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Nikon Z5IIユーザー4人が教えてくれた「ここがZ5IIの推しポイント」

オリジナルの色レシピを作ってカメラに登録したり、人気クリエイターのイメージングレシピを使えたりすることで話題の「フレキシブルカラーピクチャーコントロール」を搭載したNikon Z5II。Z5から大幅に性能・機能が向上したフルサイズながら、小型軽量はそのまま。さらに、3D-トラッキングや9種類の被写体検出などAF性能にも優れているのが特長の1台です。今回は、撮っている瞬間から好きな色で表現できるから毎日持ち歩くのが楽しみ!という、Z5II愛用者4人に、Z5IIの推しポイントを教えてもらいました。

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目次

1:彩「Z5IIは手軽さと本格的な表現を両立できる組み合わせが最高の1台」

14歳で一眼レフを手にして以来、「青と透明感」をテーマに、淡く儚い光を写しとめる作品を撮り続けている。大学卒業後、大手企業に入社するも、自分の表現を軸に生きたいと考え、わずか1週間で退職し、フリーランスフォトグラファーに転身。2023年に東京カメラ部10選U-22に選出。現在は関西を拠点に、人物・商品・店舗撮影を中心に、執筆、展示、YouTubeなど活動の幅を広げ、「愛しい日々の彩り記録」を軸に世界のやさしさやきらめきを届けている。

使用レンズ:NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3

ZシリーズのカメラとZマウントレンズで撮影した際、その描写力と表現力に魅せられ、次に購入するならZシリーズと決めていました。長い間どの機種にするか迷っていたところにZ5IIが発表されました。フルサイズでありながら手頃な価格、上位機種譲りの高速・高精度AF、暗所性能、動画性能に惹かれ、「今後の活動を長く支えてくれる相棒になる」と確信し、Z5IIを購入しました。
私はポートレート、風景、商品撮影など幅広く撮影していますが、常に「光と空気感を逃さず残す」ことを大切にしています。そのためには信頼できるカメラが必要で、Z5IIはまさに理想的でした。また、深めのグリップが手に自然に馴染み、長時間の撮影でも疲れにくいところも決め手となりました。

使用レンズ:NIKKOR Z 28-75mm f/2.8
ピクチャーコントロール:Calm Days(彩オリジナルレシピ)

自分の理想の色のオリジナルのイメージングレシピを作り出す作業は挑戦でしたが、試行錯誤の過程はとても刺激的でした。自分の好きな色や表現したい雰囲気を深く考える良い機会にもなりました。作ったイメージングレシピを使ってファインダーを覗いたときに、想像以上に景色に馴染んでいるのを見て感動。撮影がさらに楽しくなりました。
現場で仕上がりの色で撮影できるので撮影後の編集時間が減り、撮影そのものに集中できるようになりました。また、特に人物撮影では「その場で完成形が見える」ことで、「こんな感じに撮れたよ!」とモデルに見せたときの感動が格別です。色作りから表現を組み立てることで、自分の世界観を深掘りし、写真を撮る時間がより豊かなものになりました。
上位機種に匹敵する性能と小型軽量なZ5IIに、イメージングレシピの直感的な色表現が加わったことで、撮影はさらに自由で楽しいものになりました。「これ1台で、理想の色まで作り込める」という安心感は大きく、手軽さと本格的な表現を両立できる最高の組み合わせだと感じています。

使用レンズ:NIKKOR Z 28-75mm f/2.8

高速・高精度AFによる「一瞬を逃さない安心感」があり、暗所でも迷わずピントが合いやすいので、夕焼けや夜景撮影にも対応でき、撮影の幅が広がります。高輝度EVFが撮影への没入感を高めるなど、推しポイントはたくさんあります。
「手軽に、でも妥協なく」写真も動画も楽しみたい人におすすめです。趣味で始めたい人はもちろん、将来的に仕事で本格的に使いたい人にとっても、長く信頼できる1台になると思います。

2:sakino「撮影スタイルを選ばず使えるから、仕事でも日常でも使いたい人にぴったり!」

sakino

関西出身、横浜在住。夫・2人の息子・2匹の猫と暮らしている。WebデザインやWebサイト制作を中心に、フォトグラファーとしても活動中。スタイリングも得意。自宅での商品撮影や旅の記録など、ライフスタイルに寄り添ったクリエイティブワークを展開しながら、パラレルキャリアを築いている。

使用レンズ:NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
ピクチャーコントロール: osanpo(sakinoオリジナルレシピ)

普段愛用しているZ5から新しいボディーへの買い替えを検討していて、Z6IIIとZ5IIを比較したところ、自分の仕事やライフスタイルに合ったのがZ5IIでした。Z6IIIにも劣らない、仕事で使える性能を持ちながら、日常的に持ち歩きやすいサイズで、そのバランスが魅力でZ5IIに決めました。
イメージングレシピでオリジナルのイメージングレシピを作成するときに、「自分らしい色とは何か」と迷走したりもしましたが、その分、自分の撮りたい雰囲気や好きな世界観とじっくり向き合う良い機会にもなりました。また、プロのフォトグラファーの公式のイメージングレシピを参考に自分で作ることができたのも大きな学びになりました。

使用レンズ:NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

キットレンズのNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRは、本当にマルチに使えるレンズ。多少重さはあるものの、「これ1本あれば安心」という信頼感があり、実際に一日中このレンズだけで過ごしても、さまざまなシーンにしっかり対応できます。広角から望遠までカバーできるので、室内、風景、建物など広い画角での撮影はもちろん、花にクローズアップしたり、子どもの自然な表情を捉えたりと、幅広い撮影に対応可能です。
また、バリアングル式画像モニターの使いやすさには大変助けられています。低い位置からの撮影、俯瞰からのフード撮影、やや高い位置からの撮影でも、無理な姿勢にならずにモニターで構図を確認でき、スムーズな撮影ができます。Z5IIはZ5から「撮りやすさ」が格段に進化しており、日常使いにも仕事にもフィットする、信頼できる相棒です。

使用レンズ:NIKKOR Z 28-75mm f/2.8

Z5と比べてAF速度が格段に向上したことに驚きました。AF-Aモードの搭載により、カメラが「AF-S」と「AF-C」を自動で切り替えてくれたり、AFエリアモードで選択した被写体を追尾する「3D-トラッキング」が追加されたり、とても便利です。オートエリアAFの「被写体検出オート」で人や猫の瞳にピントが合うようになり、子どもや猫のような動きのある被写体でもシャッターチャンスを逃しにくくなりました。
ボディー本体の軽さも魅力で、仕事でもプライベートでも気軽に持ち出せるサイズ感は大きなポイント。特に40mmのレンズと組み合わせると、とても軽くて驚きます。また、選んだ写真にレーティングをつけ、ピックアップした写真だけをソートしてその場ですぐに見せられる「フィルター再生」機能も便利で、作業効率が大幅に向上しました。Z5IIは、仕事で写真を撮る人、日常のお出かけにカメラを持ち運びたい人、子どもやペットの写真をたくさん残したい人にもおすすめできる1台です。

3:saaco「Z5IIは、すっかり私の暮らしにハマってしまった」

saaco

2人姉妹の母。Instagramで相武えつ子さんの写真と出会い、学生の頃から持っていた一眼レフカメラをフルサイズに買い替える。現在は地元・熊本を拠点にフォトグラファーとして活動。日常写真や七五三の出張撮影、イベント等の撮影を行っている。

使用レンズ:NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
ピクチャーコントロール: YUU FILM(Saaco Ynオリジナルレシピ)

Z5IIのシンプルでクールな外観がとても気に入っています。フルサイズでありながらコンパクトで軽量なので、気軽にバッグに入れて持ち運べるのが嬉しいです。AF性能も非常にスムーズで、動き回る子どももしっかりと撮影できます。また、グリップが深くて手にしっかりフィットするため、片手でもブレずにシャッターを切れるのも推しポイントです。
普段から夕方の散歩や室内での日常写真を撮ることが多いのですが、Z5IIは暗所でもAFが合いやすく、単焦点レンズでもズームレンズでもスムーズにピントを合わせることができます。ISO感度を上げてもノイズが気にならず綺麗に撮影できます。

使用レンズ:NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
ピクチャーコントロール: HOME FILM(Saaco Ynオリジナルレシピ)

これまで、カメラ本体でさまざまな設定をしていても、撮って出しの写真ではどうしても満足できませんでした。ですが、Z5IIではオリジナルのイメージングレシピを作成することで、この問題が完全に解消され、その結果、撮影への意欲が高まりました。Z5IIは今後の作品制作に最適なツールだと感じています。
初めてオリジナルイメージングレシピでファインダーを覗いた瞬間は、「わー!」と声が出てしまうほど感動しました。自分好みの色味で直接撮影できるのはすごく嬉しいですね。イメージングレシピを作るための編集ソフトNX Studioの操作は慣れるまでに少し時間がかかりましたが、レシピを作るほどに楽しくなり、すっかり夢中になりました。イメージングレシピで撮影すれば編集時間の短縮にもつながるため、子どもの成長記録や旅行写真など、撮影した写真をそのまますぐにフォトブックにできるのも嬉しいです。

使用レンズ:NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
ピクチャーコントロール:Emotional Black-and-White by Wazika

Z5IIには、鳥専用AF機能が搭載されているので、我が家のインコを撮影してみました。Zレンズの美しい描写力で、インコの繊細な羽まで細かく写し出し、愛鳥ピーちゃんの小さな瞳にもしっかりとAFが反応してくれて嬉しかったです。NIKKOR Z 50mm f1.8 Sのレンズは小型軽量ながら、さまざまなシーンで抜群の解像力を発揮し、自然で鮮明な色味も綺麗。Z5IIは、日常や旅行での撮影、また自分色の作品づくりを楽しみたい人に最適なカメラです。また、子どもでも扱いやすいので親子での撮影も楽しめると思います。

4:27(Tsuna)「Z5IIはフルサイズ初心者でも扱いやすく、撮影の楽しさをグッと広げてくれる」

27(Tsuna)

二児の母。長男出産を機に写真を始め、子どもの成長や家族の大切な時間を撮り続けている。現在は、日常の中の一瞬を大切にしながら、遊びごころのある写真を撮ることを心がけている。

使用レンズ:NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

子どものイベントなどでの撮影を目的に、AF精度の高いカメラを探していました。ちょうどGENICのイベントでZ5IIに触れる機会があり、AFの速さとファインダーの美しさに惹かれて購入を決めました。まず「軽い!」が第一印象。そして、グリップが握りやすいので、カメラを持ち続けても疲れが少ないのが素晴らしいです。また、背面モニターの表示が美しいところもお気に入り。撮影した写真を見返すたび、モニター表示の美しさに感動し、撮影するモチベーションが上がります。

使用レンズ:NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
ピクチャーコントロール:27_base(27オリジナルレシピ)

Z5IIは、イメージングレシピで自分好みの色味を作れるので、撮影時にファインダーを覗いた瞬間からイメージを形にでき、撮影の楽しさが一層増しました。また、NX Studioでのレシピ作成も、普段使っている編集ソフトと遜色なく、スムーズに作業を進められました。夢中になりすぎて、時間を忘れて作業していたほどです。
青みがかったフィルムのような雰囲気が好みなので、カラーグレーディングのシャドウ部分にグリーンを加えたり、カラーミキサーでグリーンの色相を青に寄せたりすることで、どこかノスタルジックで映画のような雰囲気に仕上げました。撮影後の編集時間を大幅に短縮でき、撮影することの楽しさをより深く感じることができました。

使用レンズ:NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

この夏、NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sを装着したZ5IIとともに家族旅行へ出かけました。旅先や子どものイベントでは撮影条件が常に良いとは限りませんが、子どもたちを撮る上で、Z5IIのAF精度の高さには安心感があります。また、暗所での高感度耐性も素晴らしく、光と影、子どもたちの躍動感ある姿、水しぶきまで、あらゆる瞬間を逃さず撮影できました。
また、ダイナミックレンジの広さやイメージングレシピのおかげで、編集作業も格段に効率アップ。家族への写真共有もスムーズになり、夏の思い出を鮮やかに残すことができました。Z5IIは、フルサイズ初心者にも扱いやすく、撮影の楽しさを広げてくれるカメラです。旅行、家族写真、日常のスナップまで幅広く対応し、もっと気軽にフルサイズを楽しみたい人には特におすすめです。

Z5IIスペシャルコンテンツ

あらゆる瞬間を理想の表現で形にする「Z5II」の特長がわかると共に、7人のクリエイターによる幅広いジャンルの作品を楽しめるZ5IIのスペシャルコンテンツ。クリエイター撮りおろしの作品のみならず、インタビューやインプレッションも必見です。

Z5IIスペシャルコンテンツ

NEW STANDARDフルサイズミラーレス「Z5II」

Zシリーズカメラの上位モデルから引き継いだ画像処理エンジン EXPEED 7を搭載し、強力なAF性能や優れた被写体検出・追尾性能を実現。より印象深く仕上げる画づくり機能、フレキシブルカラーピクチャーコントロールにも対応している他、優れた高感度性能で暗いシーンでもシャープで美しい描写が可能。高いレベルの表現もできる動画性能は、手軽な動画ファイル形式からプロ向けのN-RAWまで選択でき、まさに、フルサイズの新スタンダードな1台です。

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