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人生に、伊勢志摩を「第4回:城下町から地中海村まで、非日常を楽しむ友達旅編」

旅と写真を愛する4組のフォトグラファーが、人生を豊かにしてくれるスポットと出会う「伊勢志摩エリア」の旅へ。女性ひとり旅に男性ひとり旅、夫婦旅、そして友達同士のふたり旅をテーマに、全4回にわたり、美しく入り組んだ日本を代表するリアス海岸や、2000年の歴史をもつ伊勢神宮で知られる伊勢志摩の楽しみ方を紹介します。第4回は、トラベルブロガーのyucoと旅行写真家のYUUKIが行く友達ふたり旅編。古き良き日本の魅力を感じる松阪と、日本にいながら異国情緒が楽しめる志摩、非日常の世界を味わえるエリアを、2泊3日で思い切り楽しみます。

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目次

人生に、伊勢志摩を「第1回:ベイエリアで過ごすご褒美ひとり旅編」

人生に、伊勢志摩を「第2回:レトロなまち散策&孤独のグルメ旅編」

人生に、伊勢志摩を「第3回:伊勢神宮の神聖な世界に触れる夫婦ふたり旅編」

松阪で和の心に触れ、志摩で海外リゾート気分を体感!

江戸時代、豪商の街として栄えた松阪。今回の旅はこの城下町を着物姿でのんびりと散策するところからスタート。その後、リゾート施設が充実した志摩エリアへ移動し、自然を満喫できるグランピングや、旅気分が盛り上がる賢島のクルージング、海外気分を満喫できると注目の志摩地中海村での滞在を楽しみます。古き良き街並みや自然など、日常とは全く違う世界を体験することでリフレッシュできるだけでなく、友達同士の絆も深まる、そんなふたり旅を紹介します。

1日目

立派な松の木と“驛鈴”が出迎えてくれる「松阪駅」

名古屋から観光特急で約1時間半。松阪牛や松坂城跡などで有名な「松阪駅」に到着します。駅前のロータリーで目を引くのは、立派な松の木と鈴のオブジェ。この鈴は松阪市出身の国学者、本居宣長ゆかりの遺品からかたどった“驛鈴(えきれい)”と呼ばれるもので、駅のシンボルとなっています。駅のお土産ショップには名物の松阪牛を使ったお弁当や惣菜に加え、なんと精肉までラインナップ。さすがは松阪牛の本場です。

松阪もめんの着物をレンタルできる「うつくしや 東村呉服店」

歴史を感じさせる蔵を改装し、旅館とカフェを営む「うつくしや 東村呉服店」。ここには松阪もめんの着物をレンタルできるショップがあります。着物界のデニムとも称される美しい藍染の色と、松坂嶋と呼ばれる縞模様が特徴で、江戸時代にはこぞって皆が着ていたほど人気だったそう。カラフルな帯やつけ襟なども揃うので、店主の東村さんに相談しながらコーディネートを考えるのも楽しいひとときです。

うつくしや 東村呉服店 基本データ

<住所>〒515-0083 三重県松阪市中町1940
<TEL>0598-21-0220
<営業時間>呉服店 10:00~18:00
カフェ・体験 11:00 ~18:00(予約時 9:00~21:00) 
<休業日>不定休
<駐車場>なし

行き方・アクセス

<電車>JR東海・近鉄「松阪駅」より徒歩で約10分

着物姿がしっくり馴染む「御城番屋敷・松坂城跡」をそぞろ歩き

松阪もめんの着物をレンタルし、その姿のまま風情ある松坂城跡周辺を歩き、江戸時代へとタイムスリップしたような気分を味わいます。松坂城裏門跡の先には石畳の道が続き、両側には過去に松坂城を警護する武士が住んだ「御城番屋敷」が。美しい生垣の緑に、松阪もめんの藍色が映える素敵なスポットです。ちなみにここには今もその子孫の方が住んで維持管理を行なっており、国指定重要文化財となっています。

もうひとつ、間近で見たいのが松坂城跡の石垣。場所により異なる石の積み方になっており、写真の石垣は「打込みハギ」という、江戸時代の石垣修復で積み直されたもの。積みやすいように石の表面を削って積み上げる方法で、小さい石で隙間を埋めているのが特徴です。

昔の人の技術の高さに感心するのはもちろん、竹御門(たけごもん)別称 搦手門(からめてもん)付近には、猪目という魔除けの紋様であるハート型の石も! 見つけた瞬間にハッピーな気持ちになるので、ぜひ探してください。

この竹御門跡から松坂城跡を登り、途中の二の丸跡から御城番屋敷を眺めると、家の屋根が繋がっており、今の住宅とは全く違う武家屋敷の作りを目の当たりにすることができます。ここには大きな藤棚もあるので、花の季節に訪れるのもおすすめです。

御城番屋敷 基本データ

<住所>〒515-0073 三重県松阪市殿町
<TEL>0598-26-5174
<営業時間>10:00~16:00
<休業日>月曜日※祝日の場合翌日、年末年始
<駐車場>あり(無料・松阪市駐車場)

料金

無料

松坂城跡 基本データ

<住所>〒515-0073 三重県松阪市殿町
<営業時間>24時間
<休業日>なし
<駐車場>あり

料金

無料

行き方・アクセス

<電車>JR東海・近鉄「松阪駅」から徒歩で約15分
<車>伊勢自動車道「松阪IC」から約15分

「KABUKUリゾート」でグランピング体験

ストロベリービーチの通称でも親しまれる、志摩の市後浜(いちごはま)。そのすぐそばにある「KABUKUリゾート」は、自然の中でグランピングやスケート、バーベキューなど様々なアクティビティが楽しめるリゾート施設です。広い敷地内にはスケートパークやプール、サウナなども揃い、1日では遊び尽くせないほど。初日の宿泊は、ここでグランピングを体験します。

冷暖房完備のテントとサウナで1日の疲れを癒す!

泊まったのは、「プライベートパーゴラ付きラグジュアリーテント」。パーゴラとはあづまやのことで、その名の通り屋根付きのBBQ場があるグランピングスペースとなります。とんがり屋根が可愛いベルテントとフィンランド式テントサウナにドラム缶風呂まであり、きちんとプライベートが保たれた空間になっているのも嬉しいポイント。車も横に停められるので、荷物が多くても楽ちんです。

テント内にはダブルベッドが2つにソファやローテーブルも配置されており、ゆったりとくつろげる空間になっています。室内には季節に応じて冷暖房の用意があるので、どの季節でも快適に過ごせます。どことなくボヘミアンテイストの漂うインテリアも、グランピングの気分を盛り上げてくれました。ちなみに朝はテントを通して朝日を感じながら、気持ちよく起床。これもまた自然の中で過ごす魅力のひとつです。

スケートパーク×プールが楽しめる「KABUKU アートパーク」

カラフルなグラフィックのスケートパークに、プールまで常設されているアートパーク。この壁面を描いたのはストリートアーティストのMOT8で、「いちご浜×Kabuku」をイメージしたアートなのだそう。施設名にもなっている「Kabuku」は漢字だと「傾く」と書き、歌舞伎の語源。それを意識したアートは、よく見ると歌舞伎や富士山など和のモチーフがあちこちに描かれています。ここでは200インチのスクリーンを使っての映画鑑賞や、プールサイドでのBBQなども可能。BBQは最大100名までOKとのことで、パーティやイベントなどの会場にも最適です。

海女さんが獲った海鮮をBBQでいただく

夕飯は、グランピングスペースの屋根付きBBQ場で、KABUKUリゾートオリジナルの、「美し国みえ3大珍味BBQ」を楽しみます。これは地元の海女さんが獲った食材をメインにしたメニューで、鮑や伊勢海老、檜扇貝、サザエなどの海の幸に加え、松阪牛フィレ肉やソーセージ、野菜におにぎりまで、海の幸も山の幸も堪能できる豪華なもの。獲り立ての鮮魚は新鮮で、なんと鮑はまだ動いています!甘くてプリプリの伊勢海老や、口の中でさっと噛み切れる松阪牛など、ここでしか食べられない美味しさを堪能できて大満足です。

ラグジュアリーテントに泊まるなら、水着を持参するのをお忘れなく。グランピングスペースに設置されているフィンランド式サウナとドラム缶風呂が楽しめます。自分たちで薪を入れ、温度の上がったサウナテント内へ。中ではアロマ水を使ったロウリュを楽しみ、しっかりと温まったところでドラム缶の水風呂へ入ります。その後は月明かりの下で外気浴。星空を見ながらととのうという滅多にない素晴らしい体験は、クセになりそうです。ちなみにシャワーを浴びる場合には共用のシャワースペースがあるので、そちらを使います。

KABUKUリゾート 基本データ

<住所>〒517-0504 三重県志摩市阿児町志島876
<TEL>0599-77-7369
<駐車場>あり

行き方・アクセス

<電車>近鉄「鵜方駅」からバスで約35分、バス停「志島農協前」下車、徒歩で約5分
<車>伊勢自動車道「伊勢西IC」から約45分

2日目

「Cafe KUBUKA」の作り立てだし巻き卵サンドでモーニング

朝食はリゾート施設内にある「Cafe KUBUKA」にて、その場で作ってくれるだし巻き卵のサンドイッチセットをいただきます。焼き立てでふわふわのだし巻き卵を挟んだサンドイッチに、コンソメスープ、ヨーグルト、ドリンク付き。甘めのだし巻き卵には辛子マヨネーズが効いており、パンとの相性も抜群です。

カフェはウッディな作りで暖かみのある雰囲気。朝食は写真のテラス席だけでなく、冷房の効いた受付ラウンジでもいただけます。ボードゲームやカードゲーム、バドミントンなど施設内で遊べるグッズも揃っており、天気や気分に合わせて様々な楽しみ方ができるよう、細やかな気遣いがされているのも魅力的。

英虞湾を一望できる「横山展望台」へ

日本有数のリアス海岸である英虞湾を海抜140mの高さから見られる「横山展望台」。ハイキングやトレッキングが楽しめるよう、遊歩道も整備されており、いくつかの展望台があります。今回は駐車場からすぐの「横山天空カフェテラス」へ。半島にせり出すように作られた開放的な展望台の先端に立つと、自分が英虞湾に浮いているような感覚になります。展望台にはカフェコーナーのある休憩所や、クラフト体験ができるビジターセンターもあるので、ハイキングの合間にこちらで休憩することもできます。

横山展望台 基本データ

<住所>〒517-0501 三重県志摩市阿児町鵜方875-20
<TEL>0599-44-0567(横山ビジターセンター 受付時間 9:00~16:30 )
<営業時間>カフェ 9:00~16:30
<休業日>カフェ 無休
<駐車場>あり(無料)

料金

無料

行き方・アクセス

<電車>近鉄「鵜方駅」から徒歩で約45分、またはタクシーで約10分
<車>伊勢自動車道から第二伊勢道路経由、「鳥羽南・白木IC」から約25分

「賢島エスパーニャクルーズ」で海上から英虞湾を堪能

波が穏やかで周囲を山に囲まれた英虞湾は、遊覧船でのクルージングも盛んです。そんな数あるクルーズコースの中から選んだのは、レトロな雰囲気が素敵なエスペランサ号に乗って湾を周る「賢島エスパーニャクルーズ」。賢島港から英虞湾を遊覧し、最後は真珠モデル工場に寄港するという、志摩の海の魅力を満喫できるコースです。

船の一番上には展望デッキがあり、天気が良ければ潮風を感じながら英虞湾の島々や真珠の養殖風景を眺めることもできます。また、船内アナウンスが英虞湾の島や周辺の建物などについて教えてくれるので、それを聞きながら風景を見るのもおすすめ。

船内にはあちこちに大きな窓があり、そこから切り取られた英虞湾の風景は絵画のように綺麗。思わず何度もシャッターを切ってしまいます。

クルーズの最後には真珠の工場見学に寄り、養殖真珠がどのように作られているのか、実際に職人による真珠の核入れ作業を見学することができました。こちらは基本撮影NGです。工場が2023年12月でクローズする予定なので、工場を見学したい場合は年内のクルーズが必須です。

賢島エスパーニャクルーズ 基本データ

<住所>〒517-0502 三重県志摩市阿児町神明752
<TEL>0599-43-1023
<営業時間>所要時間 約50分
<休業日>無休
※毎年1月~2月頃に2週間程度の定期検査に伴う休業期間あり。HPで確認ください。
<駐車場>あり(無料)

料金

中学生以上 1,800円
4歳~小学生 1,000円

行き方・アクセス

<電車>近鉄「賢島駅」から徒歩で約2分
<車>伊勢自動車道「伊勢西IC」から約40分

幻想的な「ビン玉ロード」でひと休み

ビン玉とは、中が空洞になったガラスの漁具のことで、かつて漁師さんが浮きとして使用していたモノ。使われなくなったビン玉をずらりと取り付けて飾っているのが、志摩の浜島旅館街エリアにある「ビン玉ロード」です。町おこしの一環として作られたこちらの道は、様々な色のビン玉が、日の光に反射してキラキラと輝くさまが見られるスポット。夜になるとライトアップされ、さらに幻想的な世界が広がります。

ビン玉ロード 基本データ

<住所>〒517-0404 三重県志摩市浜島町浜島
<TEL>0599-46-0570(志摩市観光協会)
<駐車場>なし

行き方・アクセス

<電車>近鉄「鵜方駅」からバスで約20分、バス停「浜島」下車、徒歩で約5分
<車>伊勢自動車道「玉城IC」から約40分

地中海の世界観に包まれる「志摩地中海村」

2日目の宿となる「志摩地中海村」は、スペインやイタリアなど地中海に面した国々の雰囲気を、街並みやホテルで丸ごと楽しめるリゾート宿泊施設。目の前には英虞湾が広がり、周りには白亜の建物やカラフルなタイル装飾と、そこに立つだけで地中海気分を味わえるのが魅力です。

アルハンブラやカスティーリャなど、地中海に実際にあるそれぞれの地域に合わせた色使いで、街を忠実に再現しているので、カメラ片手にぶらぶらと散策するのが楽しい上に、どこを切り取っても絵になります。特に人気なのが、スペインのコルドバを模した花の壁。ここは人気のフォトスポットなので、ぜひ撮影してみてください。

志摩地中海村のホテルは、エリアごとに異なるインテリアになっています。今回宿泊したのは、アルハンブラゾーンのラグジュアリースイート。敷地内で最も高い位置にあり、部屋の中からヨーロッパ風の街並みと英虞湾の風景を楽しめます。

中はリビングと寝室に分かれており、広いリビングルームは海を眺めながらくつろぐのにぴったり。

床や壁など、あちこちに地中海テイストあふれるタイルが使われているのもお洒落。お風呂にも、エスニックな雰囲気のタイルが壁一面にあしらわれており、思わず見入ってしまうほど。さらに窓からの海の眺めも美しく、つい長居してしまいそうな空間です。
部屋の向かい側にはアルハンブラ宮殿のハマムをイメージした天然温泉のスパ棟があり、こちらの大浴場もおすすめ。モザイクアートで装飾され、アラビックな音楽が流れる異国情緒満点の雰囲気が魅力です。泉質は塩分濃度が高めで体の内側から温まる上に、肌がツルツルに!英虞湾を眺めながら入れる露天風呂もあるので星空を見ながら、もしくはサンセットタイムや朝日を見ながら、好きな時間に入ってみてください。

夕方には村内の桟橋から出発する英虞湾のサンセットクルーズに参加。ほかに昼間の周遊やナイトクルーズなどもあります。

この日は少し雲が多かったので、海に沈む夕日を見ることはできなかったけど、オレンジからピンクへと徐々に染まっていく空と海をじっくりと楽しめました。月明かりに照らされた桟橋も、とても美しかったです。

ディナーはホテルから石畳の道を歩き、村内にある海沿いの新バスク料理のレストラン「リアス・バイ・ココチャ」へ。ここでは、世界中の美食家に愛される街、サン・セバスティアンのミシュラン1つ星レストラン「レストランテ・ココチャ」のオーナーシェフ、ダニエル・ロペスが考えたメニューを食べることができます。

早速、前菜からコーヒーまで全8品の新バスク料理コース、パサイヤをいただきます。ちなみに新バスク料理とは、伝統的なバスク料理をベースに、地元で採れた素材を独創的で前衛的な一皿に仕上げたもの。アートのような美しい見た目に加え、海の幸と山の幸と両方に恵まれたバスク地方と同じく、伊勢の鶏や魚介類などをふんだんに使ったメニューはどれも斬新で、初めて食べる美味しさ。異国情緒あふれるドームのような個室で、夜の英虞湾を眺めながらのこのディナー、特別感もあり大人の女子旅にぴったりです。

志摩地中海村 基本データ

<住所>〒517-0403 三重県志摩市浜島町迫子2619番地1
<TEL> 0599-52-1226
<駐車場>あり

行き方・アクセス

<電車>近鉄「鵜方駅」からシャトルバスまたはタクシーで約15分
「賢島駅」から海上タクシーで約10分
<車>伊勢自動車道「伊勢西IC」から約50分

3日目

海辺のボートハウスで「伊勢志摩ビュッフェ」の朝食を

ギリシャのミコノス島と地中海西部のメノルカ島の街並みをイメージしたという、志摩地中海村内のミコノルカゾーン入り口にあるレストラン「タベルナ・アスール」。海辺のボートハウスをイメージしており、青を基調とした明るい店内と、白壁に囲まれたウッドデッキのテラス席があります。地産地消の料理を楽しめる「伊勢志摩ビュッフェ」が用意されており、特産のあおさやあかもく、めかぶに鯖と朝から栄養たっぷりなご飯が充実。

「きんこ芋工房上田商店灯台カフェ」の絶品干し芋スイーツ

志摩の絶景ポイントのひとつ、安乗埼灯台(あのりさきとうだい)の手前には灯台や海を眺めながら、干し芋のスイーツがいただける「きんこ芋工房上田商店灯台カフェ」があります。店名にもあるきんこ芋とは、志摩で郷土食として知られるさつまいもの一種、隼人芋を使用した干し芋のこと。上田商店の干し芋は、さつまいもを煮てから切って干すという、今ではあまり見ない伝統的な製法で作られており、もっちりとした柔らかさが特徴です。

このきんこ芋を使ったスイーツの中から、今回はプレミアムパフェと季節のトライフルをチョイス。パフェは、濃厚な北海道ソフトに芋蜜、干し芋チョコレートにきんときチップスなど、お芋づくしのスイーツ。季節のトライフルはクレープ生地に、おいもペーストや干し芋、レモンクリームが巻かれており、濃厚な芋の味とレモンの爽やかさが合わさって、あとを引く美味しさです。これはイートインかつ期間限定メニューなので、出会えたらラッキーかも!?お芋好きならオーガニック干し芋を使用した、濃厚なさつまいもラテも忘れずにオーダーを。

きんこ芋工房上田商店灯台カフェ 基本データ

<住所>〒517-0507 三重県志摩市阿児町安乗794-1​ 安乗岬園地休憩舎
<TEL>0599-77-3267
<営業時間>平日 10:00~16:00
土日祝 9:30~16:00
<休業日>無休
<駐車場>あり

行き方・アクセス

<電車>近鉄「鵜方駅」からバスで約30分、バス停「安乗埼灯台口」下車、徒歩で約12分
<車>伊勢自動車道「伊勢西IC」から約45分

「安乗埼灯台」で的矢湾と太平洋の大パノラマを満喫

日本では珍しい四角いフォルムの「安乗埼灯台」。的矢湾と太平洋を分ける安乗岬にあり、全国に15か所しかない登れる参観灯台のひとつです。周りの崖の様子がサスペンスドラマの舞台のようだと思ったら、実際にドラマや映画のロケに使われており、中にはそんな写真も飾られています。

上まで登ってみると、大海原や崖に打ち付ける波など、迫力のある景観が広がっており、天気のいい日には富士山や静岡の御前崎まで見えるのだそう。この日はあいにくの曇り空でしたが、旅のフィナーレに相応しい雄大な海の風景を堪能しました。

安乗埼灯台 基本データ

<住所>〒517-0507 三重県志摩市阿児町安乗794-1
<TEL>0599-47-5622
<営業時間>3月~10月 平日 9:00~16:00 土日休日 9:00~16:30
11月~2月 9:00~16:00
<休業日>無休
<駐車場>あり

料金

参観寄付金
中学生以上 300円
小学生以下 無料

行き方・アクセス

<電車>近鉄「鵜方駅」からバスで約20分、バス停「安乗埼灯台口」下車、徒歩で約15分
<車>伊勢自動車道から第二伊勢道路経由、「白木IC」から約30分

気の合う友達と何度でも訪れたい!志摩の虜になるリゾート旅

友達同士での旅行といえば、ホテルには寝に帰るだけ、なんていうパワフルなスタイルを好む時期もありますが、年齢と共に旅の楽しみにも変化が訪れるもの。その土地をのんびり巡りながら、食事やホテルにもこだわって、特別な気分を味わえる、ちょっと豪華な旅を好むようになっていく人も多いのではないでしょうか?今回訪れた松阪や志摩は、そんな大人の友達旅にぴったりの場所です。ゆったりとした時間の中、松阪もめんや松坂城跡で歴史に触れ、星空の下で自然を感じながらのグランピング。志摩地中海村では海外リゾート気分も味わえ、楽しい会話が尽きることがありません。中でも凛とした静けさと美しさに感動する英虞湾は、一見の価値あり。ここに高級旅館やリゾート施設が集まる理由がわかる気がします。きっとここなら、さらに歳を重ねても楽しめる旅先になるはず。また何年後かに、ぜひ訪れたい場所となりました。

伊勢志摩観光ナビ

yuco

トラベルブロガー
旅、ファッション、カフェ情報から、おしゃれな写真の撮り方まで、みんながHappyになれる情報をSNSで発信しているトラベルブロガー。世界で流行っている写真加工や動画のスタイルをいち早くキャッチし、実践している。

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YUUKI

旅行写真家
1984年生まれ、和歌山県出身。デザイナーとして勤務後、独立。NGOなどとコラボして物作りをするシーズンレスブランド「TADO」を運営するNALALA LLC.のfounder。また、ブランディングディレクターの他、観光PR、ホテルや広告の撮影など、写真家としても活動している。

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