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【「可愛い」が大渋滞♡愛犬&愛猫の至福フォト:1】ふじおかすみ

一緒に暮らす大切な家族として、愛犬や愛猫を切り取るクリエイター5名の可愛すぎる「親バカ写真」をご紹介。ご主人にだけ見せる彼らの気ままで無邪気な表情から、溢れ出る愛と絆が伝わってきます。
第1回は、5匹の犬と暮らす、写真家のふじおかすみさんです。

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ふじおかすみ

写真家/会社役員 1979年生まれ、兵庫県出身。日々の記録とSNS投稿を中心に、依頼があれば出張撮影も行うスタイルでのんびりと写真家ライフを送っている。犬5匹、猫2匹、亀1匹、カエル12匹と同居中。
愛用カメラ:Canon EOS R5、FUJIFILM X-T4、PENTAX67
愛用レンズ:EF100mm F2.8L マクロ IS USM、XF35mmF1.4 R

ふじおか家のDOG DATA

・チャァ(フレンチブルドッグ ♀ 9歳)
家族思いの勝ち気な女の子。
・ハル(白い鼻の長い子 ♂ 7歳)
見た目も中身もハンサムな、 優しい男の子。
・カブ(黒い鼻の長い子 ♂ 2歳)
慎重で臆病だけど、犬同士の関係作りは一番上手。
・さい(イングリッシュブルドッグ ♂ 2歳)
陽気で、人と遊ぶのが大好き。
・キップ(茶色い鼻の長い子 ♂ 1歳)
甘え上手のおしゃべりな男の子。

犬と暮らす

人生を正しく歩くための道標として、愛犬たちの生きた証を撮る

「生きているものが相手ならどんな時でもシャッターを切りたくなりますが、その種ならではの行動を見た時は、特にむずむずします。犬を撮る時は、犬の目線で撮るのか、人間の目線で撮るのか、その時々で変わります。この写真は、自宅でリラックスしているハルくん。あっかんべーをしているよう」。

「物心がついた時から動物が大好きですが、なかでも犬が好き。どんな動物も観察したり撮影したりするのはとても楽しいものですが、犬ほど人間と心を通わせたり、行動を共にできたりする生き物はいないと思っています。本格的に犬の写真を撮って残していこうと決めたのは、初めて自分の犬の死を経験したことがきっかけです。3歳という若さで旅立ってしまった大切な犬。あまりにも突然にやってきたその日のことは、自分の死生観を変えました。それから、愛犬たちの生きた証、大切な日々の記録として、彼らを撮っています。いつか必ず来る彼らとのお別れの後、自分が人生を正しく歩くための道標になるだろうと思い、日々写真を残しています。もちろん、可愛いし面白いから撮っちゃう、撮らずにはいられない!というのが一番大きいのかもしれませんが」。

「犬が家でリラックスしているのはとても幸せなことだと、しみじみ思う」。

「夏の終わりに、車内から外を伺うハルくんとチャァ」。

「撮ってもいいよ」と犬から言ってもらえる、そんな瞬間がある

「いつも行く森の、冬の朝。現実世界とは違う絵本の中に迷い込んだような、幻想的な雰囲気がお気に入り」。

「犬を撮る時に大切にしているのは、無理強いはしないこと。犬の数だけ個性があり、好きなことや嫌いなこと、得意なこと、そうでないこと...本当にさまざまなので、なるべくその子が自然でいる時や、ハッピーな気持ちの時に撮影します。『撮ってもいいよ』と犬の方から言ってもらえた気がする時は、キャー!ってテンションが上がります。嘘みたいですが本当にそんな瞬間はあって、カメラ目線やカメラ前での珍事など、ものすごくサービスしてくれます。犬を魅力的に撮るために必要なのは、目の前の犬をちゃんと見る姿勢と、相手に向き合う心。そして、多少の撮影技術。犬に興味がなかった人や嫌いな人にも、私の写真で犬の魅力を少しでも感じてもらいたい。もっと言えば、そんな人たちから『犬の見え方が変わった!』と言ってもらえたら嬉しいです」。

「泥んこになりながら、力いっぱい遊んでくれるのが嬉しくて」。

ふじおかすみ Instagram(@sumico)
ふじおかすみ Instagram(@donkolog_f)
ふじおかすみ Twitter

GENIC vol.66【「可愛い」が大渋滞♡愛犬&愛猫の至福フォト】
Edit:Satoko Takeda

GENIC vol.66

GENIC4月号のテーマは「撮らずにはいられない」。
撮らずにはいられないものがある。なぜ? 答えはきっと単純。それが好きで好きで好きだから。“好き”という気持ちは、あたたかくて、美しくて、力強い。だからその写真は、誰かのことも前向きにできるパワーを持っています。こぼれる愛を大切に、自分らしい表現を。

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