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Back to basic/古屋呂敏のFocal Length Vol.28

古屋呂敏<連載コラム>第3月曜日更新

その瞬間を永遠にしたいと願いながら、シャッターを切る。
心の揺れるままに、心の色のままに。
自分だけに見えていたその一瞬の世界は、
写真に残すことでさらに愛しく想えるものになる。
だから僕は、きっと永遠に写真を撮り続ける。

───俳優、カメラマンとして活躍する古屋呂敏の「Focal Length」。
連載を通して、写真だけではなく、
人との距離感、 生きるスタンスなど
さまざまな「焦点距離」をお届けします。
【撮影&テキスト:古屋呂敏 撮影機材:Nikon Zf】

  • 作成日:

新年あけましておめでとうございます。
2026年もこうしてGENICでの連載をスタートできて嬉しく思います。

Focal Length
今回のテーマは「Back to basic」。

改めて原点をしっかり見つめ直す。

最初の記事はやっぱり人物撮影、ポートレート撮影で始めたい。
そんな思いで撮影に行ってきました。

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + Nikkor-H Auto 85mm F1.8( + マウントアダプター FTZ II)

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + Nikkor-H Auto 85mm F1.8( + マウントアダプター FTZ II)

夕方、日が沈みきる直前の海辺。
逆光に包まれた彼女は、こちらを強く見つめているわけでも、完全に視線を外しているわけでもない。
その曖昧な距離に心が動いた。

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + Nikkor-H Auto 85mm F1.8( + マウントアダプター FTZ II)

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + Nikkor-H Auto 85mm F1.8( + マウントアダプター FTZ II)

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + Nikkor-H Auto 85mm F1.8( + マウントアダプター FTZ II)

焦点距離は、被写体との物理的な距離を決めるだけではない。

どこまで離れれば、この人らしさが立ち上がるかということ。
それは同時に、どこまで踏み込むか、どこまで委ねるか。
という、思いの距離でもある。

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + Nikkor-H Auto 85mm F1.8( + マウントアダプター FTZ II)

古屋呂敏(ロビン)がNikon Zfで撮影した写真 作例

Zf + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

表情のすべてを説明するほどは近づかず、時には、風景の一部にしてしまうほど引いて。

はっきりと写っているからこそ全てが伝わるわけでもない。

Zf + Nikkor-H Auto 85mm F1.8( + マウントアダプター FTZ II)

Zf + Nikkor-H Auto 85mm F1.8( + マウントアダプター FTZ II)

2026、最初のスタートは
「理解しきらないことを受け入れる距離」
そして
「踏み込む勇気」。
そんな感覚に一番近かった。

Zf + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

Zf + Nikkor-H Auto 85mm F1.8( + マウントアダプター FTZ II)

MY FOCAL LENGTH。
それはレンズの数字ではなく、今の僕が、世界と人に対して選び取っている“間”。

2026年もたくさん撮影をし
自分と世界の距離感
自分自身との距離感

そんな旅を「Nikon Zf」と共にしていけたらと思う。

Zf + Nikkor-H Auto 85mm F1.8( + マウントアダプター FTZ II)

Zf + Nikkor-H Auto 85mm F1.8( + マウントアダプター FTZ II)

Zf + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

どうぞよろしくお願いします。
皆様の一年が素敵なものになりますように。

Zf + Nikkor-H Auto 85mm F1.8( + マウントアダプター FTZ II)
ディープトーンモノクローム

プロフィール

古屋呂敏

俳優・フォトグラファー 1990年、京都生まれ滋賀/ハワイ育ち。2016年より独学でカメラを始める。Nikon Zfを愛用。父はハワイ島出身の日系アメリカ人、母は日本人。MBS/TBS「恋をするなら二度目が上等」(2024年)などに出演。俳優のみならず、フォトグラファー、映像クリエイターROBIN FURUYAとしても活動。2022年には初の写真展「reflection(リフレクション)」、2023年9月には第2回写真展「LoveWind」、2025年6月、ニコンプラザ東京 THE GALLERY、2025年7月、ニコンプラザ大阪 THE GALLERYにて、写真展「MY FOCAL LENGTH」を開催。写真集に『MY FOCAL LENGTH』(ミツバチワークス)がある。

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