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【「可愛い」が大渋滞♡愛犬&愛猫の至福フォト:2】Lyripapa

一緒に暮らす大切な家族として、愛犬や愛猫を切り取るクリエイター5名の可愛すぎる「親バカ写真」をご紹介。ご主人にだけ見せる彼らの気ままで無邪気な表情から、溢れ出る愛と絆が伝わってきます。
第2回は、3匹の兄妹猫と暮らす、休日写真家のLyripapaさんです。

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Lyripapa

休日写真家 神奈川県出身。娘が生まれてから本格的に一眼レフで撮り始め、写真歴は約12年。東京と山形の二拠点生活をしながら、身の回りの日常を中心に撮影。
愛用カメラ:PENTAX 67、PENTAX LX、Leica M6
愛用レンズ:SMC Takumar 6×7 105mm F2.4、SMC PENTAX 50mm F1.2、Summilux 50mm F1.4 1st 後期

Lyripapa家のCAT DATA

知り合いのうちで生まれるたびにお迎えした、血が繋がっている兄妹猫たち。
・ピノ(長男 7歳)
食いしん坊で、常におやつを求めているお兄ちゃん。
・チャラ(長女 6歳)
最上級のビビり屋で、高いごはんをちょっとしか食べないこだわり屋。虫を目にすると豹変するハンター。
・アロ(次女 4歳)
一番人懐こい美人さん。無邪気で、兄姉のマネをしたがる。もっともよく写真を撮らせてくれるモデル気質。

日々のんびり

猫を魅力的に撮るために必要なのは猫が好き、ということだけでいい

「チャラはツンデレの女王ですが、朝方には娘にくっつく習慣があります。暑い夏の日、冷房をつけてひんやりとしてからくっついていった、チャラの至福の瞬間」。

「猫の写真を撮り始めたのは、1匹目のピノが生後1ヶ月半ほどでやって来てから。その頃の私は、娘の日常写真などをInstagramに投稿してささやかな承認欲求を満たす写真ライフを送っていましたが、新たな被写体の登場に心が躍ったのを覚えています。人懐こくて無邪気に動く小さき生き物に、か細く可愛い鳴き声で呼び掛けられた瞬間、カメラを握りしめずにはいられませんでした。現在は3匹の猫がいますが、自分の心の赴くまま、撮りたくなった時に自由気ままに彼らを撮っています。気を付けているのは、撮影を粘って猫たちのご機嫌を損ねないようにすること。絶好の表情を逃したり、思うような一枚が撮れなくても、潔く諦める。次はもっといい瞬間が撮れるだろう、と思うようにしています。また、うちの猫たちののんびり気質の描写に馴染むという理由で、フィルムで撮ることもこだわり。マニュアルフォーカスなので、一瞬の表情や仕草を捉えるのには苦労しますが、現像から帰ってきた写真の中に、猫の姿や毛並みがフィルムに溶け込んでいるような一枚があると、とてもいい気分になります」。

「私の猫写真の定番スポット、窓際の一枚。秋の光が差し込む中、昼寝しそうなアロを絶妙なタイミングで撮影。輪っか状のフレアも良いアクセントに」。

「木洩れ日が映える原っぱにかごを設置したら、狙ったとおりに入ってくれたピノとチャラ」。

ツン:デレ=97:3くらい。たまの3が出ると、たまらなく愛おしい

「突如、白猫の毛並みを綺麗に撮りたい衝動に駆られてアロを撮影。揃えた前脚の可愛いフォルムを写せた、お気に入りの一枚」。

「私が猫を撮る理由は、単純に、可愛すぎるから。猫を魅力的に撮ることに必要なのは、猫が好き、ということだけで良いのではないでしょうか。猫を撮っているおかげで、日々の暮らしの中で気張らず穏やかな楽しみとして写真を撮ることが自分の中に根付き、写真をこれからも末長く続けていける気がします。撮るという行為の写真も、見るという行為の写真も、私にとっては心の栄養みたいなもの。素朴な日常の中に潜む美しいものや面白いものを、自分の感覚で写真に残すことが好きです」。

「この日のアロはモデルとして最高潮に気分が乗っていたようで、娘のベッドを照らす夕日の中、いろいろな表情を見せてくれました」。

「バッグの覗き窓から外の様子を伺うアロ。娘と猫と、撮影を兼ねてよく散歩に行きます」。

「娘とアロ。抱っこ写真は猫だけ目線をもらうのが好きなのですが、なかなか難しく、いつも奇声を上げたりして注意を引きます(汗)」。

Lyripapa Instagram
https://www.lyripapa.com/
https://lyripapa.stores.jp/

GENIC vol.66【「可愛い」が大渋滞♡愛犬&愛猫の至福フォト】
Edit:Satoko Takeda

GENIC vol.66

GENIC4月号のテーマは「撮らずにはいられない」。
撮らずにはいられないものがある。なぜ? 答えはきっと単純。それが好きで好きで好きだから。“好き”という気持ちは、あたたかくて、美しくて、力強い。だからその写真は、誰かのことも前向きにできるパワーを持っています。こぼれる愛を大切に、自分らしい表現を。

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