽しいと思ったのは初めてかもしれません。今回の一番のこだわりは効果音です。ほぼすべての環境音は編集時に付け足しました。いくつかの音を重ね合わせてもいます。撮影時にはカメラを回してみたり、パンを意識してみたりと、カメラの動きのバラエティも意識しました。

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SAORI「同じロケーションでも違った印象の画づくりができた」

SAORI movie works

SAORI(トラベルクリエイター):Z 8は、とにかく撮影した映像がきれいで感動しました。事前に設定していたので旅先でもパッと質の高い映像が撮れ、撮影するのが楽しかったです。動画のテーマは「私が見た香港」。今回の動画は楽しい雰囲気+夜景にしたかったので、前半は明るいテンションで映ることや、賑やかな背景で撮影し、後半の夜景は少し落ち着いたテンションでと考えて撮影しました。上田先生に教えていただいた、事前に音楽のイメージを持っておく、ワイド・ミディアム・クローズアップのカットを撮っておくというのを実践しました。旅中は限られた時間しかありませんが、同じロケーションでも違った印象の画を撮っておくことで、こんなにも安心できるのかと気づきました。編集はBGMと映像の雰囲気が合うように構成し、明るい色味で楽しい感じが伝わるように仕上げています。

SAORI Instagram
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ぴさき「撮りたいものをきれいに美しく残せた」

pisaki movie works

ぴさき(おでかけフォトグラファー):今回は普段住んでいる名古屋での1日をZ 8とともに過ごす “おでかけVlog"として撮影。朝市は名古屋でも特に好きな場所。人の想いや好きが集っている素敵なシーンを、いつか動画で撮影してみたいなと思っていたんです。今回は、動画の色味や明るさを最初に整える「カラーコレクション」と、シーンの雰囲気や表現を彩る「カラーグレーディング」の2つのプロセスに初挑戦してみました!動画をきれいに丁寧におさめること、そこから色味や明るさを整え、雰囲気をガラリと変えてみること。今回はまたひとつ、動画の楽しさを知ることができたと思います。Z 8は夜景シーンの光がとてもきれいで…撮った瞬間に「おおお」となりました。 “撮りたいものをきれいに美しく残す” ということが普段よりもできて、本当に嬉しかったです。

ぴさき Instagram
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AYANCE「見たまま・感じたままを素直に動画にできた」

AYANC movie works 2

AYANCE(トラベルフォトグラファー):日常のおでかけをテーマにした春のお散歩。家のシーンも入れて日常感もプラスしたのがポイントです。見たまま・感じたままを素直に動画にでき、また、今までで一番スムーズに撮影・編集ができました!Z 8はモニターの可動域が広いので、どんなアングルでも撮影しやすく、手ブレ補正がとっても強力なので、望遠レンズでの手持ち撮影も難なくできました。
MEETUPで教えていただいた「音を先に決める」、「fixと3段階の画角を押さえておく」などを実践し、むやみに素材を撮りすぎなかったことで、編集がすごく楽になりました。カメラで動画を撮るというとむずかしいイメージが先行してしまうと思うのですが、まだ撮ったことのない人は一度撮ってみてほしいです。完成した映像を見ると、こんなにきれいに撮れるものなんだと感動すると思います。

AYANCE Instagram
AYANCE X

上田 晃司

米国留学し、写真と映像を学び、CMやドキュメンタリーを撮影。写真家・塙真一氏のアシスタントを経て、ライフワークとしてドラマチックなストリートフォトグラフィーを撮影。講演や執筆活動に加え、YouTubeで写真、旅、カメラについて情報発信。ニッコールクラブ アドバイザー、ニコンカレッジ講師。

写真家夫婦上田家 YouTube
上田晃司 Instagram
上田晃司 X

静止画でも動画でも決定的な瞬間を逃さない「Z 8」

Z 9の優れた性能と機能をコンパクトなボディーに凝縮し、高い機動力を実現した一台。風景や野鳥、飛行機、ウェディングを含むポートレートなど、幅広いジャンルにおいて、さらなる映像表現の可能性を追求できます。静止画、動画を問わず、さまざまなシーンで安定した撮影を可能にします。

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