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塩川雄也 写真展「A Song to Kindle the Light」が銀座で開催。聖夜の温もりに包まれた、東欧の静かな村々を旅した

塩川雄也 写真展「A Song to Kindle the Light」が、東京 銀座のCO-CO PHOTO SALONで開催されます。会期は、2025年6月4日(水)~6月12日(木)。同氏が、2024年から2025年にかけて旅した、ルーマニアとモルドバで撮影した作品を展示。「東欧の静かな村々で出会った、光と歌、そして祈るように丁寧に紡がれる日々の営み。ひとつひとつに静かに耳を澄ませながら、その情景にそっと触れられるような空間になれば」とのこと。

  • 開催期間:2025.6.4 ~ 2025.6.12
目次

プロフィール

塩川雄也

写真家/映像作家 1988年、福岡県北九州市生まれ。山口大学医学部保健学科卒業後、附属の大学病院で看護師として勤務。写真家を志して上京後、青山裕企氏に師事。2017年に独立。
現在は東京を拠点に、写真と映像の制作に携わる。旅を通して出会った情景を、ライフワークとして作品に残している。

本展では、2024年から2025年にかけて旅したルーマニアとモルドバで撮影した作品を展示いたします。東欧の静かな村々で出会った、光と歌、そして祈るように丁寧に紡がれる日々の営み。ひとつひとつに静かに耳を澄ませながら、その情景にそっと触れられるような空間になればと思います。静かに心を照らすような、穏やかな時間を過ごしていただけたら嬉しいです。

展示作品の一部とステートメント

光を求めた新しい年。
聖夜の温もりに包まれた、東欧の静かな村々を旅した。

湖のほとりの村で、人々が歌っていた。
“コリンダ”という、古くから伝わる民謡。
それは、新しい年の幸せを願い、家々を巡って届けられる「歌の贈りもの」だった。
どこか懐かしく、優しさに包まれたその音色は、
国境や信仰を越えて、心にすっと入り込んでくるようだった。

手でつくることは、歌うことに似ているのかもしれない。
それは単に“もの”を生むのではなく、
祈るように、誰かを思い浮かべながら、
静かな時間の中で紡がれていく。
目に見えない記憶や想いの断片を、
そっと継ぎ合わせていくような営みだ。

伝統を受け継いでいくということは、
過去を守ることではなく、
今を生きる暮らしの中で、もう一度灯していくこと。
そのことを、この旅が教えてくれた。

あの歌に、この旅に、
ひとつの灯りのようなものを感じている。
これからも旅を続けながら、その光を追い求めていくのだろう。

塩川雄也 写真展「A Song to Kindle the Light」情報

開催日時

2025年6月4日(水)~6月12日(木)11:00~18:30
※最終日 17:00閉場
休廊日:日曜

入場料

無料

会場

CO-CO PHOTO SALON

  • 〒104-0061 東京都中央区銀座3丁目11-14 ルート銀座ビル 4F
  • Google Map

行き方・アクセス

<電車>
都営地下鉄浅草線「東銀座駅」A7番出口から徒歩で1分
東京メトロ日比谷線「東銀座駅」3番出口から徒歩で3分
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」10番出口から徒歩で5分
東京メトロ銀座線・日比谷線「銀座駅」A13番出口から徒歩で4分

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