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【恋する目線のシューティング #5】CHiNPAN(水墨画アーティスト)

気がつけば、目で追っている。ついシャッターを切ってしまう。
「好き」を撮った写真には、きっとその人だけの恋する眼差しが表れているはず。
#5では、水墨画アーティストとして活躍する、CHiNPANさんの目線と恋心に迫ります。

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CHiNPAN

水墨画アーティスト 1987年生まれ、神奈川県出身。1996 年より本格的に琳派水墨画を師事する。2008 年に国立新美術館「アジア創造美術展」入選をきっかけに水墨画家としてのキャリアをスタート。人体と水墨画の融合と「和漢洋」を題材に、紙だけに留まらず立体物製作や空間装飾、ボディペイントなど表現の可能性を広げている。
愛用カメラ:OLYMPUS μ

How we became a family こうして家族になっていく。

独身の頃から飼っていたグリちゃんと、夫と、娘のキキちゃん。とても気に入っている写真です。キキちゃんが3ヶ月の頃。

「家族以外を撮る気があまりないんです。それ以外のものなら、他の人が撮った方が上手だと思うから」。
6、7年前から自身の家族を写真に撮り続けているCHiNPANさん。カメラを持ったきっかけは当時飼っていた愛犬のグリちゃん。

「高齢のグリちゃんが入院した時に、ちゃんと写真を撮っておきたいなと思ったんです。それからグリちゃんと、当時付き合っていた夫を一緒に撮影するようになりました。昨年娘のキキちゃんが生まれて、家族を記録する意味でも撮り続けています」。

2人と1匹、洋服をみんなオレンジで揃えて、このあと籍を入れに行きました。

夫とまだ付き合っていた頃。下から出ている手は私です。

家族を撮り続けることで、見えてきたもの

自宅のベッドで。夫の髪の毛がピンクなので、キキちゃんが二ヶ月の頃。夫の髪の毛の色で、撮影時期がわかります(笑)。

家族写真を撮り続けてきたことは、CHiNPANさんの創作活動にも大きな影響があったそう。
「グリちゃんはどんどん歳を取り弱っていって、昨年亡くなって。その一方で、キキちゃんは最初私のお腹の中にいて、誕生して、日々できることが増えています。夫は夫で出会った頃は20代中盤、今は30代に差し掛かっていて。それぞれの成長を目の当たりにしていると、生と死について深く考えるようになりました。自分の個展でも、そのことをテーマにして、絵画作品と一緒に写真を展示する予定です」。

これは夫が撮影したもの。夫はチェキで家族の記録を撮っていて、日付を入れて
ファイルにまとめているんです。

家族の写真だからこそ 私が世界で一番素敵に 撮れると思う。

キキちゃんの1歳の誕生日の記念に。お菓子を置いて、気を引いています(笑)。ステイホーム期間中だったので、自宅の壁を使って撮影しました。

写ルンですで撮ったもの。青い空とピンクのコントラストが気に入っています。グリちゃんは今も私にとって大切な存在です。

唯一無二の世界観を持つ、水墨画アーティスト

写真と水墨画では、表現するものが違うのだという。
「写真は一番素の部分。記録という意味でも生活の一部という感覚があります。絵は、そこから生まれた何かを表現する場所。どちらも欠かせないものです」。

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INFO

EC サイトにて、タトゥーシールなどのオリジナルグッズを販売中。

https://chinpan.official.ec/

GENIC VOL.56 【恋する目線のシューティング】
Edit:Yoko Abe

GENIC VOL.56

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