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プロフィール

稲嶺和貴
1984年生まれ。テレビ業界を経て広告業界に従事。途中コーヒーの世界へのめり込み海外へ。現在は映像プロデューサーとして STAY GOLD CO., Ltd. 所属。

小暮和音
1990年生まれ。2013年、日本大学芸術学部写真学科卒業後、アマナグループに入社。2015年、独立し小暮和音写真事務所を設立。2019年、株式会社コントラスト(CONTRAST Inc.)を設立。広告写真や映像を中心に、幅広いビジュアル制作に携わる。
日々の中で何気なく撮っている写真の中にも、その人らしさや“いまの目線”がきっと残っています。
うまく撮ろうとか、意味を持たせようとしなくてもいい。
見返したときに“自分”を感じられるなら、それがきっといい写真。
私たちの展示が、誰かにとってそんな「撮ることの楽しさ」を思い出すきっかけになればと思っています。

奥田祥生
1993年生まれ。2017年より EDP graphic works に所属。TVCMやWebムービーなどのディレクションを中心に活動。
ステートメント、解説と展示作品の一部をご紹介

広告や映像の現場で、目的を持った“伝えるための表現”を続けてきた3人が、「目的のない写真」を通してもう一度“自分の目”を確かめたいと思いました。
デジタルが主流の中で、あえて手のかかるフィルムを使い続け、選ばれることもなく眠っていたネガに再び光を当てています。
それらは一見「無用の長物」に見えるかもしれません。
けれど、何にもならない写真の中に、私たちは“今の自分たちのまなざし”を見つけることができました。
便利さや効率から少し離れて、写真とゆっくり向き合う時間の豊かさを感じていただけたら嬉しいです。



無用の長物という名を冠した、広告・映像業界で活躍する3名による写真展。広告や映像の現場で日々“目的のある表現”を追求してきた3人が、「目的のない写真」を通して、もう一度“自分の目”を確かめたいと思った。そんな想いから生まれたのが本展「white elephant」だ。普段の制作ではデジタルワークフローが中心だが、あえて“手のかかる”フィルムで撮り続けてきた。しかし現像されたネガの多くは、選ばれることもなく引き出しの奥に眠り続けている。それら“使われなかった写真”こそ、まさに無用の長物=white elephant。けれど、そこには誰にも見せようとしなかった“本来の視点”が確かに存在していた。
デジタルが当たり前になった今だからこそ、撮る行為そのものの“手触り”をもう一度確かめる──。本展は、そんな3人の静かな実験であり、回帰でもある。
── グループ展「white elephant」プレスリリースより







グループ展「white elephant」情報

開催日時
2025年10月17日(金)~10月19日(日)11:00~19:00
入場料
無料
会場

ANewFace
- 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-14
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」から徒歩で7分
東京メトロ副都心線・千代田線・半蔵門線「明治神宮前駅」から徒歩で7分
「Coffee & Chill Time by Inamine」情報
会期中、映像プロデューサー 稲嶺和貴が、バリスタとしてコーヒーを提供する時間帯も設けられています。
10月17日(金)全日
10月18日(土)11:00〜13:00
10月19日(日)全日
※10月17日(金)は、16:00頃からお酒の提供も。