目次
- 伊勢・鳥羽・志摩の海&パワースポットで五感を刺激
- 1日目
- 旅の始まりは伊勢参りの玄関口「伊勢市駅」から
- 伊勢神宮の歴史と文化に触れる「神宮美術館・神宮徴古館」
- 伊勢神宮とあわせて参拝する人が多い「猿田彦神社」
- 伊勢志摩の迎賓館「鳥羽国際ホテル」へチェックイン
- 2日目
- 地元の食材を使った種類豊富な朝食を
- 日本最大級の「鳥羽水族館」で水辺の生き物に癒される
- 新感覚のアオサスイーツや地元グルメがいただける「海女のテラス」
- 海や海女の文化を体感するなら「鳥羽市立 海の博物館」
- 異国情緒あふれる「都リゾート 志摩 ベイサイドテラス」
- 3日目
- 女性の願いをひとつだけ叶えてくれる「神明神社(石神さん)」
- 参拝の帰りに「オウサツキッチン0032」でひと休み
- 「相差かまど おぜごさん」で現役海女さんと出会う
- ときに触れ合い、ときに静かに。自分へのご褒美に伊勢志摩への旅を
伊勢・鳥羽・志摩の海&パワースポットで五感を刺激
今回の旅では、伊勢神宮でお馴染みの伊勢から、海女文化が根づく鳥羽、さらに風光明媚な英虞湾(あごわん)で知られる志摩と、代表的な3つのエリアを網羅。パワースポットとして知られる神社はもちろんのこと、リアス海岸や水棲動物と触れ合える施設が多いことでも知られるこのエリアを堪能してきました。美しいオーシャンビューのホテルでくつろぎ、海の幸に舌鼓をうち、なんと現役の海女さんとの触れ合いも体験。ひとり旅ならではのフットワークの軽さで、伊勢志摩の海とパワースポットをぐっと身近に感じられる旅をお届けします。
1日目
旅の始まりは伊勢参りの玄関口「伊勢市駅」から
名古屋から乗車した観光特急「しまかぜ」に揺られ、大きな車窓から広がる風景を楽しんだり、車内のカフェでくつろいだりしているうちにあっという間に「伊勢市駅」に到着。古くからお伊勢参りの玄関口として使われてきたこの駅は、出るとそのまま伊勢神宮の外宮の参道に続いていて、木の温かみを感じる駅舎からも、伊勢の旅が始まるというワクワク感が湧きあがります。改札横にはお土産ショップや伊勢名物・赤福のお店があるので、帰りに買うこともできて安心。ちなみに「しまかぜ」内のカフェでも、赤福が食べられます。
伊勢神宮の歴史と文化に触れる「神宮美術館・神宮徴古館」
伊勢を代表するパワースポットといえば伊勢神宮。その歴史や文化をより詳しく知ることができるのが、「神宮美術館」と「神宮徴古館」です。美術館はご覧の通り、どこか神社を思わせるデザインが特徴で、中には伊勢神宮の式年遷宮を奉賛して奉納された美術や工芸作品が展示されています。
伊勢神宮に関する知識を、展示やアートを通して知ることができ、今まであまり知る機会のなかった伊勢神宮への興味が、より一層深まります。
受付の横には、展示作品のポストカードが売られているので、気に入った作品があったら記念に購入できます。気軽に買えて荷物にならないお土産としてもおすすめです。
こちらは、神宮の歴史と文化の総合博物館である神宮徴古館。特に年間1500回を越えるという伊勢神宮のお祭りに関する資料が充実していることでも知られています。真っ白な西洋風の建物が印象的ですが、この設計は赤坂離宮などを設計した宮内省技師、片山東熊によるもの。
美術館も徴古館も平日は比較的空いていて、静かにゆっくりと鑑賞できるのはひとり旅に嬉しいポイント。日程に調整がつくなら、ぜひ平日に。
神宮美術館・神宮徴古館 基本データ
<住所>〒516-0016 三重県伊勢市神田久志本町1754-1
<TEL>神宮美術館 0596-22-5533 神宮徴古館 0596-22-1700
<営業時間>9:00~16:00(観覧は16:30まで)
<休業日>毎週木曜(祝日の場合はその翌平日)、毎年12月29日~31日
臨時休館についてはHPを確認ください。
<駐車場>あり
料金
神宮美術館・神宮徴古館・神宮農業館共通
大人700円 小・中学生200円
神宮徴古館(農業館と共通)・神宮美術館
大人500円 小・中学生100円
行き方・アクセス
<電車>JR東海・近鉄「伊勢市駅」からバスで約10分、徒歩で約30分
近鉄「宇治山田駅」からバスで約7分
伊勢神宮外宮からバスで約7分
伊勢神宮内宮からバスで約10分
<車>JR東海・近鉄「伊勢市駅」から約10分
近鉄「宇治山田駅」から約7分
伊勢神宮とあわせて参拝する人が多い「猿田彦神社」
伊勢神宮とあわせて参拝にくる人が多いのが、“みちひらきの神社”として知られる「猿田彦神社」。何か物事を始めたいとき、そして迷ったときに最も良い方向へ導いてくれるという、みちひらきの神様がいらっしゃることで有名です。
神社内には、芸能上達や縁結び等の信仰があつい天宇受売命(あめのうずめのみこと)が御祭神の「佐瑠女神社」もあり、芸能人が参拝に訪れることも多いのだとか。お稽古ごとや芸能の仕事の成功、恋愛成就を望むなら、こちらにもお参りを。伊勢神宮の内宮からは徒歩12、3分の距離です。
猿田彦神社 基本データ
<住所>〒516-0026 三重県伊勢市宇治浦田2-1-10
<TEL>0596-22-2554
<営業時間>24時間
※授与所受付、御祈祷受付 8:30~17:00
※問い合わせ対応時間 8:30~12:00 13:00~17:00
<休業日>なし
<駐車場>あり(30分無料、御祈祷中の駐車料金無料)
行き方・アクセス
<電車>JR東海・近鉄「伊勢市駅」から三重交通バスで約10分、近鉄「宇治山田駅」から三重交通バスで約15分、バス停「猿田彦神社前」下車すぐ
近鉄「五十鈴川駅」から徒歩で約20分
<車>JR東海・近鉄「伊勢市駅」 近鉄「宇治山田駅」 近鉄「五十鈴川駅」から5~10分
伊勢志摩の迎賓館「鳥羽国際ホテル」へチェックイン
旅の大きな楽しみのひとつであるホテル。初日は海を一望できるロケーションが素晴らしい、「鳥羽国際ホテル」にチェックイン。陽がよく当たる小高い丘の上にあり、エントランスからも真っ直ぐ目の前に鳥羽湾が見えるという、開放的で気持ちの良い空間です。
クラシカルな雰囲気のこちらは、1964年開業の老舗。日本の皇族をはじめ、世界の要人も多数宿泊しており、伊勢志摩の迎賓館と称される由緒正しいリゾートホテルとして知られています。
カフェラウンジも、大きな2面の窓から海を臨む開放的なスペース。半世紀以上変わらぬ製法で作られるチーズケーキが人気です。チェックイン後のカフェタイムは、シナモンティーでほっとひと息。
海の目の前のホテルだからこそ、やはり鳥羽湾を臨むオーシャンビューの部屋がおすすめ。大きな窓から、時間帯によって表情を変える海を見ながら過ごすのは至福のひとときです。日中だけでなく、少し早く起きて朝日を眺めたり、ベッドに寝転んで夕日を見たり。一部の部屋には望遠鏡が備え付けられているので、湾内の船や遠くの島々を観察するという楽しみも。
さらに、ぜひリラックス時間に追加したいのが潮路亭という別館にある、パールオーロラ風呂。ミキモト コスメティックスによる、希少な真珠由来成分が配合されたお風呂はキラキラとパール調に輝き、特別な気分に。
夕食はホテルのメインダイニング「シーホース」にて、クラシックなフレンチをいただきます。今回のコースは白身魚や伊勢海老など、伊勢の海の幸をふんだんに使ったメニューで全6品。
「白身魚のカルパッチョ 彩り野菜と車海老添え」は、港町らしい海鮮の前菜。キウイのソースの酸味と白身魚の旨味を一度に堪能できます。
こちらは「伊勢海老のロースト トマトとオリーブのソース」。最大限まで引き出された濃厚な海老の旨みとトマトソースがベストマッチ。伊勢海老を使ったメニューは、ブイヤベースも人気だそう。
滞在中、時間ができると訪れたのは海を眺めてくつろげるエントランス内のスペース。本棚には伊勢志摩の海や名産である真珠にまつわる本が並べられています。
ホテル内のショップでは、カフェラウンジと同じメニューのスイーツが販売されており、テイクアウトも可能。真珠をイメージしたシュークリームがあったので思わずお持ち帰り!
鳥羽国際ホテル 基本データ
<住所>〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽1-23-1
<TEL>0599-26-4121
<駐車場>あり
行き方・アクセス
<電車>JR東海・近鉄「鳥羽駅」からシャトルバスで約5分
JR東海・近鉄「鳥羽駅」から徒歩で約15分
<車>伊勢自動車道「伊勢IC」から約10分
2日目
地元の食材を使った種類豊富な朝食を
朝食もメインダイニングにて、伊勢志摩産の素材をたっぷりと使ったビュッフェが楽しめます。約40種類もの和洋料理が用意されている中、特に印象的だったのは地元食材を使ったおにぎりや、鰆と伊勢ひじきの煮物!
日本最大級の「鳥羽水族館」で水辺の生き物に癒される
2日目は移動中も海沿いの風景を楽しむべく、ドライブ旅へ。まずはホテルを出発して車を走らせること数分、日本唯一のジュゴンから伊勢湾に暮らす魚まで、なんと約1200種もの飼育種類数を誇る「鳥羽水族館」に到着です。ここは順路が決められておらず、テーマごとに分かれた広い敷地の中を、自由に回ることができるのが特徴。
人魚伝説のモデルになったともいわれるジュゴンや、ペンギンなどお馴染みの生き物から珍しい生き物、さらにはほかの水族館にはいないような野鳥や爬虫類も多く見られます。
水槽だけでなく海洋生物のガチャガチャやお土産ショップ、飲食店などがあちこちに点在しており、長時間いても退屈しない空間になっているのも魅力。普段忙しい時間を送っている人も、例えばクラゲのような自分とは違う時間軸にいる生き物を観察することで、自然と心が癒されるかもしれません。
鳥羽水族館 基本データ
<住所>〒517-8517 三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
<TEL>0599-25-2555
<営業時間>9:00~17:00(最終入館16:00)
※7/20~8/31の夏期は8:30~17:30
<休業日>年中無休
<駐車場>あり
料金
大人 2,800円
小中学生 1,600円
幼児(3歳以上) 800円
行き方・アクセス
<電車>JR東海・近鉄「鳥羽駅」から徒歩で約10分
<車>伊勢自動車道「伊勢IC」から約15~30分
新感覚のアオサスイーツや地元グルメがいただける「海女のテラス」
続いて鳥羽と志摩を繋ぐ、パールロード沿いにある「鳥羽展望台」へ。こちらのカフェとショップが併設されたスペースが「海女のテラス」です。テラス席も、どの席に座っても海が見える店内も、開放的な気分で過ごせるスポット。
天気が良ければぜひテラス席で、壮大な水平線を見ながら「あおさフラッペ」を。鳥羽産の海藻と、同じく地元産の大内山牛乳という不思議な組み合わせのフラッペですが、なぜかあおさとチョコソースがマッチ!ここでしか飲めない絶品ドリンクです。
お腹が空いたら、伊勢海老の身がごろっと入った「伊勢海老コロッケサンド」がおすすめ。デミグラスソースと合わせていただくのですが、なかなかの食べ応え。
全国菓子博覧会名誉総裁賞受賞の鳥羽の銘菓「シェル・レーヌ」。真珠の町をイメージした貝殻の形のマドレーヌは、ひとつずつ販売されているので、ちょっとしたおやつや気軽に買えるお土産にピッタリ。
鳥羽展望台 海女のテラス 基本データ
<住所>〒517-0031 三重県鳥羽市 国崎町大岳3-3
<TEL>0599-33-6201
<営業時間>
Cafe & Shop 9:30〜16:00(繁忙日は延長)
ランチ 11:00〜14:30
※カフェは30分前close
<休業日>水曜日
※繁忙期は営業。振替休の場合あり
※天候などにより予告なく臨時休業する場合あり
<駐車場>あり
行き方・アクセス
<電車>JR東海・近鉄「鳥羽駅」からバスで約50分、バス停「鳥羽展望台」下車すぐ
<車>伊勢自動車道「伊勢IC」から約30分
海や海女の文化を体感するなら「鳥羽市立 海の博物館」
伊勢湾や志摩半島では、現在も海女漁をはじめ漁業が盛ん。「鳥羽市立 海の博物館」はそんな海の歴史や文化について、目で見て体験して学べる博物館です。
なんと6万点もの資料があり、うち6879点が国指定重要有形民俗文化財で、漁や海女文化に関するジオラマや模型に加えて、かつて使用されていた約90隻もの木造船が並ぶ迫力のある展示も!タイムスリップしたかのような風景が目の前に広がります。
こちらは海女さんが漁をしている目線で、海に潜るバーチャル体験ができる展示。資料を眺めるだけでなく、自分自身で体験しながら楽しめるコンテンツもたくさんあります。また、土日を中心に海辺の自然観察やクラフト体験などのワークショップもあるので、事前に調べてから行くのがおすすめ。
鳥羽市立 海の博物館 基本データ
<住所>〒517-0025 三重県鳥羽市浦村町大吉1731-68
<TEL>0599-32-6006
<営業時間>
3月1日~11月30日 9:00〜17:00
12月1日~2月末日 9:00~16:30(最終入館は閉館の30分前まで)
船の収蔵庫見学 16:00まで
<休業日>6月26日〜30日、12月26日〜30日
<駐車場>あり(無料)
料金
大人(18歳以上)800円
大学生以下 400円
行き方・アクセス
<電車>JR東海・近鉄「鳥羽駅」からバスで約37分 バス停「海の博物館前」下車すぐ、バス停「海の博物館東前」下車 徒歩で約10分
またはタクシーで約20分
<車>伊勢自動車道「伊勢IC」から約35分
異国情緒あふれる「都リゾート 志摩 ベイサイドテラス」
2日目にステイしたのは、まるで南欧にいるかのようなリゾート気分が味わえる「都リゾート 志摩 ベイサイドテラス」。“異国情緒あふれるオーセンティックな世界”がテーマのホテルとあって、白を基調とした建物やインテリア、植物の植え込みなど、どこをとっても海外に滞在しているような気持ちにさせてくれる空間です。
今回宿泊したスーペリアツインの室内はターコイズブルーと白をメインにしたインテリアで、窓の延長線上には青い海。到着後にこの爽やかな空間が迎えてくれるので、旅の疲れが吹き飛んでしまいます!部屋のフリードリンクには赤と白のワインも置かれており、そんなところにもおもてなしの心を感じます。
お部屋によっては、美しい英虞湾を見渡すことができます。他の場所ではなかなか見ることのできないアングルの海は、忘れられない風景に。
季節によりアクテビティーの一つとして、ホテルの桟橋から発着する英虞湾クルーズが楽しめます。残念ながらこの日はサンセットを見ることはできませんでしたが、遠くから眺めていた英虞湾を船の上から観光することができて大満足。また寄港するときに少し離れた位置から見るホテルの外観は、まさに異国情緒たっぷりで素敵!
ディナータイムは、英虞湾を臨むフレンチレストラン「アッシュ・ドール」で南欧風フランス料理のコースをいただきます。こちらはサザエにハーブのソースを絡めてオーブンで調理したという前菜。磯の香りとハーブを同時に楽しめる、海辺にふさわしいスターターです。
蝦夷アワビのムニエル ソース・ブール・ブランは、分厚いアワビをバタークリームソースと赤ポルトのソースと共にいただく、なんとも贅沢な一品。(季節によりメニューは変わります)
今回は、ドリンクのペアリングもオーダー。ノンアルコールのペアリングも用意されているので、お酒が飲めない人も楽しめます。
都リゾート 志摩 ベイサイドテラス 基本データ
<住所>〒517-0501 三重県志摩市阿児町鵜方3618-33
<TEL>0599-43-7211
<駐車場>あり
行き方・アクセス
<電車>近鉄「賢島駅」からシャトルバスで約7分
<車>伊勢自動車道「伊勢西IC」から約40分
3日目
朝食も、ディナーと同じ「アッシュ・ドール」にて、「三重・志摩ブレックファスト」を。三重県産にこだわった食材と、「世界一の朝食」と呼ばれるメニューが有名な「神戸北野ホテル」の山口シェフの技術がタッグを組んだ、五感で楽しめる朝食です。
三重県熊野産の地養卵を使ったソフトボイルドエッグやジャンボンブラン&松阪豚のウインナーソーセージ、国産のはちみつや柑橘ジュースは絶品。志摩の風景を見ながらの朝食は、最高な1日の始まりを感じさせてくれます。
女性の願いをひとつだけ叶えてくれる「神明神社(石神さん)」
日本で一番海女の多い町、鳥羽市相差(おうさつ)町の氏神様である「神明神社」。森の中にひっそりと佇む神社は、向かう道の木漏れ日が気持ち良く、朝からの参拝がおすすめ。この神社の境内にあるのが、古くから海女が信仰する石神社。親しみを込めて「石神さん」と呼ばれ、昔から女性の願いをひとつは叶えてくれると言われています。
早速、本殿にお参りした後に、石神さんへの願いを書き、お賽銭とともに願い箱へ。絵馬にもある、星と格子のマークは昔から海女さんが魔除けとして手拭いなどに記していたもの。一筆書きできる星は、海女が海に潜っても元の場所へ戻れる、格子は魔物の入る隙がないという意味があるのだそう。石神さんでは、ドーマン・セーマンというこちらのマークが刺繍で綴られた魔除けのお守りも人気です。
神明神社(石神さん) 基本データ
<住所>〒517-0032 三重県鳥羽市相差町1385
<TEL>0599-33-6873
<駐車場>あり(無料)
行き方・アクセス
<電車>JR東海・近鉄「鳥羽駅」から市営バスで約40分 バス停「石神さん前」から徒歩で約7分
<車>伊勢自動車道「伊勢IC」から約25分
参拝の帰りに「オウサツキッチン0032」でひと休み
石神さんでお参りした帰りには、ここに立ち寄るというファンも多い「オウサツキッチン0032」。相差の海で獲れた魚や海女が獲った海藻などを素材に、ZAKOフライやところてんサイダー、伊勢茶ソフトクリームなど、相差ならではの食を気軽に楽しめるカフェです。
ところてんアイスミルクティーは、ヘルシーでぷるるんとした食感がクセになる不思議なドリンク。タピオカティーのような感覚で飲むことができるので、小腹が空いたときにもピッタリです。
オウサツキッチン0032 基本データ
<住所>〒517-0032三重県鳥羽市相差町神明神社参道1406-2
<TEL>0599-37-7732
<営業時間>9:00~17:00
<休業日>無休
<駐車場>海女文化資料館前の駐車場利用(無料)
行き方・アクセス
<電車>JR東海・近鉄「鳥羽駅」からバス三重交通国崎線で約45分バス停「相差」下車、徒歩で約5分
<車>伊勢自動車道「伊勢IC」から約40分
JR東海・近鉄「鳥羽駅」から約30分
「相差かまど おぜごさん」で現役海女さんと出会う
旅の締めくくりには、相差の海女小屋で現役の海女さんが獲った新鮮な海の幸を、彼女たちの話を聞きながら食べられるという貴重な場所へ。お話を聞いた海女さんは、朝3時から漁師の旦那さんと一緒に漁へ出る生活を、今まで50年続けているのだそう。
鳥羽の海の博物館をはじめ、土産物屋から神社まで、あらゆるところで、このエリアに海女文化が根付いていることを感じてきた旅。そのクライマックスに相応しい、現役の海女さんに出会って話を聞くという体験に、感動すること間違いなしです。
楽しみにしていたランチは、大蛤やヒオウギ貝、伊勢海老、サザエなどの炭火焼きに、うに飯やアラメの和え物と、新鮮な海鮮を堪能できるセット。海の恵みに感謝しつついただきました。(伊勢海老は別料金となります)
相差かまど おぜごさん 基本データ
<住所>〒517-0032三重県鳥羽市相差町神明神社参道1406
<TEL>0599-33-7453(相差海女文化資料館)
<営業時間>※どちらも約1時間
ランチタイム 11:30~14:00
ティータイム 10:00*・15:00
*海女漁がある場合は、時間が変更となります
<休業日>8月13日~15日、12月29日~1月5日
<駐車場>あり(無料)
行き方・アクセス
<電車>JR東海・近鉄「鳥羽駅」からバス三重交通国崎線で約45分バス停「相差」下車、徒歩で約5分
<車>伊勢自動車道「伊勢IC」から約40分
JR東海・近鉄「鳥羽駅」から約30分
ときに触れ合い、ときに静かに。自分へのご褒美に伊勢志摩への旅を
観光もホテルでの滞在も、すべて自分のペースでできるのが魅力のひとり旅。その良さをしっかりと味わうためには、ひとりでも楽しめる観光スポットやアクティビティ、そしてきちんとおしゃれで、きちんと身体を休められるホテルがあることが必須です。今回旅した伊勢志摩エリアは、そんなさまざまな条件が揃う、最高の女性ひとり旅が叶えられる場所。素敵なご褒美旅になること、間違いなしです。
また、ひとりだからこそ、旅先での出会いや触れ合いは大切なもの。ぜひ伊勢志摩で、海女さんと出会ってください。忘れられない体験になるはずです。
昔からの文化を通して、新しい価値観に気づく。人生の糧となるような、伊勢志摩への旅へ、ぜひお出かけください。
AOI
映像クリエイター/プロトラベラー
東京と高知を拠点に、旅とライフスタイルをカメラで表現するクリエイター。旅先や日常のワンシーンからインスピレーションを受け、独自の目線で切り取ったエモーショナルな作品を発信している。