森あんじゅ
きゅっと優しく握った友人の拳と相棒のフィルムカメラ。この「2人」は、何度でも思い出したくなるような、日々の楽しい瞬間を、これからも切り取っていくのだろうと思います。
Lina
お互いロシアから日本に来て10年以上。1年間、着付けの練習を繰り返し、やっと自信を持って着物で外出できるようになった彼女の事を誇りに思い、夕日の光で一層輝いて見える姿を撮りました。
四ノ宮勇魚
コロナ禍の鬱屈とした世の中で出会った光景です。夕日が沈む中、駆け出す兄妹と光が本当に優しく美しくて、一縷の希望のように見えました。大きなフレアとゴーストが、虹のように子供たちを囲んでいます
はいち
強い太陽の光を、柔らかい布で優しく受け止めて、それをモデルさんがさらに「優しく包み込む」。そんなイメージで撮影。太陽が物としてそこにあるかのように撮れました。
GENIC VOL.59 【私たちが撮った「想い溢れる人写真」】
GENIC VOL.59
特集は「だから、人を撮る」。
最も身近にして最も難しい、変化する被写体「人」。撮り手と被写体の化学反応が、思ってもないシーンを生み出し、二度と撮れないそのときだけの一枚になる。かけがえのない一瞬を切り取るからこそ、“人"を撮った写真には、たくさんの想いが詰まっています。泣けて、笑えて、共感できる、たくさんの物語に出会ってください。普段、人を撮らない人も必ず人を撮りたくなる、人を撮る魅力に気づく、そんな特集を32ページ増でお届けします。