猫と古家具
クリエイター 築50年ほどの古民家をリノベーションし、6匹の猫と暮らす。古家具屋に通って少しずつ集めた家具と猫を中心とした日々の風景を撮影し、Instagramに投稿。本職では、イラストレーターとして活動中。
愛用カメラ:Sony α7 III
愛用レンズ:Sonnar T* FE 55m F1.8 ZA
猫と古道具家のCAT DATA
すべてエキゾチックショートヘア。
見た目の可愛さと、おっとりとした性格が魅力。
・とこ(♂ 7歳)
人間が好きで、従順。一番先輩の兄貴。
・おと(♂ 7歳)
人見知りでビビり。そして食いしん坊。
・ぼう(♂ 3歳)
誰よりも心優しく、ケンカとは無縁。
・すす(♂ 2歳)
まるまる大きくて、マスコットキャラ的な存在。
・ぎん(♂ 1歳)
運動神経が良く、元気。こぶと兄弟。
・こぶ(♂ 1歳)
甘えん坊で、末っ子キャラ。
猫と過ごす古民家暮らし
それぞれがいつも通りに過ごす日常を切り取る
「“窓辺の猫たち”。窓から入る日が綺麗でした。おっとりとしたエキゾチックショートヘアらしく、寝転んだり、外を眺めたり...日々のんびりと過ごしている彼らの姿に惹かれて、シャッターを切ります」。
愛猫の写真を撮り始めた理由は?
4年ほど前に、築50年ほどの平屋古民家をリノベーションして住み始めたのがきっかけ。庭や畑の記録と同時に、猫たちの成長も記録したくて撮り始めました。
自分らしい愛猫の写真とは?
猫の周囲にある日常的な景色を撮ること。窓から差す自然光や、季節ごとに違う空気感など、普段通りの日常を大切にしています。そして猫だけでなく、家具や風景など周囲の環境も写すようにしています。それぞれがいつも通りに過ごしている日常を切り取ることで、猫たちの魅力を写すことができると思っています。
「“すすとソファー”。とんでもないところで眠っていました」。
窓から差す光や、季節ごとに違う空気感も感じられる一枚に
「“こぶと穀物壺”。家の中に日光が美しく差し込む中、飛び降りる瞬間を撮影」。
シャッターを切りたくなる瞬間は?
猫たちの笑える瞬間や、窓から入る日光の具合などで彼らが美しいと思った瞬間。庭の景色や畑の様子などが美しいと感じた時にも、撮っています。
愛猫を撮り続けることで得たものは?
自然に、自分らしく生きること。これは撮影に限らず、猫と暮らすことで得たものでもあります。
「“影”。夜、照明によって映し出された猫のシルエットが、影絵のように幻想的だったので」。
GENIC vol.66【「可愛い」が大渋滞♡愛犬&愛猫の至福フォト】
Edit:Satoko Takeda
GENIC vol.66
GENIC4月号のテーマは「撮らずにはいられない」。
撮らずにはいられないものがある。なぜ? 答えはきっと単純。それが好きで好きで好きだから。“好き”という気持ちは、あたたかくて、美しくて、力強い。だからその写真は、誰かのことも前向きにできるパワーを持っています。こぼれる愛を大切に、自分らしい表現を。