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鹿児島Colors「第1回:6151が“特急 指宿たまて箱”で旅する癒しの南薩」

4組の個性豊かなフォトグラファーが、鹿児島を走る観光列車に乗って、たくさんの”色”を写真に収める「鹿児島Colors」の旅へ。
フォトグラファーの6151さんが出かけたのは、雄大な開聞岳をいたるところから望める、指宿と枕崎を中心とした南薩エリア。女性ひとり旅をテーマに、美容効果も期待できる癒しのスポットや、心が洗われる絶景ポイント、縁結びのご利益がある神社など、たくさんの「美しい鹿児島」と出会ってきました。6151さんが体験した、2泊3日のリフレッシュ&リラックス旅をお届けします。

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鹿児島Colors「鉄道で楽しむ鹿児島4つの旅」

がんばる自分に優しさを。心身ともにリセットする「南薩エリア」の旅

薩摩半島に伝わる竜宮伝説をテーマにした観光列車「特急 指宿のたまて箱」

黒と白、半々の顔を持つモノクロームの「特急 指宿のたまて箱」は、JR九州が運行する観光列車。鹿児島中央駅から指宿(いぶすき)へ、約50分間の旅が楽しめます。
「たまて箱」という名前にちなんで、乗車時には車両ドアの上から白い煙が吹き出し、乗客をお出迎え。物語の始まりを予感させてくれる楽しい仕掛けに、心が躍ります。

内装は、木の温もりがたっぷりの上質空間。JR九州のHPでは予約の際に座席を指定することができるので、好みや人数、目的に合わせてシートタイプをチョイスして。(全席指定)
2号車にはキッズチェアも設置されています。

Photo : GENIC編集部

大きな窓前の海に面した回転椅子席は、1つひとつ離れているので女性ひとり旅にもぴったり。ゆったりくつろぎながら自分だけの時間を楽しめます。

車内で楽しみたいグルメは、フレッシュな卵と牛乳で作られたクレームアメリと黒ゴマとの2層の「いぶたまプリン」。甘さは控えめ、素材のおいしさを生かした優しい味です。数量限定で、日によっては列車の発車前に売り切れてしまうこともあるので、乗車したらまずは、いぶたまプリンを買いにサービスカウンターへ!唐船峡の天然湧水を使用した「指宿温泉サイダー」とともに楽しむのがおすすめです。

50分の旅のクライマックスは、車窓から見える錦江湾(きんこうわん)と桜島。目の前に広がる雄大な景色と非日常的な空間に、心が一気に解き放たれます。これが、観光列車から始める旅の醍醐味です。

特急 指宿のたまて箱 基本データ

<運行区間>鹿児島中央駅~指宿駅
<運行日>毎日
<運行時刻>
・下り 鹿児島中央→指宿
指宿のたまて箱1号 9:56発→10:47着
指宿のたまて箱3号 11:56発→12:48着
指宿のたまて箱5号 13:56発→14:49着
・上り 指宿→鹿児島中央
指宿のたまて箱2号 10:56発→11:48着
指宿のたまて箱4号 12:57発→13:48着
指宿のたまて箱6号 15:05発→16:00着
※運行日・運行時刻詳細は公式HPを確認

乗車料

乗車券1,020円 特急券1,160円

指宿名物の砂むし温泉を体験!「砂むし会館 砂楽」

指宿に来たら絶対に体験したいのが、名物の砂むし温泉。「砂むし会館 砂楽(さらく)」は、海岸に自然湧出する豊富な温泉の熱で温められた砂を使用した、世界でも珍しい天然の砂むし温泉です。

レンタルした浴衣に着替えたら、海岸へ。指定場所に寝転ぶと、あっという間ににスコップで埋められていきます。砂に包まれると、砂の熱とホールド感にうっとり。一瞬で虜に。
外国人には「和風サウナ」として喜ばれているという砂むし風呂ですが、サウナとは違い、顔は涼しく呼吸が楽なので、からだが温められる感覚をゆっくり楽しむことができるのが特徴。
からだが「しあわせ〜!」と叫んでいる声が聴こえてきます。

Photo:GENIC編集部

体感温度は基本的に43度くらい。10分ほどで全身に汗が吹き出しさわやかな気分になります。深く掘れば掘るほど温度が高くなるので、希望を伝えて調整してもらうことも可能です。効果は、肩こりや腰痛、神経痛、冷え性など。もちろん、汗をかくことによるデトックス効果も抜群で、美容効果も期待できます。

この日は全天候型の砂むし場での体験でしたが、気候が良く、大潮等で干潮時の砂の状態が良い日には、波打ち際での砂浴が体験できます。

もちろん、会館内には温泉も完備。砂や汗を流したあとは、売店で売っているアイスキャンディでクールダウン。景色も良く、スペシャルなリラックスタイムが味わえます。

砂むし会館 砂楽 基本データ

<住所>鹿児島県指宿市湯の浜5-25-18
<TEL>0993-23-3900
<営業時間>8:30~20:30(21:00閉館)
<休業日>年中無休 ※7月・12月はメンテナンス休館あり
<駐車場>あり

入場料

砂むし入浴料(浴衣込み)1,100円
※オプション:バスタオル貸出 200円/インナー貸出250円/フェイスタオル販売200円

行き方・アクセス

<車>JR指宿駅から約5分
<徒歩>JR指宿駅から約20分
<バス>JR指宿駅から約5分「砂むし会館前停留所」下車徒歩すぐ

浦島太郎と乙姫様が出会った場所「長崎鼻」「龍宮神社」

薩摩半島の最南端に突き出た岬「長崎鼻」は、浦島太郎が竜宮へ旅立った岬と言い伝えられている場所。霧島錦江湾国立公園に指定されており、別名「竜宮鼻」とも呼ばれています。
ここにある「薩摩長崎鼻灯台」は、日本ロマンチスト協会が「恋する灯台」として認定。ハートのオブジェもあり、ロマンチックな恋を求める観光客でにぎわいます。

長崎鼻は、「開聞岳(かいもんだけ)」が美しく望めるスポットでもあり、景色も最高。天気が良い日は、屋久島や硫黄島の島影まで見ることができます。

長崎鼻のもうひとつの見どころは、豊玉姫(乙姫様)が祀られた、縁結びのご利益がある「龍宮神社」。鮮やかな朱色で彩られた可愛らしい神社で、龍宮城はきっとこんな風だったんだろうな、と感じられる人気のパワースポットです。

薩摩半島最南端の岬らしく、南国感のある花も咲いていて、潮風を感じつつのお参りは気分も爽快。

縁結びを願うなら、貝殻を購入し、願いを書いて恋愛成就を祈願して。入口に鎮座する浦島太郎を2回まわって亀を撫でると願い事が叶うという言い伝えもあります。

御朱印は、神社のお隣にある商店「にしき屋 本店」でいただくことができます。

長崎鼻 龍宮神社 基本データ

<長崎鼻 住所>鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水長崎鼻
<龍宮神社住所>鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水1581-34
<TEL>0993-22-2111(指宿市観光課)
<駐車場>16台(無料)

行き方・アクセス

<車>九州自動車道「鹿児島IC」から指宿方面へ約70分
<電車>
指宿枕崎線「西大山駅」から車で約15分
<バス>
指宿枕崎線「山川駅」から鹿児島交通バス開聞行きで約15分、「長崎鼻前」下車徒歩3分

日本で最初のハーブ農園「開聞山麓香料園」

1941年に開園し、80年以上も天然香料の農場と精油蒸留工場を営む「開聞山麓香料園(かいもんさんろくこうりょうえん)」。アロマや植物好きにはたまらないハーブ園です。
園内には、日本ではここだけで栽培されているという芳樟 (ほうしょう)が、1万本も。 その芳樟に守られるように、レモングラスやローズマリー、ティーツリーなど数十種類のハーブが生い茂り、どこもかしこも癒しの空間!営業時間内は、自由に農園を散策することができます。

開聞山麓香料園が行っている「蒸留体験会」は、ここでしかできない様々な体験ができるおすすめのイベント。ハーブ農園のミニツアーでは、摘みたてのルッコラやミントを食べ、その新鮮で爽やかな味に感激したり、芳樟をちぎって香りを噛んでみたり、通常は一般公開されていない芳樟や各種ハーブを蒸留する工場で蒸留工程を学べたり、貴重な体験ができます。

体験会に参加すると見学ができる蒸留工場は、映画に出てきそうな雰囲気たっぷりの外観でワクワク度もアップ。ここで、年間約20kgの精油が抽出されています。

イベントでは、収穫したハーブが大きな蒸留器で蒸留されていく姿を見学したり、蒸留したての香りを嗅いだり、最後にはできたてのハーブウォーターのプレゼントも!
年に何度か開催されていて誰でも申し込みが可能なので、ぜひ公式HPで日程の確認を。

開聞山麓香料園で作られた、100%天然素材を使ったエッセンシャルオイルは、もちろん園内のショップで購入できます。おすすめは、ここで悠々と育った芳樟の葉の香りが、ぎゅっと凝縮された精油。一瞬で虜になるような、心奪われる香りです。
オンラインストアでは、エッセンシャルオイルのほか、食用のハーブブーケ(季節限定)や、蒸留用のフレッシュリーフの販売も行っています。

開聞山麓香料園 基本データ

<住所>鹿児島県指宿市開聞川尻5926
<TEL>0993-32-3321
<営業時間>9:00~17:00
<休業日>火曜日
<駐車場>30台

入場料

無料

行き方・アクセス

<バス>
指宿駅前から鹿児島交通路線バス「開聞駅・池田湖行き」約50分、バス停「開聞山麓自然公園」下車徒歩すぐ
<車>
指宿駅から約20分
交通安全教育センター(鹿児島市南栄 / 産業道路)付近から約60分
鹿児島空港から約110分

JR日本最南端の駅「JR西大山駅」

一面に広がるのどかな田園風景の中にひっそりとたたずむ「JR西大山駅」。
JR指宿枕崎線が1日に8回通る、改札もない小さな無人駅です。

なんといっても素晴らしいのが、ホームから見える「薩摩富士」とも称される「開聞岳」の姿。薩摩半島で一番高い、標高924mの開聞岳を真正面から望むことができる好スポットです。

駅前には、指宿を代表する花・菜の花をイメージした「幸せを届ける黄色いポスト」があり、横の看板には「普段は言葉にできないような“想い”を届けて、あなたと大切な人の絆を結びます」と書かれています。ここから、想いを載せた手紙を送ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、「道の駅いぶすき」には、ピンクと緑のポストがあります。指宿の3色ポストをコンプリートしてみるのも面白いかもしれません。

JR西大山駅 基本データ

<住所>鹿児島県指宿市山川大山602
<TEL>0993-34-0132(かいもん市場 久太郎内)
<駐車場>10台

行き方・アクセス

<車>JR指宿駅から約15分

おいしい“指宿の味”を堪能!「かいもん市場 久太郎」

JR西大山駅の目の前にある「かいもん市場 久太郎(きゅうたろう)」は、無添加の漬物・惣菜を製造販売している創業100年の「中園久太郎商店」の工場直売所。
もちろん、おいしいお漬物の販売のほか、「JR日本最南端の駅到着証明」の発行や観光案内、幸せの黄色いポストから手紙を出せるよう絵はがきも販売しています。

店内には、おいしそうなものがずらり。名物のマンゴーを使ったスイーツや、甘くてしっとりとした食感の安納芋の焼き芋など、季節によってさまざまな地元の味をテイクアウトで楽しめます。
自宅まで配送してくれるので、重たいものをたくさん買っても安心。

こちらがお店の人気商品。鹿児島特産の黒酢入り刻み山川漬や、ごはんのお供に最高な高菜油あえ、契約農家が丹精込めて育てた大根を冷たい風と天日で干し上げた、国産大根の本干し沢庵など、お配り用のお土産にも最適なものばかり。指宿産の鰹節もおすすめです。

お土産を決めたら、ゆるりとジェラートタイムを。こちらは、濃厚でさっぱりした「マンゴージェラート」に、かいもん市場 久太郎限定の「ちらん茶ソフトクリーム」 。お店の外には、撮影用のプロップスも充実しています。「わっぜぇよか」は「すごく良い」という意味の鹿児島弁です。

かいもん市場 久太郎 基本データ

<住所>鹿児島県指宿市山川大山860-2
<TEL>0993-34-0132
<営業時間>8:00~17:00
※2020年5月21日~当面の間 8:30~16:00
<休業日>なし
<駐車場>普通車10台 大型2台

行き方・アクセス

<車>JR指宿駅から約15分
<電車>JR西大山駅 目の前

幸運の魚!日本で唯一のタツノオトシゴ観光養殖場「タツノオトシゴハウス」

海中で出会った1匹のタツノオトシゴに魅入られて養殖を決意したオーナーが、海辺のレストラン跡地で始めた、日本で唯一のタツノオトシゴ観光養殖場「タツノオトシゴハウス」。「番所鼻自然公園(ばんどころばなしぜんこうえん)」内にあり、東シナ海が目の前という好立地に建っています。
太陽の光がたっぷり入るハウスの、大きな水槽で優雅に舞うタツノオトシゴたち。逆光で眺めていると、まるで空を飛んでいるかのようで、とても幻想的な空間です。

施設内では、4種類のタツノオトシゴとともに、ハリセンボンやニモで有名なクマノミが展示されています。普段はなんとタツノオトシゴが500匹もいるというメイン水槽が、残念ながら取材日は故障中で、ほとんどのタツノオトシゴが避難していてちょっとさみし気。

メスが産み渡した卵をオスがふ化させ出産・育児をする不思議な生態と、昇竜を連想させるその姿から、古くより「幸運の守り神」とされているタツノオトシゴ。
敷地内の一角には、「タツの願掛け社」が設置されていて、3種類あるタツノオトシゴ形の絵馬が大人気です。メスがオスに卵を産み渡す姿がハートの形に見えることから、縁結びや子宝の願掛けに訪れる人が多く、特に「辰年」には、大行列になるほどなんだそう。

店内では、オリジナル吉祥グッズや、タツノオトシゴをモチーフにした可愛い雑貨などが販売されていて、所せましと並ぶタツノオトシゴアイテムたちに、キョロキョロ。お土産にも最適です。

また、タツノオトシゴハウスはカフェも営業。開聞岳と東シナ海を望みながら、コーヒーやアイスクリームをいただけます。
「ひとりでも多くの方が、ここで幸運の魚タツノオトシゴと出会い、その不思議な生態に魅力を感じ、絶滅危惧種としての現状や海洋環境問題に関心を持っていただけることを願っています」というオーナーが、無料で一般公開をしている施設です。

タツノオトシゴハウス 基本データ

<住所>鹿児島県南九州市頴娃町別府5202-2(番所鼻自然公園内)
<TEL>0993‐38‐1883
<営業時間>10:00~16:30
<休業日>火曜日 ※祝日・正月・お盆は営業
<駐車場>60台(番所鼻自然公園駐車場を利用)

入場料

無料

行き方・アクセス

<車>
鹿児島市内から約1時間15分(高速利用)
指宿駅から約45分
釜蓋神社から約5分
<電車>
JR指宿枕崎線「水成川駅」から徒歩約20分

釜の蓋を頭に載せて願掛け!パワースポットとしても有名な「釜蓋神社」

入り江の岩礁に突き出た場所に鎮座する「釜蓋神社(かまふたじんじゃ)」。正式名は「射楯兵主神社(いたてつわものぬしじんじゃ)」です。御祭神はスサノオノミコト。
古くから武(武士道・勝負)の神様として畏敬され、戦前には、釜の蓋や鍋を持ったり被ったりして神社に祈願すると、敵の鉄砲の弾が当たらず無事に帰って来られると言い伝えが広がり、出兵者や家族が参拝に訪れていました。

厄除け、開運にもご利益があり、現在は芸能人やスポーツ選手も訪れる話題のパワースポットです。

開聞地方には、「天智天皇」とその妃「大宮姫」がおられたという伝説があります。あるときその二人が、臣下の住まいを訪ねることになり、大変な騒ぎに。火の神とカマドの神を勧請し、何十石という米を炊き始めました。ところが、すさまじい風が吹き出し、釜の蓋が空高く持ち上がり、どんどん飛ばされて遠く離れた大川の浦に落ちました。
土地の人々はこの釜蓋を拾い上げて神様として祀ることにし、名付けて「釜蓋どん」「釜蓋神社」と呼ぶように。それが釜蓋神社の起こりです。

釜の蓋を頭に載せ、鳥居から拝殿まで落とさずに行くことができれば願いが叶うと言われる「釜蓋願掛け」にチャレンジを。釜の蓋には「開運」にプラスして、「必勝」や「商売繁盛」「厄除」などの願い事が書かれ、大きさも様々あるので、願掛けしたい内容と頭に載せやすいサイズを選んで。
バランス感覚が必要ですが、楽しく願掛けができるユニークなパワースポットです。

釜蓋神社では、その立地が生み出すビューを楽しむのもお忘れなく。神社の裏には、大海原と開聞岳を望む絶景ポイント「希望の岬」があります。開聞岳を眺めながら、心の浄化を。

射楯兵主神社(釜蓋神社) 基本データ

<住所>鹿児島県南九州市頴娃町別府6827
<TEL>0993-38-2127(釜蓋神社管理運営委員会)
<駐車場>100台

行き方・アクセス

<電車>
指宿駅から約50分「頴娃大川駅」から徒歩で約15分
<車>
南九州市役所(知覧)から約30分
指宿市方面から約1時間15分
番所鼻自然公園から約5分

薩摩焼酎の<原点>と<今>を知る「薩摩酒造明治蔵」

その名のとおり、明治時代から薩摩焼酎を造り続けている薩摩半島最南端の焼酎蔵「薩摩酒造明治蔵」。本格焼酎づくりの製法が確立された、明治末期の風情と匠の息吹を今に伝える、魂宿る歴史の蔵で、現在も、杜氏をはじめとする職人集団が昔ながらの焼酎づくりを営んでいます。趣のある外観や内観にうっとり。

歴史ある道具で行われる麹米づくりや、蒸留、カメでの発酵など、手づくり焼酎を仕込む様子を間近に見学できるコースがあり、大切に守られてきた文化に触れることができます。
99個ある巨大なカメ壺が地中に収まっている光景は圧巻!ふんわりと漂う発酵中のもろみの香りに誘われて、夢心地になってしまう空間です。
蔵見学は、スタッフが案内してくれるコースと自由見学のコースがあり、ともに公式HPから予約が必要なので確認を。

見学のあとのお楽しみは、明治蔵でしか買えない限定焼酎のお買い物。もちろん発送も可能。お土産にもぴったりです。
焼酎のほか、薩摩切子のグラスや、地元の窯で焼かれた陶器も販売しています。

なんと、18,000ml入った1斗瓶の白波と黒白波も!お取り寄せ可能なので、パーティーなどにいかがでしょうか?

旅の記念にはぜひ「御酒印帳」を。全国の御酒印帳公認酒蔵でいただける「御酒印」と称した「お酒ラベル」を収集する面白グッズです。薩摩酒造明治蔵の御酒印は「白波」のラベル。酒蔵巡りがもっと楽しくなる予感!

薩摩酒造明治蔵 基本データ

<住所>鹿児島県枕崎市立神本町26
<TEL>0993-72-7515(見学について)
<営業時間>9:00〜16:00
<休業日>12/31、1/1
<駐車場>あり(大型バス受入可能)

入場料

無料

行き方・アクセス

<電車>
JR指宿枕崎線「枕崎駅」から車で約5分
<バス>
鹿児島交通バス「スーパー特急 新幹線リレー号」で「枕崎」下車、車で約5分
<車>
鹿児島市内から南薩縦貫道経由で約60分
指宿市から約60分
知覧町から約30分

絵画のように美しい風景「知覧茶の茶畑」(中原公園近く)

「知覧茶」は、鹿児島県南九州市で生産されているブランド緑茶。知覧茶のペットボトル飲料もいたるところで売られています。このあたりは、水はけが良い土壌や温暖な気候、豊富な日照など、おいしいお茶を生産する条件が整っており、350年以上前から茶業が盛んでした。2007年に頴娃町、川辺町、知覧町が合併して南九州市が誕生したことにより、日本一のお茶生産量を誇る町となりました。今では、東京ドーム727個分の広大な茶園で、613戸の生産者、104の茶工場を有する、国内最大級のお茶の産地です。
2017年に、それぞれの地域で作られていた3つの茶名を「知覧茶」に統一、茶業者が心一つにし、未来永劫に茶業が繁栄することを誓いました。

ここは、中原公園近くにある、知覧茶畑の絶景スポット。取材日はあいにくの雨模様でどんよりとしていたものの、重い雲を割って差しこむ光で神々しい風景に。平坦地に続く美しい茶畑の向こうに開聞岳が覗き、まるで絵画のような光景です。

いたるところに立つ「防霜ファン」の姿も、茶畑らしい光景を作り出してくれる要素の1つ。霜に弱い茶葉を守るための、霜除けの扇風機です。

知覧茶の茶畑 基本データ

<住所>鹿児島県枕崎市国見町(中原公園近く)

歴史と伝統を今に語り継ぐ薩摩の小京都「知覧武家屋敷庭園群」

江戸時代に作られた、今も残る武家集落「知覧武家屋敷庭園群」。薩摩の麓の典型的な作例の一つで、通りに沿って連なる重厚な石垣に大刈りの植え込みは、琉球や中国の影響を受けたと言われています。
数ある古い町並みの中でもかなり独特な空気が漂い、ここでしか見られない特別な眺めを堪能できます。

昭和56年には、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。地区内には、今に残る枯山水式や池泉式の伝統美と時代の息吹を感じさせてくれ7つの庭園があり、国の名勝に指定されています。

知覧の港が江戸時代に琉球貿易の拠点であったことから、武家屋敷は琉球の影響を多く受けていると言われていて、沖縄によく見られる石敢當(魔よけの石碑)や、屋敷内が入口から見えないようにした屏風岩(沖縄のヒンプン)の姿も見られます。また、各屋敷を区切る石垣の石の大きさは、本家と分家で違うんだとか。

知覧武家屋敷庭園群の中には、食事処や売店もあります。「森庭園」ではオリジナルの知覧茶をお土産に。価格の違う5種類の緑茶があるので、いくつか購入して、鹿児島の豊かな大地で育った知覧茶をゆっくりと飲み比べてみてはいかがでしょうか?

「高城庵」では、美しい日本庭園を見ながら、薩摩の郷土料理を楽しめます。昔から伝わる料理をミニ懐石で楽しめる御膳や、知覧茶を使った「お茶うどん定食」などメニューも豊富です。

知覧武家屋敷庭園群 基本データ

<住所>鹿児島県南九州市知覧町郡13731ー1 
<TEL>0993-58-7878
<営業時間>9:00~17:00
<休業日>なし
<駐車場>あり

入場料

大人530円 小人320円

行き方・アクセス

<車>指宿スカイライン知覧ICから約15分

歴史と紅茶が楽しめるティーワールド「薩摩英国館」

薩摩と英国のかかわりの歴史を紹介する「薩摩英国館」。製造していた紅茶が、2007年に英国の"The Great Taste Awards 2007"で金賞を受賞したのを機に、茶どころ知覧ならではの茶の資料を充実させ、様々なお茶を見て飲んで楽しめるティーワールドとなりました。

館内には、英国側から見た薩摩の幕末史を紹介する歴史資料の他、シャーロック・ホームズのアイテムやパディントングッズなど、イギリスに関する展示がいっぱい。
イギリスのビンテージ食器のみならず、あらゆる国で使われていたティーセットなどもあり、眺めているだけで楽しい空間です。

中でも目を引くのは、イギリスで「霧の画家」と呼ばれた牧野義雄氏の水彩画。TV番組「開運!なんでも鑑定団」で紹介され、「絵画における大発見」と絶賛された原版が展示されており、その繊細な表情を目前にすることができます。

併設のティールーム「ブルームスベリー」は、オリジナルブレンドティーやホームメイドの焼き菓子などがいただける、光溢れる明るいカフェ。エレガントなポットにたっぷりと注がれた紅茶「夢ふうき」は、鹿児島県枕崎市で生まれた「べにふうき」という品種のみを使い、有機無農薬で育てられたもの。手摘みで丁寧に作られた紅茶は香り高く華やかな印象で、甘い焼き菓子にぴったりです。

ミュージアムショップでは、オリジナル紅茶、ブレンドティー、お菓子をはじめティーカップ、アンティーク、英国雑貨、ポストカード、書籍などが販売されています。
ティールームで楽しんだ紅茶も購入可能なので、お気に入りの味を見つけたらおうちに連れて帰って。

薩摩英国館 基本データ

<住所>鹿児島県南九州市知覧町郡13746-4
<TEL>0993-83-3963
<営業時間>11:00~17:00入館まで。Tea Roomは11:30~17:00L.O.
<休業日>火曜日 ※祝祭日は開館
<駐車場>あり

入場料

資料館のみ 大人350円、小・中学生250円(※歴史クイズシート付)

行き方・アクセス

<車>
指宿スカイライン知覧ICから約15分
<バス>
鹿児島市内から鹿児島交通バス(知覧行き)約1時間15分、「武家屋敷入口前」下車
鹿児島空港から空港バス(知覧経由加世田行き)で約1時間10分、「武家屋敷入口前」下車

鹿児島Colors:4組のフォトグラファーが出かけた4つの鹿児島の旅

フォトグラファーの6151さんが出かけた、2泊3日の南薩エリアの旅。非日常がより特別な時間に変わるような観光列車への乗車をスタートに、指宿と枕崎のスポットを紹介しました。いつもがんばっている自分に贈るプレゼントとして、リフレッシュ&リラックス旅はいかがでしょうか?鹿児島の雄大な大自然が育てた食や文化に触れれば、心身ともにリセットできること間違いなしです。

4組の個性豊かなフォトグラファーが、鹿児島を走る観光列車に乗って、たくさんの”色”を写真に収める「鹿児島Colors」の旅。
他の3組の旅もぜひご覧ください。

鹿児島Colors絶景鉄道旅

6151プロフィール

写真家 東京都出身 カメラ歴15年。Instagramをきっかけにフリーランスに転身。空間、風景、食品、物撮り、ポートレートなど広告撮影を幅広く手掛ける。国内外を旅するトラベルフォトグラファーとして雑誌やウェブで執筆活動をする傍ら、全国でフォトワークショップを開催するなど「写真の楽しさ」を広く伝える活動にも取り組む。日常の他愛のない光景と珈琲のある空間が何よりも好き。共著「Instagramあたらしい商品写真のレシピ」を2021年7月に上梓。

6151 Twitter
6151 Instagram

鹿児島Colors「鉄道で楽しむ鹿児島4つの旅」

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