目次
- 兵庫の桜の名所・花見スポット
- おの桜づつみ回廊(おのさくらづつみかいろう)/兵庫
- 姫路城(ひめじじょう)/兵庫
- 京都の桜の名所・花見スポット
- 伏見港公園(ふしみみなとこうえん)・伏見十石舟(ふしみじっこくぶね)/京都
- 竹中稲荷神社(たけなかいなりじんじゃ)/京都
- 蹴上インクライン(けあげいんくらいん)/京都
- 高台寺(こうだいじ)/京都
- 東寺(とうじ)/京都
- 京都御苑 近衛邸跡(きょうとぎょえんこのえていあと)/京都
- 哲学の道(てつがくのみち)/京都
- 大阪の桜の名所・花見スポット
- 大阪城公園(おおさかじょうこうえん)/大阪
- 打上川治水緑地(うちあげがわちすいりょくち)/大阪
- 和歌山の桜の名所・花見スポット
- 紀三井寺(きみいでら)/和歌山
- 道成寺(どうじょうじ)/和歌山
- 長保寺(ちょうほうじ)/和歌山
- 奈良の桜の名所・花見スポット
- 吉野山(よしのやま)・花矢倉展望台(はなやぐらてんぼうだい)/奈良
- 高見の郷(たかみのさと)/奈良
- ナメゴ谷(なごめだに)/奈良
- 又兵衛桜(本郷の瀧桜)(またべえざくら ほんごうのたきざくら)/奈良
- 壺阪寺(つぼさかでら)/奈良
- 滋賀の桜の名所・花見スポット
- 琵琶湖疏水 第1トンネル東口(びわこそすいだいいちとんねるひがしぐち)/滋賀
- 伊香具神社(いかぐじんじゃ)/滋賀
- 天孫神社(てんそんじんじゃ)/滋賀
- おすすめ記事
- 世界中のフォトスポットを地図で!
兵庫の桜の名所・花見スポット
おの桜づつみ回廊(おのさくらづつみかいろう)/兵庫
約4kmにわたる美しい桜並木は、西日本最大級の規模。
エドヒガン、オオシマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエベニシダレ、オモイガワ、5種類、650本の桜が上流から下流へ、開花順に植樹されていて、長期間にわたり桜が楽しめるようになっています。
堤防沿いの一角には、田んぼに水が張られ水面に桜が映りこむスポットも。
「おの桜づつみ回廊」は、河川環境の保全の一環としてオーナー制度を取り入れていて、オーナーのついた桜の木にはコメント入りの銘板が設置されているのも特徴。
例年、桜の見ごろの期間、一部の区間においてライトアップによる夜桜も楽しめます。
また、小野市には花見スポットが数多くあり、桜の種類や開花時期も異なるので、市内の桜めぐりもおすすめです。
おの桜づつみ回廊 開花時期
3月下旬〜4月上旬ごろ
おの桜づつみ回廊 情報
<ライトアップ開催期間>2024年4月1日(月)~4月9日(火)
※開花状況によって変更となる場合があります。
行き方・アクセス
<バス>神姫バス「古川町停留所」にて下車/市役所前より、らんらんバスでのアクセス方法もあり
※曜日とルートによって停車バス停が違うので公式サイトを確認ください
姫路城(ひめじじょう)/兵庫
平成5年12月、奈良の法隆寺とともに日本で初の世界文化遺産となった、国宝・姫路城。現在の大天守は慶長14年(1609年)に建築されたもので、400年以上が経過した今も、その美しい姿を残しています。
「日本さくら名所100選」にも選ばれており、開花時期には、ソメイヨシノ、シダレザクラなど約1000本の桜が、姫路城の天守閣や白壁に映える景色を拝むことができます。
毎年4月の初め頃には、西の丸庭園において、姫路城夜桜会「千姫の庭、光の戯れ」を開催。白亜の大天守を背景に約70本の桜がライトアップされるほか、白壁へのプロジェクションマッピングやムービングライトによるカラーライティング、「竹灯籠制作集団 竹一族の陰謀」による竹灯籠などが行われます。
日本の美を象徴する「世界遺産×桜」のコラボレーションは必見です。
姫路城 開花時期
3月下旬〜4月上旬ごろ
姫路城夜桜会「千姫幻想曲輪」 情報
<開催期間>2024年3月29日(金)~4月7日(日)
姫路城 基本データ
<住所>兵庫県姫路市本町68
<TEL>079-285-1146(姫路城管理事務所)
<開城時間>9:00~17:00(入城は16:00まで)
<駐車場>6か所あり
入城料
大人(18歳~)1,000円
小人300円
行き方・アクセス
<車>播但連絡自動車道「砥堀ランプ」から約15分/播但連絡自動車道「花田IC」から約15分/山陽自動車道「山陽姫路西IC」から約25分/阪神高速・姫路バイパス「中地ランプ」から約15分
<電車>JR西日本「姫路駅」、または山陽電気鉄道本線「山陽姫路駅」から徒歩で約20分
<バス>神姫バス「大手門前」から徒歩で約5分
京都の桜の名所・花見スポット
伏見港公園(ふしみみなとこうえん)・伏見十石舟(ふしみじっこくぶね)/京都
1周550mほどのウォーキングコースがある伏見港公園では、歩きながらさまざまな季節の景色が楽しめます。桜の開花時期には、お花見をしながらのお散歩も。
写真を撮るのに一番の構図は「伏見十石舟」と桜のコラボショット。観光客を乗せ、宇治川派流と濠川をゆったりと下る屋形船の上を桜が咲き乱れる光景は、外国人からも大人気です。
水面に浮かぶ花筏(はないかだ)になるのは、満開より約1週間後。この時期の撮影もおすすめです。
伏見港公園 開花時期
3月下旬〜4月上旬ごろ
伏見港公園 基本データ
<住所>京都府京都市伏見区葭島金井戸町
<TEL>075-611-7081
<駐車場>あり(7:00~23:30)
行き方・アクセス
<車>名神高速道路「京都南IC」から南へ約10分/第2京阪道路「巨椋池IC」から北へ約5分
<電車>京阪電気鉄道「中書島駅」南改札口から徒歩で約3分
<バス>市バス「京阪中書島・伏見港公園」から徒歩で約2分
竹中稲荷神社(たけなかいなりじんじゃ)/京都
吉田神社の末社である竹中稲荷神社。吉田神社の境内ではなく、吉田山の頂上近くにあります。
ここは、朱塗りの鳥居と白い桜の美しいコントラストが楽しめる、京都内でも隠れた桜の名所。
開花時期は、小さな鳥居が続く一直線の参道をソメイヨシノが彩り、桜の並木をまっすぐに歩いてお稲荷さんにお詣りします。朱の合間を埋めるピンクの絶景を楽しんで。
竹中稲荷神社 開花時期
4月上旬ごろ
竹中稲荷神社 基本データ
<住所>京都府京都市左京区吉田神楽岡町3-64
<TEL>075-771-3788(吉田神社)
<駐車場>参拝用臨時駐車あり(約20台)
行き方・アクセス
<電車>京阪電気鉄道「出町柳駅」から徒歩で約15分
<バス>市バス「京大正門前」から徒歩で約5分
蹴上インクライン(けあげいんくらいん)/京都
南禅寺の近くにある蹴上インクラインは、蹴上船溜から南禅寺船溜までの約36mの高低差がある斜面に、舟を往復させるために敷設された、全長約582mの傾斜鉄道です。
明治23年に運転開始、昭和23年にその役目を終えましたが、現在もレールが形態保存されており、インクラインの中は自由に歩くことができます。
春には、インクラインの両側に植えられた約90本のソメイヨシノやヤマザクラが咲き誇り、京都の桜の名所の1つとなっています。
線路を歩きながら桜を観賞できる、稀有なスポットです。
蹴上インクライン 開花時期
3月下旬〜4月上旬ごろ
蹴上インクライン 基本データ
<住所>京都府京都市左京区粟田口山下町~南禅寺草川町
行き方・アクセス
<電車>京都市営地下鉄「蹴上駅」1番出口から徒歩で約3分
<バス>市バス「岡崎法勝寺町」から徒歩で約5分
高台寺(こうだいじ)/京都
慶長11年(1606年)、豊臣秀吉の正室・ねねが秀吉の没後、その菩提を弔うため建てた寺で「ねねの寺」と親しまれている高台寺。
約50本のシダレザクラ、ヤマザクラ、ソメイヨシノが植えられている中で、もっとも有名なのが「方丈」の前に広がる「波心庭」に咲くシダレザクラ。毎年開花時期にはイベントが行われ、その年のテーマにあわせて様相を変えます。写真は、2020年「乱舞」をテーマに波心庭の白砂がカラフルに色付けされたときのもの。
春には、桜の開花前から夜間の特別拝観が実施され、ライトアップされた高台寺を楽しめます。
高台寺 開花時期
3月下旬~4月上旬ごろ
高台寺 春の特別拝観 情報
高台寺は京都で初めてライトアップを行った寺院だそう。
<開催期間>2024年3月15日(金)〜 5月6日(月・祝)
高台寺 基本データ
<住所>京都府京都市東山区高台寺下河原町526
<TEL>075-561-9966
<営業時間>9:00~17:00
※春・夏・秋期の夜間特別拝観期間は~21:30
<駐車場>あり(100台、24時間営業)
拝観料
大人 600円
中高生 250円
小学生以下 無料(父兄同伴)
行き方・アクセス
<車>京都駅から約15分
<電車>京阪電鉄 「祇園四条駅」から徒歩で約15分/阪急電鉄「京都河原町駅」から徒歩で約20分
<バス>市バス「東山安井」から徒歩で約7分
東寺(とうじ)/京都
世界遺産でもあり、京都のランドマークでもある五重塔を有する東寺。
境内には、早咲きのカワヅザクラやソメイヨシノなど、約200本の桜がありますが、一際目を引くのが、五重塔を背にして咲く1本の大きなヤエベニシダレ。弘法大師の「不二の教え」にちなみ、「不二桜」と名付けられています。樹齢は120年を超えているものの、東寺に移植されたのは2006年。岩手県盛岡市で育ち、秋田県・三重県を経て、東寺へやってきました。
夜の特別拝観も、開花時期に合わせて行われます。ライトアップされた不二桜と五重塔が瓢箪池(ひょうたんいけ)に映り込み、日本の美を称えるようなリフレクション写真が撮影できます。
東寺 開花時期
3月中旬~4月中旬ごろ
夜桜ライトアップ(金堂・講堂 夜間特別拝観) 情報
<開催期間>2024年4月27日(土)〜5月6日(月)
東寺 基本データ
<住所>京都府京都市南区九条町1
<TEL>075-691-3325
<開門時間>5:00~17:00
※拝観時間は建物によって異なります。
<駐車場>あり
行き方・アクセス
<電車>JR「京都駅」八条西口から徒歩で約15分/近鉄京都線「東寺駅」から徒歩で約5分
京都御苑 近衛邸跡(きょうとぎょえんこのえていあと)/京都
江戸時代は、140以上の宮家や公家の邸宅が立ち並ぶ町だった「京都御苑」。明治になって都が東京に移ったことで、国民公園となりました。
御苑にある近衞家の邸宅跡には、シダレザクラの大木が約60本植わっていて、「近衛邸跡の枝垂れ桜」として親しまれています。御苑で一番早く咲き始める桜で、3月中旬にはほころび始めますが、種類がいくつかあり、開花の時期が違うので、全体としては1ヶ月くらい楽しむことができることでも人気。糸を引くように天から降り注ぐ形から「糸桜」とも呼ばれています。
京都御苑 近衛邸跡 開花時期
3月中旬~4月中旬ごろ
京都御苑 近衛邸跡 基本データ
<住所>京都府京都市上京区京都御苑3
<TEL>075-211-6364
<駐車場>
・中立売駐車場 131台
・清和院駐車場 81台
乗用車 3時間まで800円、以後30分毎100円
最大料金1,200円(当日24時まで)
行き方・アクセス
<電車>
京都市営地下鉄「丸太町駅」から間之町口まで徒歩で約5分/京都市営地下鉄「今出川駅」から乾御門まで徒歩で約5分
京阪電気鉄道「神宮丸太町駅」から富小路口まで徒歩で約15分/京阪電気鉄道「出町柳駅」から石薬師御門まで徒歩で約20分
<バス>市バス「府立医大病院前」から徒歩で約7分
哲学の道(てつがくのみち)/京都
銀閣寺と南禅寺の間を結ぶ、約2kmにわたる散歩道。20世紀初期の哲学者である京都大学教授の西田幾太郎が、毎朝この道を歩いて思想に耽っていたことにちなんで名付けられました。
大正から昭和にかけて活躍した日本画家・橋本関雪によって寄贈された300本ソメイヨシノが始まりで、桜の名所となりました。そのため「関雪桜」と言われています。現在は、オオシマザクラ・ヤエザクラ・シダレザクラなども含め、約400本の桜が植えられています。
歴史的建造物をリノベーションした美術館が集中するなど、近代京都の魅力を存分に味わえる文化の香り高いエリアです。
哲学の道 開花時期
3月下旬~4月上旬ごろ
哲学の道 基本データ
<住所>京都府京都市左京区浄土寺石橋町~若王子町
<TEL>075-761-1944(哲学の道保勝会)
行き方・アクセス
<バス>市バス「銀閣寺道」から徒歩ですぐ
※地下鉄烏丸線「今出川駅」や京阪電鉄「出町柳駅」などから乗車
大阪の桜の名所・花見スポット
大阪城公園(おおさかじょうこうえん)/大阪
歴史のロマンがあふれる天守閣を中核に据えた大阪城公園は、大阪の中心に位置する都市公園。園内に約3000本の桜を擁する関西屈指の桜の名所です。
中でも「西の丸庭園」にはソメイヨシノを中心に約300本の桜が植えられており、その中には、大阪府の「桜の標本木」も。この木の咲き具合で大阪府の桜の開花宣言が行われる重要な役目を担う木です。
玉造口には遅咲きのヤエザクラが植えられているので、長い期間、桜を楽しむことができます。
天守閣を背景に絶景の桜写真が撮れるスポットはいろいろあるので、それを見つけるのもまた楽しみのひとつです。
大阪城公園 開花時期
3月下旬〜4月中旬ごろ
観桜ナイター 2024 情報
<開催期間>2024年3月22日(金)~4月7日(日)
大阪城公園 基本データ
<住所>大阪府大阪市中央区大阪城
<TEL>06-6755-4146(大阪城パークセンター)
<営業時間>※西の丸庭園
9:00〜17:00(3月~10月)
桜のシーズンは開館延長
<定休日>※西の丸庭園
月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日)
<駐車場>あり
入場料※西の丸庭園
大人 200円
※中学生以下、大阪市内在住の65歳以上(要証明書提示)、障がい者手帳 をお持ちの方は無料
行き方・アクセス
<電車>
大阪市高速電気軌道「谷町4丁目駅」1-B番出口、または「天満橋駅」3番出口
大阪市高速電気軌道「谷町4丁目駅」9番出口、または「森ノ宮駅」1番出口、3-B番出口
大阪市高速電気軌道「森ノ宮駅」3-B出口、または「大阪ビジネスパーク駅」1番出口
JR西日本環状線「森ノ宮駅」または「大阪城公園駅」
JR西日本東西線「大阪城北詰駅」
京阪電気鉄道「天満橋駅」
打上川治水緑地(うちあげがわちすいりょくち)/大阪
打上川治水緑地は、洪水のときに寝屋川と打上川の両河川の流量を調整するために、大阪府がつくった施設です。
1996年から都市公園となり、市民の憩いの場になっています。2022年1月11日にはドッグランもオープンしました。
北側遊歩道は約400mにわたり、約200本の桜が植えられており、開花時期の桜並木は圧巻。2017年から寝屋川市が行っている「サクラ☆プロジェクト」により、開花時期には桜並木がライトアップされ夜桜が楽しめます。
打上川治水緑地 開花時期
3月下旬~4月上旬ごろ
ねやがわパーク事業~桜と光の舞い~ 情報
<ライトアップ開催期間>2024年3月29日(金)~4月7日(日)
打上川治水緑地 基本データ
<住所>大阪府寝屋川市太秦桜が丘
<駐車場>あり(153台)
平日:入場から3時間まで300円、以降1時間100円、入庫後24時間最大1,000円
土日祝日:入場から3時間まで500円、以降1時間200円、入庫後24時間最大1,500円
※入場から30分以内で出場するときは無料
行き方・アクセス
<電車>京阪電気鉄道「寝屋川市駅」から徒歩で約20分
<バス>京阪バス「観音橋」下車すぐ
和歌山の桜の名所・花見スポット
紀三井寺(きみいでら)/和歌山
関西一の早咲き桜の名所として知られている紀三井寺の桜。境内には約500本の桜の木が植えられており、「日本さくら名所100選」に選ばれています。開花宣言の目安となる和歌山地方気象台指定の標本木(ソメイヨシノ)が本堂前にあることから、「近畿地方に春を呼ぶ寺」とも言われているスポットです。
例年、3月下旬より1か月間にわたり「桜まつり」が開かれ、多くの人でにぎわいます。
紀三井寺 開花時期
3月下旬~4月上旬ごろ
紀三井寺 桜まつり 情報
<日時>2024年3月20日(水・祝)~4月20日(土)予定
紀三井寺 基本データ
<住所>和歌山県和歌山市紀三井寺1201
<TEL>073-444-1002
<駐車場>あり
拝観料
大人 200円
小中学生と70歳以上 100円
行き方・アクセス
<車>阪和自動車道「和歌山IC」から約20分
<電車>JR西日本紀勢本線(きのくに線)「紀三井寺駅」から徒歩で約10分
<バス>和歌山バス「紀三井寺」から徒歩で約10分
道成寺(どうじょうじ)/和歌山
道成寺は大宝元年(701年)に創建された和歌山県最古の寺。日本有数の千手観音の寺としても有名です。
本堂横には、エドヒガンとソメイヨシノが植えられており、開花時期が違うことから長く桜を楽しめます。
境内や裏山などに咲き乱れる桜の美しさも壮観です。
毎年3月下旬から4月上旬頃に、春の本堂無料公開が行われます(境内への入場は通年無料)。また、予約制のイベント「桜・舞・道成寺」では、古典芸能公演を観賞できます。
道成寺 開花時期
3月下旬ごろ
道成寺 基本データ
<住所>和歌山県日高郡日高川町鐘巻1738
<TEL>0738-22-0543
<駐車場>あり(100台)
行き方・アクセス
<車>阪和自動車道「岸和田IC」から約70分/関西空港から約60分
<電車>JR西日本きのくに線「道成寺駅」から徒歩で約5分
春の本堂無料公開 情報
<日時>2024年3月20日(水・祝)~4月8日(月)10:00~15:00
桜・舞・道成寺 情報
<開催日程>2024年3月31日(日)
長保寺(ちょうほうじ)/和歌山
2017年に日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」として認定された、海南市の構成文化財のひとつ長保寺。本堂・塔・大門とそろって国宝は、奈良の法隆寺と同寺だけです。この大門は小形ながら形態のよく整った、室町時代の代表的な楼門のひとつとされており、桜の開花時期には、まさに和の絶景を拝むことができます。
約15000坪の敷地に、桜や牡丹などたくさんの花が咲くことから、「花の寺」としても全国的に有名です。
長保寺 開花時期
3月下旬~4月上旬ごろ
長保寺 基本データ
<住所>和歌山県海南市下津町689
<TEL>073-492-1030
<駐車場>あり(15台、無料)
拝観料
300円
小学生以下無料
行き方・アクセス
<電車>JR西日本きのくに線「下津駅」から車で約10分/JR西日本きのくに線「下津駅」から徒歩で約35分
<車>阪和自動車道「海南IC」から約15分/湯浅御坊道路「有田南IC」から約10分
奈良の桜の名所・花見スポット
吉野山(よしのやま)・花矢倉展望台(はなやぐらてんぼうだい)/奈良
日本一の桜の名所として知られる、世界遺産でもある吉野山。
桜の開花時期には、儚げで可憐な山桜が尾根から尾根へ、谷から谷へと山全体を埋め尽くしていき、その姿は、”一目に千本見える豪華さ”という意味で「一目千本」とも言われています。
約200種3万本の桜のうち、古くから詩や歌に詠まれ親しまれてきシロヤマザクラは、下・中・上・奥の4箇所に密集。下千本(しもせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)と呼ばれており、例年4月初旬から末にかけて、下→中→上→奥千本と、山を登るように順に開花してゆくため、長く見ごろが楽しめます。
花矢倉展望台の近辺は吉野山の中でも特に眺めの良いビュースポットで、上千本、中千本を見渡すことができます。
吉野山・花矢倉展望台 開花時期
4月初旬~中旬ごろ
吉野山・花矢倉展望台 基本データ
<住所>奈良県吉野郡吉野町吉野山
<TEL>0746-39-9237(吉野町観光案内所)
<駐車場>あり(桜の開花時期は有料)
※詳細は公式WEBを確認
行き方・アクセス
路線バス、シャトルバス、ロープウェイ、マイカーなどでのアクセスが可能。
ピークシーズンはさまざまな規制があるので、必ず公式WEBを確認のうえお出かけください。
高見の郷(たかみのさと)/奈良
名峰・高見山の近く、標高650mの丘にある高見の郷は、奈良県内でも一二を争う花見の人気スポット。約2万坪の敷地に、シダレザクラが約1000本植えられています。
ピンクのグラデーションをつくり出すシダレザクラのほか、ユキヤナギの白、レンギョウの黄が山々を彩り、「天空の花園」と呼ばれるほどの美しい光景。
一目千本の眺望が圧巻な「千年の丘」や、メインステージである「天空の庭」など、ひとたび足を踏み入れると、他では類を見ない絶景が楽しめます。
桜を楽しむためにつくられたこの楽園は、桜の開花時期にのみの開園。
※大変な混雑が予想され、入場できない場合があるので、詳細を必ず公式WEBで確認の上、お出かけください
高見の郷 開花時期
3月下旬〜4月下旬ごろ
高見の郷 基本データ
<住所>奈良県吉野郡東吉野村杉谷298-1
<TEL>090-5136-9844(高見の郷事務局)
<開園期間>2024年3月30日(土)~4月下旬まで予定
<開園時間>9:00〜17:00(受付16:00)
<駐車場>あり 約300台
※満開時、特に土日は満車注意
※ペット同伴禁止など注意事項を必ず確認ください
入場料
大人 1,500円
小人 500円
小学生未満無料
行き方・アクセス
<車>名阪国道「針IC」から大宇陀経由国道166号線沿い、杉谷大橋越えて500m
<電車&タクシー>近畿日本鉄道「榛原駅」からタクシーで約40分
<バス>桜開花時期は榛原駅から高見の郷行き直通バスが運行予定※詳細は公式WEBを確認
ナメゴ谷(なごめだに)/奈良
天川村と上北山村を結ぶ国道309号線「行者環林道」にあるナメゴ谷。
「天に龍が昇るが如く見える」と紅葉時期に人気ですが、ヤマザクラの咲く4月末~5月初旬ごろも、緑色の針葉樹の中にピンクの一筋が現れる絶景スポットです。
この珍しい光景は、山肌にはスギやヒノキなどの針葉樹が植えられているものの、尾根筋にだけ、ヤマザクラやブナなどの広葉樹が手つかずのまま残っているから。これは、万が一の山火事発生時に、燃え広がらないようにするための施策で、油分が多く含まれる針葉樹の間に、水分が多く含まれる天然林が残された結果だそう。
ナメゴ谷を見渡せる眺望ポイントには、三脚がずらりと並びます。望遠~超望遠レンズを持ってお出かけを。
ナメゴ谷 開花時期
4月末~5月初旬ごろ
ナメゴ谷 基本データ
<住所>奈良県吉野郡上北山村西原
<TEL>07468-2-0001(上北山村役場企画政策課)
<駐車場>なし
行き方・アクセス
<車>南阪奈道路「葛城IC」から約2時間20分
※眺望ポイントを含む区間は季節や工事などにより通行止めになることがあります。事前に確認を
又兵衛桜(本郷の瀧桜)(またべえざくら ほんごうのたきざくら)/奈良
本郷の瀧桜とも言われるシダレザクラ。高さは約13m、幹周りは3m超、樹齢は300年とも言われる巨木です。
又兵衛桜の名は、大坂夏の陣で活躍した戦国武将「後藤又兵衛」が、この地へ落ちのび、僧侶となって一生を終えたという伝説が残っており、この桜が後藤家の屋敷跡にあることに由来します。
シーズンには、背景に濃いピンクの梅も咲き、又兵衛桜の薄ピンクとのコラボレーションが楽しめます。
又兵衛桜 開花時期
4月上旬~中旬ごろ
<住所>奈良県宇陀市大宇陀本郷
<TEL>0745-82-2457(宇陀市観光協会)
<駐車場>シーズン中はあり(有料、500円前後/回)
料金
桜周辺整備協力金 100円
行き方・アクセス
<電車&バス>近畿日本鉄道「榛原駅」から奈良交通・大宇陀行バス「大宇陀高校前」下車、徒歩で約15分
壺阪寺(つぼさかでら)/奈良
壷阪の山に建つ真言宗の寺。眼病を封じ込める目の観音様として全国各地から参拝者が訪れます。
桜の開花時期には、国指定重要文化財の三重塔や礼堂などの、境内の堂塔伽藍を包み込むように咲き誇り、「桜雲の寺」とも呼ばれています。
平成19年11月に開眼した、総高15mの大釈迦如来石像は、桜の衣を纏ったような姿となることから近年「桜大仏」として注目を浴びており、奈良の桜の新名所となりました。
夜桜拝観「壷阪寺夜桜ライトアップ」も行われ、昼間とは違う幻想的な夜桜の風景が楽しめるとSNSでも話題です。
壺阪寺 開花時期
3月下旬~4月上旬ごろ
壷阪寺夜桜ライトアップ 情報
<開催期間>2024年3月23日(土) ~4月7日(日)
※桜の開花状況により日程が変更になる場合があります
壺阪寺 基本データ
<住所>奈良県高市郡高取町壷阪3
<TEL>0744-52-2016
<開門時間>8:30~17:00
※桜開花期間中は7:30~20:00に延長
<駐車場>あり(80台)普通車500円/日
入山料
大人 600円
小人 100円
行き方・アクセス
<車>橿原市内から約15分
<電車&バス>近畿日本鉄道「壷阪山駅」から、壷阪寺前行きバス「壷阪寺前」下車すぐ
※夜桜開催時間のバス運行はなし。土日のみ2便の夜桜用臨時バスあり
滋賀の桜の名所・花見スポット
琵琶湖疏水 第1トンネル東口(びわこそすいだいいちとんねるひがしぐち)/滋賀
琵琶湖と京都を結ぶ琵琶湖疏水は、琵琶湖の水を京都に引くためにつくられたもの。第1疏水は明治23年(1890年)に完成しました。
第1トンネル入口の洞門は、コリント式の柱が印象的なデザインで、滋賀県の嘱託建築家・小原益知の設計によるものです。
各トンネルの入口には「扁額(へんがく)」と呼ばれる石の額が掲げられており、第1トンネルの額には「気象萬千(きしょうばんせん)」と彫られています。これは「様々に変化する風光はすばらしい」という意味で、書いたのは伊藤博文。大津屈指の桜の名所としても知られている同場所に、ぴったりの言葉です。
観光船「琵琶湖疏水船」では、水上から第1トンネルの桜を楽しめます。
琵琶湖疏水 第1トンネル東口 開花時期
3月下旬~4月上旬ごろ
琵琶湖疏水 第1トンネル東口 基本データ
<住所>滋賀県大津市観音寺
<TEL>077-522-3830(大津駅観光案内所)
<駐車場>なし(周辺の有料駐車場を利用)
行き方・アクセス
<車>名神高速道路「大津IC」から約10分
<電車>京阪電気鉄道「三井寺駅」から徒歩で5分
JR西日本琵琶湖線「大津駅」から徒歩で20分
JR西日本湖西線「大津京駅」から徒歩で20分
伊香具神社(いかぐじんじゃ)/滋賀
1400年ほど前に創建されたと言われる伊香具神社。100mほどの参道の両脇にはヤエザクラが約100本植えられています。
花びらが幾重にも重なって咲く"ぽってり"とした姿から、牡丹桜とも呼ばれています。
遅咲きの桜としても有名で、伊香具神社の ヤエザクラはソメイヨシノが終わって20日ほどあとが見ごろ。
ヤエザクラがまとまって植えられているところは少なく、開花時期も遅いことから、伊香具神社に花見に訪れる人は年々増加しています。夜間はライトアップもされるので、SNSでも人気です。
伊香具神社 開花時期
4月中旬~5月初旬ごろ
伊香具神社 基本データ
<住所>滋賀県長浜市木之本町大音688
<TEL>0749-82-3567
行き方・アクセス
<車>北陸自動車道「木ノ本IC」から約15分
<電車>JR西日本北陸本線「木ノ本駅」から徒歩で約40分
天孫神社(てんそんじんじゃ)/滋賀
官公庁が集まる大津の街の中心部に位置する「天孫神社」。湖国三大祭のひとつ「大津祭」の元宮でもあります。
桜の時期には、境内からはみ出るほどの桜が咲き、道行く人も驚くほど。
境内の至るところに桜が咲きますが、中でも中央にあるシンボル的存在「舞殿」と桜の景観は見事。例年ライトアップも行われ、夜桜の観賞も人気です。
完全予約制の夜桜ライトアップ『桜夢時間』は人数限定の夜間拝観イベント。申し込みは前日までに神社社務所にて先着順で受け付けています。(ネットや電話での受付をしていないのでご注意を。)
天孫神社 開花時期
3月下旬~4月上旬ごろ
天孫神社 基本データ
<住所>滋賀県大津市京町3‐3‐36
<TEL>077‐522‐3593
<駐車場>鳥居前にあり
行き方・アクセス
<車>名神高速道路「大津IC」から約5分/一般道「浜大津」から約5分
<電車>JR西日本東海道本線「大津駅」から徒歩で約8分
京阪電気鉄道 石山坂本線「島の関駅」から徒歩で約8分
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