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人気のミラーレス「Nikon Z6III、Z50II」で、オリジナルイメージングレシピにチャレンジした10名のリアルボイス

コムロミホさんを講師に招き、Z6III、Z50IIに搭載されているフレキシブルカラーピクチャーコントロールを使って、より自分らしい色表現の方法を学ぶMEETUPを開催しました。参加したのは、日頃からNikon Zシリーズを愛用する10名のNikon Creators。本記事ではMEETUPの参加者が、オリジナルのイメージングレシピを作成し、撮影を行った作品とともに、Z6III、Z50IIを実際に使ってみて感じたリアルボイスをお届けします。

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目次

1:ENA.「自分で調整した色や質感で見るファインダーの中の世界に感動」

ENA.

愛用カメラ:Zf

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
ピクチャーコントロール:無彩/musai(ENA.オリジナルレシピ)
「娘はお花と一緒に撮るのが好きなんです。今回作ったイメージングレシピのモノクロの質感、雰囲気を最大限活かせるよう“シンプル”な作品にしました。選んだお花の雰囲気に合わせて、娘の髪もあえてシンプルなストレートにまとめ、洗練された雰囲気を出せたらなという想いで撮影しました」。

Z6IIIを使ってみていかがでしたか?

フルサイズなのに、思っていたよりも小さい!コンパクト!という印象で、驚きました。今回は、大きめのレンズNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sをつけて撮影しましたが、グリップがしっかりしているおかげで、すごく安定して持つことができました。小さいレンズなら、とても身軽に片手での撮影も楽しめるのではと思うほどでした。フルサイズでこの小ささと軽さは魅力的で、一日中撮影していてもまったく辛くなさそうです。AFも早くて気持ちが良く、ファインダーも美しくて、撮影するのが楽しかったです。

オリジナルのイメージングレシピを作って、撮影した感想を教えてください

フレキシブルカラーピクチャーコントロール対応の機材でレシピづくりをしたのはZ50IIに続き2回目でしたが、今回もとっても楽しかったです!愛用しているZfもファームアップでフレキシブルカラーピクチャーコントロールに対応しましたが、以前より絶対に欲しい!と待ち望んでいた機能でした。ファインダーから見られる世界が自分で作った色味になっていることが嬉しかったです。モノクロのイメージングレシピを作ったのですが、私は家の中で撮ることが多く、光の色に左右されないモノクロはとても重宝しています。シンプルなポートレートなどにも合うように、髪や肌、物の質感がしっかりと伝わるよう意識しました。自分好みの絵の完成形が撮影時から見えていることと、手間のかかる編集作業が簡略化できるという安心感もあり、撮る意欲も自然と上がるなと感じました。撮影中のテンションもアップします。

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
ピクチャーコントロール:無彩/musai
「レンズの圧倒的な描写力を活かし、花の繊細な質感や繊維まで丁寧に写そうと心がけました。モノクロの美しさが際立つように背景は白と黒が混ざる場所を選び、花そのものの存在感を引き立たせるように撮影しました」。

今回使ったレンズ「NIKKOR Z 50mm f1.2 S」はいかがでしたか?

想像を超える描写に驚きました。私はレンズ沼にはハマらない人間だと思っていたのですが、圧倒的な描写を見せられて、いい意味で戸惑いました。とろけるような滑らかなボケに魅了され、あんな写真が撮りたいこんな写真が撮りたい、とイメージがどんどん湧いてくるレンズだなと思いました。基本的に大きいレンズ、重たいレンズは敬遠していたところがあるのですが、この写りを手に入れられるのなら受け入れられそうです。気軽に撮る!とはいかないレンズかもしれませんが、これでしか撮れない写真があるなと初めて感じました。いつか、いつか、F1.2の世界を自分のものにしたいと感じさせてくれたレンズです。

2:Hikaru「撮影時の安定感が素晴らしく、安心して構図に集中できる」

Hikaru

愛用カメラ:Zfc

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z 85mm f/1.2 S
ピクチャーコントロール:Healthy Green(Hikaruオリジナルレシピ)
「イメージングレシピを使うことで、光をやわらかくコントロールできました。コントラストが強くなりすぎず、理想のやさしい雰囲気に仕上げられたのが印象的です」。

Z6IIIを使ってみていかがでしたか?

初めてZシリーズのフルサイズ機を手に取りましたが、まず驚いたのは手ブレの少なさです。ボディー内手ブレ補正の効果が高く、カメラは手持ちで、動く対象物を追いかけながら動画撮影を試みましたが、手持ちでありながら手振れが最小限に抑えられたことに驚きました。静止画も動画も、撮影時の安定感が素晴らしく、Z6IIIが初めてでも安心して構図に集中できます。
また、フレキシブルカラーピクチャーコントロールが搭載されていることで、色表現を学ぶきっかけにもなり、作品づくりの幅が広がると感じました。Z6IIIは、ユーザーの創造性を引き出す多彩な機能が搭載されていて、撮影の楽しさと表現の幅を大きく広げてくれるカメラだと感じています。

オリジナルのイメージングレシピを作って、撮影した感想を教えてください

ファインダー越しに広がる、自分だけの世界観に思わずワクワク! まさに、写真がますます好きになった瞬間です。今回作った「Healthy Green」は、ハイキーな雰囲気と落ち着いたグリーントーンのバランスを意識して作ったレシピで、実際に撮影してみると光のやわらかさやグリーンの空気感がちょうどよく表現できて、カフェや自然のある風景にもぴったりでした。やさしいトーンが、日常の一瞬をより印象的に切り取ってくれます。イメージングレシピを使って撮影すると、そのままレタッチせずに、自分の好みの色味ですぐにSNSにアップできるのが大きなメリット。撮った瞬間から“自分らしい世界観”が完成しているので、手間をかけずに発信できたり、Instagramにおいて統一感のあるフィード作成ができたりするのが魅力です!

今回使ったレンズ「NIKKOR Z 85mm f/1.2 S」はいかがでしたか?

ポートレート撮影でその実力を実感しました。F1.2ならではの美しいボケ味とともに被写体が際立ち、立体感のある印象的な1枚に仕上がり、感動しました。繊細な描写と柔らかな背景表現ができる、完成度の高い単焦点レンズだと思います。

3:Kei「すべてにおいて苦労なく素敵な写真が撮れることに感動」

Kei

愛用カメラ:Z50

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
ピクチャーコントロール:sakura(Keiオリジナルレシピ)
「息子とお花を撮ることに重点を置いてレシピを調整しました。息子なしバージョン、お花なしバージョンでも使うことができて、思ったよりも万能だなと感じました」。

Z6IIIを使ってみていかがでしたか?

見た目がtheカメラ!な、Nikonのシンプルなかっこよさが際立つ1台。普段使っているZ50よりも堅牢感もあり、ずっしりと程よい重みも感じられました。スッと合わせたいところにピントが合いやすく、走り回る2歳の息子を追いかけながらの撮影でもストレスなく撮影が楽しめました。暗い場所にも強く、夜桜を目で見るよりも綺麗に写真に残せて感動!ノイズも全く気になりませんでした。子育てをしながらのカメラママはとにかく時間がない。そんな中でも、フレキシブルカラーピクチャーコントロールでオリジナルレシピを作っておけば、撮って出しですぐにSNSに使える写真になるのが魅力的でした。機能を使いこなせるかな?自分にはもったいないカメラかもしれない…と、欲しいけど躊躇していた部分があった、高性能なZ6IIIでしたが、ピントの合いやすさや圧倒的な画質など、すべてにおいて、私でも苦労なく素敵な写真が撮れることに感動しました。

オリジナルのイメージングレシピを作って、撮影した感想を教えてください

子どもと春のお花を撮ることを考えて作りました。クイックシャープや輪郭強調を少しマイナスにし、ボケ感を足すイメージでやわらかい印象にしました。色味は青みをプラスして、透明感や爽やかさをイメージ。ファインダーを覗くと、目で見るよりも鮮やかな景色が広がっていて、感動しました。青みが強いかな?失敗したかな?と撮って出しを見て思うこともありましたが、露光量を調整するだけで馴染んで、素敵になり嬉しかったです。イメージングレシピは作り直したり、調整できるのも魅力的だと思いました。

今回使ったレンズ「NIKKOR Z 85mm f/1.8 S」はいかがでしたか?

主に花畑で2歳の息子を撮る際に使っています。ボケ感がとても綺麗なのと、前ボケなどが入れやすいのでお気に入りです。フォトグラファーさんがよく使っているNIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaにも憧れますが、撮影であまり子どもと距離が離れるのもまだ怖いので、小さいお子さんがいるママにぴったりのレンズだと思います。

4:MISA.「自分のカラーレシピがそのままリアルタイムに反映されて、ワクワクが止まらない」

MISA.

愛用カメラ:Zf

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
ピクチャーコントロール:Rainy day(MISA.オリジナルレシピ)
「雨の日の外撮影も楽しみたい!と思い、このレシピを作成しました。雨の日特有の空気感や湿気、霧がかかったときの幻想的な雰囲気を表現したくて、露出と彩度を少し落としてモノクロに近い落ち着いたトーンに仕上げています。この日は天気が悪かったこともあり、湖に霧がかかっていました。そのほとりに立つ1本の木がなんだか幻想的でこの雰囲気を残したいと思い、オリジナルのイメージングレシピ「Rainy day」を使用。そのおかげで静けさも表現できました」。

Z6IIIを使ってみていかがでしたか?

手に取った瞬間、直感的に使いやすそうなカメラだなと思いました。実際、持ち運びしやすいグリップで安定感があり、旅行やお出かけ、日常でも、サッとカメラを取り出してサクッと撮れる手軽さが嬉しかったです。「この瞬間を残したい!」という一瞬の場面ですぐにピントが合って撮影でき、さらに色合いも自然で鮮明なので、旅の思い出をそのまま残すには最適。旅行中は一日中写真を撮ることが多いので、バッテリーの持ちの良さも推しポイントです。一番テンションが上がった機能がフレキシブルカラーピクチャーコントロール。シーンに合わせて細かい調整ができると聞いていたので、自分好みの設定はもちろん、普段の自分が撮る写真とはまた違った色の表現にも挑戦するのが楽しいです。

オリジナルのイメージングレシピを作って、撮影した感想を教えてください

撮影する前からカメラの中に自分好みのオリジナルレシピを入れておけるのが楽しくて、天気が良い日・悪い日、風景を撮る日などいろいろなシチュエーションに合わせたレシピを作って撮影を楽しみました。ファインダーを覗くと、自分で作ったカラーレシピがそのままリアルタイムに反映されて、ワクワクが止まらなかったです。今回は普段と少し雰囲気を変えた、落ち着いた色味に挑戦したのですが、実際に試してみて「これ本当に私が撮った写真だよね…!?」と何度も写真を見返しました(笑)。自分の新しい一面や世界観を引き出せた気がしてすごく満足しています。ファインダーを覗くと、普段撮っている写真とは違う世界観が広がっていて、何度もシャッターを切りたくなるほど、テンションが上がりました。撮影の幅がぐっと広がったように感じます。

今回使ったレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」はいかがでしたか?

風景・ポートレート・夜景・カフェのような室内撮影など「これ1本あれば全部撮れる!」という安心感がありました。背景をふんわりぼかすことができ、やわらかくお洒落な写真が撮れました。

5:uka「日中の屋外撮影や構図の確認が圧倒的に快適なのがZ6IIIに決めた理由」

uka

愛用カメラ:Z6III

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z 70-180mm f/2.8
ピクチャーコントロール:Spring flower(ukaオリジナルレシピ)
「ビタミンカラーの黄色いチューリップ群の根元にネモフィラが咲き、背景には満開の桜があったので3分割になるようにして撮影しました。中央のチューリップにフォーカスを当てたことで、少し開き始めた花びらの儚さとカーブがかった茎のしなやかさが表現できました」。

Z6IIIを愛用されていますね。お気に入りポイントを教えてください

きっかけはGENICのイベントでZ6IIIをお借りして使用させていただいたことです。それまではZ30を使っていたのですが、撮影のお仕事をいただけるようになり、フルサイズ機の購入を検討していました。Z6IIIに搭載されている電子ビューファインダーのおかげで、日中の屋外撮影や構図の確認が圧倒的に快適だったことが決め手のひとつとなりました。また、グリップの感触やシャッター音など、感覚的な部分も気に入ったこと、Z30と同様にバリアングル式画像モニターであること、さらに今後はもっと動画撮影も楽しみたいと思っていたので、Z6IIIに動画撮影時の手ぶれ補正機能がついていたことも購入を決めた理由であり、お気に入りポイントでもあります。APS-C機のZ30からフルサイズのZ6IIIに移行したことで、圧倒的に画質のクオリティが上がりました。

オリジナルのイメージングレシピを作って、撮影した感想を教えてください

自分好みの明るさ・色味のイメージングレシピを作ろうと試行錯誤しました。あらかじめ予定していた被写体に合わせてイメージを固めながらレシピを作っていきましたが、これがとてもワクワクする作業で没頭してしまい、あっという間に時間が過ぎていきました。 自分好みのイメージングレシピを試行錯誤して作っている時間も、改めて自分の写真や好きな色味についてじっくりと考えられる貴重な時間になりました。イメージングレシピをカメラに登録してファインダーを覗くと自分好みの色の世界が広がっているので、撮影がとても楽しくワクワクしました。撮って出しでいつもの自分の好きな色味だから、レタッチもほぼいらず、サクッとSNSに載せられるのも嬉しいポイント。今回、自分で作ったイメージングレシピを使って動画も撮影したのですが、撮影時から完成のイメージを持ちながら撮影ができ、さらに編集時間の短縮にもつながりました。

今回使ったレンズ「NIKKOR Z 70-180mm f/2.8」はいかがでしたか?

開放F値2.8のボケ感と明るさが魅力だと感じました。今回はお花を撮ることが多かったのですが、メインのお花を引き立たせるような、周りのふんわりとしたボケ感が美しく、焦点距離180mmまでズームすることで花々がより圧縮された密集度のある写真にもなりました。

6:ももみ「より撮影が楽しくなってスキルアップにも繋がった、必要不可欠な存在に」

ももみ

愛用カメラ:Z30, Z6III

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
ピクチャーコントロール: Little Spring(ももみオリジナルレシピ)
「桜のピークが過ぎていくなかで撮影しました。ふと周りに目を向けると葉に囲まれてまだまだ咲き続ける花や、ふんわりとした夕暮れなど“さりげない春の風景”があちこちに存在していて。イメージングレシピの雰囲気に合うように新緑や花びら、空を撮りつつ、時間の流れも伝わるように撮影しました」。

Z6IIIを愛用されていますね。お気に入りポイントを教えてください

GENICのイベントでお借りする機会があったのですが、実際に使ってみると使用感や写りがとても好みでした。ちょうどフルサイズのカメラを探していたので、直感で「旅のお供はこれがいい!」と購入を決めました。それまでは、フルサイズのカメラはゴツくて、旅行に持って行くには大きすぎるし重すぎる…というイメージが強かったので避けていたのですが、 Z6IIIは女性の私でも持ちやすく使いやすく、機能性も高くさまざまな表現を気軽に楽しめるのがよかったです。特に新機能のフレキシブルカラーピクチャーコントロールに対応しているので、画づくりの幅が広がって写真を撮るたびにワクワクできるところが気に入っています。もともとはコンパクトなカメラを使っていましたが、Z6IIIを使うようになってから、より画質やフォーカスの精度も上がって、イベント取材やグルメ撮影など色々なお仕事に対応できるようになりました。「これだ!」という作品が撮れるようになると、より撮影が楽しくなってスキルアップにも繋がります。今では必要不可欠な存在です。

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
ピクチャーコントロール: Little Spring
「さりげなく春を感じさせるような、可愛らしくやさしい雰囲気をイメージしてシャープさを減らし、青をシアンに寄せてふんわりした写真が撮れるように調整しました。空やお花がふわっとノスタルジックに撮れるので、“かわいい~”と何度も言いながら撮影していました。特に夕暮れの写真は、コムロミホ先生に教えていただいたことを参考に、ホワイトバランスを“晴天日陰”に設定して、春っぽい色彩を意識しました」。

オリジナルのイメージングレシピを作って、撮影した感想を教えてください

撮影後に「どう編集しようかな…」と悩むのではなく、その場で自分の好きな色に設定して空間を切り取れるので撮影の幅が広がりそうだなと楽しみでした。自分の好きな色を作り上げていく作業は特別感がありますし、「このイメージングレシピを使って撮影したら、どんな写真が撮れるんだろう?」とワクワクします。着眼点が変わったりいつも撮らないものを撮影してみたり、今までの自分の感性とは違った画づくりも楽しめました。撮影の幅が広がり、改めて「写真と色味を考えるのって楽しいな」と感じました。

愛用されているレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」について教えてください

クリアな写りで綺麗なボケ感も楽しめるので、風景だけでなく花びらのような小さな被写体にフォーカスするなど、さまざまな撮影に対応できるレンズです。Z6III+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sはカメラを通じていろいろな表現を楽しみたい人や、もっとステップアップしたい!という人にぴったりの組み合わせだなと思います。さらにカメラと写真が好きになりましたし、本当に購入してよかったなと思える機材です!

7:みゅう「レシピを登録してから、撮影アイディアが広がりカメラを使う楽しみが増えた」

みゅう

愛用カメラ:Zfc

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
ピクチャーコントロール:Happy Blooming(みゅうオリジナルレシピ)
「家族で過ごす日常の中で見つけた、小さな幸せを感じる景色です。春のいきいきとした花々、それを楽しむ私たちの何気ない日々を、今回作ったふんわり淡いイメージングレシピで撮影しました」。

Z6IIIを使ってみていかがでしたか?

日頃Zfcを愛用しているので、最初グリップを握ったときは少し重たく感じましたが、直感的に使える操作キーやシャッター音など、写真を撮るワクワク感や楽しさが、シャッターを切るたびに高まり、すぐにZ6IIIを手放せなくなりました。ピントが合うスピードがとても速く、撮りたい一瞬を逃さずに撮ることができるのも魅力。雨の雫なども綺麗に写せ、簡単にムードのある写真が撮れます。揺れている桜や木々をブレずに撮ることができ、ピントが素早く合うので、旅行やおでかけの写真を撮るのに重宝しました。またNikon Zシリーズが表現する黒色のかっこよさや青色の爽快さはそのままに、花びらの赤やピンク、緑なども色彩豊かに表現してくれたので、春のあたたかな雰囲気を目で見たままに残すことができました。動画もとてもなめらかで綺麗、ブレにくく動画の撮影機としてもぴったりです。Z6IIIは動画でも写真でも、一段階クオリティをあげてくれるような、思ってもみなかった作品が撮れる感覚があり、とても頼もしいカメラです。また、レンズのよさをさらに活かしてくれるような感覚がありました。フレキシブルカラーピクチャーコントロールで、自分の好きなクリエイターさんの色味や質感を体験できるのも楽しいです。

オリジナルのイメージングレシピを作って、撮影した感想を教えてください

自分の好きなトーンをどの写真にものせることができるのが新鮮な感覚でした。特に撮影時にファインダーを覗くと、その世界観ができているのはとても感動しました。1つのイメージングレシピだけでなく、撮るものや仕上げたい雰囲気によってイメージングレシピを複数作って登録できるので、撮影アイディアも広がってカメラを使う楽しさが増えました。 またNikonの無料編集ソフト「NX Studio」で作ったイメージングレシピはSDカードでカメラボディーに登録できるので、旅行中のオフライン環境でもさっと取り込めて便利でした。

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
ピクチャーコントロール:Smoky Wood(みゅうオリジナルレシピ)
「これから咲くチューリップの蕾に、スポットライトのようにひとすじの太陽が当たった瞬間を切り取りました。土の赤みや緑の鮮やかさを抑えるSmoky Woodのイメージングレシピで撮ったことで、チューリップのピンクがより美しく映えた写真になりました」。

今回使ったレンズ「 NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」はいかがでしたか?

1本あれば広角から中望遠まで、幅広い撮影シーンで活躍してくれるレンズ。なるべく身軽に旅をしたい最中もこれ1本をつけていけば安心感がすごくありました。F2.8のボケ感もとても綺麗で、手元の撮影でも素敵な写真が撮れました。

8:𝗌𝖺𝗄𝗂𝗇𝗈「もっとカメラを楽しみたい!写真を撮りたい!と感じさせてくれた」

𝗌𝖺𝗄𝗂𝗇𝗈

愛用カメラ:Z5

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z 70-180mm f/2.8
ピクチャーコントロール:kurashi(𝗌𝖺𝗄𝗂𝗇𝗈オリジナルレシピ)
「おうちでのおやつタイムを、あまり色が多くならないように小物やお花を選んでアンティークの雰囲気で物撮りしました。真上から撮影し、花瓶のお花をぼかして立体感を出しました」。

Z6IIIを使ってみていかがでしたか?

思っていたよりも軽くてコンパクトでした。グリップの部分も、安定していて持ちやすいし、何より念願のバリアングル式画像モニターなので少し上の位置や少し低い位置から撮りたいときに、とても撮りやすくなって嬉しいです。また、Z6IIIのAFのスピード感や高性能な手ブレ補正機能にとても感動しました。外でお花を撮っていると、風で揺れて撮りづらいことが多いのですが、ここだというタイミングで瞬時にAFでピントを合わせてくれるのが助かりました。もともと、Nikonのスタンダードの撮って出し写真の色が好きなのですが、フレキシブルカラーピクチャーコントロールを使えば、撮って出しからもっと自分好みに近づけられるし、編集ももっと楽になるし、「もっともっと」カメラを楽しみたい!写真を撮りたい!と感じました。また、コムロ先生の講義で学んで、フォーカスモードAF-Cで初めて子どもを撮ってみましたが、ピントを合わせ続けてくれるので撮りやすくて感動しました。

オリジナルのイメージングレシピを作って、撮影した感想を教えてください

私らしい色ってどんな感じだろう…と、とてもとても迷走&苦戦しました(笑)。
その結果、おでかけ時に使うものと日々の暮らしの中で使うもの、2つのシーンのレシピを作りました。写真によって、随時明るさやアクティブD-ライティングの設定を調整することを想定したのがポイントです。実際に使ってみて、自分の好きなトーンで撮影できるって楽しい!と思いました。撮って出しから自分好みなので、Instagramのストーリーズなど気軽に上げたいときにも、調整せずに使えるし、日頃のレタッチも迷いが減りそうです。

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z 70-180mm f/2.8
ピクチャーコントロール:osanpo(sakinoオリジナルレシピ)
「散歩をしながら、空や自然を撮るときに使いたいレシピを作りました。色とりどりのチューリップの中にいた、ひょっこり背の高い子を選んで撮影しました。望遠レンズのおかげで、周りはふんわりぼかすことができて、より一層の存在感でセンターのチューリップを撮ることができたと思います。イメージングレシピとアクティブD-ライティングを強めにかけてから明るさを調整することで、春のやさしい雰囲気の写真に仕上がりました」。

今回使ったレンズ「NIKKOR Z 70-180mm f/2.8」はいかがでしたか?

今回は、お花やお家での物撮りなどだったので、NIKKOR Z 70-180mm f/2.8を使って撮影しました。やっぱり、このレンズでお花を撮るのは、ボケ感が大きくなるし、ぐぐっと寄れてとても楽しいです。少し重たいけれど、おでかけにも連れ出したいと思いました。

9:Natsumi「Z50IIのおかげで自分の撮る写真や動画が前よりもっと好きになった」

Natsumi

愛用カメラ:Z50II

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
ピクチャーコントロール:na01(Natsumiオリジナルレシピ)
「このレシピは風景や建築物の陰影、質感をしっかりと描きながらも、全体としては静かで落ち着いた空気感を演出したいと思い作りました。手前の葉や石で立体感を出しつつ、草履にピントを合わせて視線を誘導しました。奥行きと、風情のある日本らしい静かな空気感を表現できました」。

Z50IIを愛用されていますね。お気に入りポイントを教えてください。

見たままに近い自然な色で撮れるNikon Zシリーズのカメラが欲しくて、小型ボディーで持ち運びやすく、旅行に最適だったためZ50IIを選びました。自然光や色をナチュラルに描写できるところが気に入っています。室内のやわらかい光や植物の繊細な緑のトーンも肉眼で見た印象に近い雰囲気や色合いで残せます。ボディーが軽くてコンパクトだから、ちょっとしたおでかけに持って行きやすいのも選んだ理由のひとつです。フレキシブルカラーピクチャーコントロールには、撮影の時点で雰囲気を作り込めることに期待していました。肌の色や自然の緑など、自分がこだわりたい部分をコントロールできるのは魅力的ですし、撮って出しでも自分らしい色が出せるのはうれしいです!Z50IIを使うようになってから、撮影そのものがより楽しくなりました。自分の撮る写真や動画を前よりもっと好きになれた気がします。Z50IIで撮るようになってから、旅先でのPRや撮影のご依頼をいただく機会も増えて、とてもありがたく感じています。

オリジナルのイメージングレシピを作って、撮影した感想を教えてください

最初は作るのが難しく感じましたが、調整を重ねるうちに自分の好きな色が作れるようになって、すごく楽しかったです。思い描いていた雰囲気に近づくたびに撮影がもっと楽しくなりました。作ったレシピは、輪郭強調や明瞭度の調整で細部まで描写しつつ、寒色寄りのトーンで落ち着いた雰囲気を出せ、奥行きがしっかり感じられる仕上がりになり、満足しています。特に陰影のあるシーンや庭園などでは、静かで奥深い空気感がよく表現できたと思います。

今回使ったレンズ「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」と「NIKKOR Z DX 24mm f/1.7」はいかがでしたか?

NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR は、旅行にぴったりだと感じました。広角から望遠までカバーできるので、風景や街並み、スナップまでこれ1本で撮れるのがとても便利です。NIKKOR Z DX 24mm f/1.7 は、料理の撮影時に特に活躍しました。開放F値が明るく、背景が綺麗にボケるので、料理がすごく可愛くふんわり撮れて気に入っています。

10:すよん「軽量で操作がわかりやすいZ50IIはエントリー機としても最適な1台」

すよん

愛用カメラ:Z50II

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
ピクチャーコントロール:koime2(すよんオリジナルレシピ)
「千鳥ヶ淵の土手に咲いていた菜の花がとっても可愛くて、ズームで覗いたらさらに可愛くてパチリ。予定していたレシピとは違うレシピで撮影したのですが、独特の雰囲気がいいなあ〜と思っています。レタッチでやわらかさと、背景の川の色味を調整しました」。

Z50IIを愛用されていますね。お気に入りポイントを教えてください。

手軽で気軽なカメラが私には向いているかなと思い、ちょうど新発売されたZ50IIを見て購入しました。Z50IIのお気に入りポイントは、フレキシブルカラーピクチャーコントロールなどの新しい機能を兼ね備えているにもかかわらず、なんと言っても軽いところ。カメラを持っている友達にZ50IIを渡すと、だいたいまず第一声は必ず「軽っ…」です。写真の画質が綺麗で本当に良いので、せっかくならZ50IIで撮りたいと思って、ほぼ毎日カメラを持ち歩くようになりました。Z50IIに小さめのレンズを装着すれば、かなりコンパクトで、小さくて可愛いバッグにもギリギリ入れられる、すごく優秀な1台です。

オリジナルのイメージングレシピを作って、撮影した感想を教えてください

最初は自分で作るなんて!と思っていましたが、自分が撮りたいシチュエーションや被写体を考えながら作ってみると意外と難しくなくて楽しくなりました。

撮影機材:Z6III + NIKKOR Z 35mm f/1.4
ピクチャーコントロール:sharp(すよんオリジナルレシピ)
「ねこちゃんが朝の光を浴びながらゴロゴロしていて可愛いすぎたので撮影。光と影のコントラストがかっこいい!少しだけシャドーの色味を変化させてニュアンスを出しました」。

今回使ったレンズ「NIKKOR Z 35mm f/1.4」と「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」はいかがでしたか?

NIKKOR Z 35mm f/1.4は、1.4のF値が明るくて最高だったのと、焦点距離が私的にはちょうどよく使いやすかったです。家の猫を撮るときに、背景がとろ〜んとしてなにも情報がなくなってしまうのがとても好みで、暗いところでも写りが綺麗だし玉ボケもとっても可愛くできるし最高です。いろいろとレンズを変えて撮影するつもりでいましたが、結局NIKKOR Z 35mm f/1.4のレンズばかり使っていました。私はカメラをはじめて半年ほどしか経っていないのですが、Z50IIはエントリー機としても最適だなぁと常々感じています。機能も1回説明を聞いたらすぐ使えるようになるし、操作がわかりやすい。初心者にもおすすめのカメラです。キットレンズのNIKKOR Z DX50-250mm f/4.5-6.3は、かなりズームができるので風景を撮る際に大活躍しています。ズームした先の画って、すっごく可愛いんですよね。

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性能が大幅アップした、ミドルクラス最強の1台「Z6III」

フラッグシップ機に迫る性能を持つZ6IIIは、世界初※部分積層型CMOSセンサー、9種類の被写体検出や、幅広い撮影シーンで活躍する高度なAF性能、高解像・高輝度・広色域EVFを小型ボディーにギュッと凝縮して搭載。写真や動画の色味を変えて、クリエイティブな画づくりができ、自分だけの新しいカラーを手に入れることができる「フレキシブルカラーピクチャーコントロール」にも対応しています。世界初の撮像素子とミラーレス史上最も明るいEVFで、静止画撮影はもちろん、動画撮影でも今までにない新しい撮影体験が得られる1台です。

※2024年6月17日現在、フルサイズ/ FXフォーマットのミラーレスカメラにおいて、ニコン調べ。

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コンパクトな見た目と、高画質・高性能を兼ね備えたAPS-Cサイズミラーレスカメラ。AFは上位モデル同様に9種類の被写体検出に対応し、公開されているイメージングレシピや、自分好みの色レシピを作ってカメラに登録できる機能「フレキシブルカラーピクチャーコントロール」にも対応。カメラ初心者から、撮影に慣れた中級者や上級者でも満足できる1台。

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