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相手の焦点距離/古屋呂敏のFocal Length Vol.3

古屋呂敏<連載コラム>第3月曜日更新

その瞬間を永遠にしたいと願いながら、シャッターを切る。
心の揺れるままに、心の色のままに。
自分だけに見えていたその一瞬の世界は、
写真に残すことでさらに愛しく想えるものになる。
だから僕は、きっと永遠に写真を撮り続ける。

───俳優、カメラマンとして活躍する古屋呂敏の「Focal Length」。
連載を通して、写真だけではなく、
人との距離感、 生きるスタンスなど
さまざまな「焦点距離」をお届けします。
【撮影&テキスト:古屋呂敏 撮影機材:Nikon Z f】

  • 作成日:

Focal Length
今回の撮影テーマは「相手の焦点距離」に想いをはせる。

Z f + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZ II)

今回登場してもらうのはFAKYのMIKAKO。
Netflix 「オオカミちゃんには騙されない」で共演をして以来、久しぶりの再会。

3ヶ月という期間を共に過ごした相手を撮影するのは、初めましての方を撮影するのとはまた違った緊張感がある。

彼女の人柄をある程度理解しているので、個人的にはそのイメージに写真を寄せていきたくなる。
もちろん普段はその中で自分の色や、想いを織り交ぜて撮影するが、今回は、相手の今の心情や想いに振って写真を撮ろう。
なので撮影の前にいつも通り、近況報告をし合って今の想いを聞いてから撮影をした。

撮影が始まればお互いに特に話すこともなく、 歩きながら好きなタイミングでシャッターを切る 。

Z f + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZ II)

Z f + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZ II)

Z f + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZ II)
ディープトーンモノクローム

一枚一枚大切に。
自分自身が撮影される側を経験しているからこそ、自分の心情が写真に出てしまう瞬間があることを知ってる。
その瞬間が美しいとも思うし、その瞬間の真実なんだなって思う。

Z f + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZ II)
ディープトーンモノクローム

答えなんてない世界だからこそ、自分の正解を探して。

Z f + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZ II)

Z f + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZ II)

前に進んだり、後ろに下がったり、時には立ち止まったり。
今のMIKAKOは夕陽がよく似合う。

Z f + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZ II)
ディープトーンモノクローム

Z f + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZ II)

Z f + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZ II)

「うまいっっ!」
そう言ってカメラに表情をくれる彼女の焦点距離は、また違うところにピントが合っていた。
Thank you Mikako!

Z f + AI Nikkor 50mm f/1.2S( + マウントアダプター FTZ II)
ディープトーンモノクローム

古屋呂敏

俳優・フォトグラファー 1990年、京都生まれ滋賀/ハワイ育ち。カメラ歴は7年。Nikon Z fを愛用。父はハワイ島出身の日系アメリカ人、母は日本人。俳優のみならず、カメラマン、映像クリエイターROBIN FURUYAとしても活動。CHANEL、FENDI、ISETAN、SK-IIなどの映像制作も手掛ける。2022年には初の写真展「reflection(リフレクション)」、2023年9月には第2回写真展「Love Wind」を開催。

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