目次
- 素朴且つ純粋で、人として素直に共感できるようなストリートフォトの数々
- ストリートフォトの原点を前半後半に分けて展示
- 【Part 1】フランスの著名な写真家を中心に展示:4月30日(火)〜5月12日(日)
- Robert Doisneau(ロベール・ドアノー, 1912~1994)
- Edouard Boubat(エドゥアール・ブーバ, 1923〜1999)
- Henri Cartier-Bresson(アンリ・カルティエ=ブレッソン, 1908〜2004)
- Willy Ronis(ウィリー・ロニ, 1910~2009)
- Elliott Erwitt(エリオット・アーウィット, 1928~2023)
- その他展示作家、展示作品
- 【Part 2】Fan Ho(ファン・ホー)作品53点を展示:5月14日(火)〜5月26日(日)
- Fan Ho(ファン・ホー, 1931~2016)
- 写真展 第3回太田興産コレクション展「ストリートフォトの原点」情報
- 展示期間中は貴重な写真集の販売も
- ロベール・ドアノー:“The Best of Doisneau”
- ファン・ホー:“Photography. My Passion. My Life.”
- ファン・ホー写真集 2冊セット
- 【プレゼント企画は終了しました】写真展「ストリートフォトの原点」チケットプレゼント情報
- 応募締め切り
- 当選のご連絡
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素朴且つ純粋で、人として素直に共感できるようなストリートフォトの数々
20世紀半ば、日々の生活シーンを心赴くままに捉え、自由に表現する写真家たちがいました。彼らは写真の持つ力に心動かされて、一心不乱にシャッターを切り、人々の喜びや希望、そして時には憂いや苦悩など、様々な心情を歪めることなく作品に収めました。大きく心を揺り動かすような派手さや押しつけがましさはなく、素朴且つ純粋で、人として素直に共感できるようなストリートフォトを数多く生み出したのです。
ーー主催者による展示会趣旨
ストリートフォトの原点を前半後半に分けて展示
【Part 1】フランスの著名な写真家を中心に展示:4月30日(火)〜5月12日(日)
Robert Doisneau(ロベール・ドアノー, 1912~1994)
パリ近郊ヴァル・ド・マルヌ県ジャンティイ生まれ。
石版工の技術取得のためパリのエコール・エスティエンヌで学んだ後、写真家アンドレ・ヴィニョーの助手となります。その後、ルノー自動車工場専属カメラマンを経て、戦後はラフォー通信社に所属。雑誌「ヴォーグ」などの仕事を行う一方、くまなくパリを歩き回り、庶民とその日常をユーモアと愛情をもって写真に捉えました。生涯をパリとパリの人々の撮影に捧げた彼の作品は今もなお多くの人々を魅了し続けています。
1994年に他界するまでに彼が残した45万枚のネガは、彼の思慮深さ、権力に動じない態度、そして執拗なまでの自由へのこだわりを反映しています。
フランス国内はもとより世界各地で写真展を開催。受賞歴は、コダック賞(1947年)、ニエプス賞(1956年)など。1984年にレジオンドヌール勲章と Chevalier の称号を授与。
出典:「ロベール・ドアノー写真集パリ」 堀内花子訳 岩波書店、「ドアノーの贈りもの田舎の結婚式」河出書房新社
今回は代表作である「パリ市庁舎前のキス」を含めたオリジナルプリントを計22点展示。
・兄弟, 1934年
・芸術橋の上のフォックス・テリア, 1953年
・考えて, 1956年
・横目, 1948年
・パリ祭のラスト・ワルツ, 1949年
他16点
Edouard Boubat(エドゥアール・ブーバ, 1923〜1999)
ヒューマニズム写真の巨匠として、その柔らかな視線で世界を捉えました。「平和の特派員」とも称される彼は、パリの肖像や世界各地の風景を通じて、人間と自然の純粋な瞬間を捉えた作品で知られます。1947年のコダック賞受賞から、国際的な展示会への参加等精力的に活動しました。ブーバの写真は、その深い人間への愛により、今も世界中の主要な美術館で称賛され続けています。
・Petite fille aux feuilles mortes, 1947年
・Lella, Bretagne, 1948年
・Hermanos Gonzalez, Espagne, 1956年
・Femmes aux fleurs Portugal, 1958年
・Foins Cahors, 1959年
他、オリジナルプリント計19点を展示。
Henri Cartier-Bresson(アンリ・カルティエ=ブレッソン, 1908〜2004)
20世紀を代表するフランスの写真家であり、マグナム・フォトの共同創設者の1人。“The Decisive Moment(決定的瞬間)”という概念を確立し、写真が捉えた瞬間の力と意義を表現することに情熱を注ぎました。また、それぞれの瞬間を完璧な構図で捉えることから「構図の神様」と呼ばれました。
今回、展示するサンラザール駅裏は最も代表的な作品の一つです。
・Hyeres, France
・Behind the Gare Saint-Lazare
他、オリジナルプリント計5点を展示。
Willy Ronis(ウィリー・ロニ, 1910~2009)
フランスの著名な写真家。特にパリの人々の日常生活を題材にした作品は高く評価されています。左翼出版物で社会派の主題を扱い始め、後にフリーランスのフォトレポーターとして活動。彼の作品は、その時代の社会的風景を鮮明に伝える貴重な記録であり、今日でも多くの人々に影響を与え続けています。
1947年にコダック賞を受賞し、1951年にはニューヨークの近代美術館で開催された「Five French Photographers」展に選ばれ、1954年にはヴェネツィア・ビエンナーレで金メダルを受賞しました。彼はその後も多くの展示会に参加し、数多くの賞を受賞し、写真の教育にも携わりました。
Les Amoureux de la Bastille
他、オリジナルプリント計3点を展示。
Elliott Erwitt(エリオット・アーウィット, 1928~2023)
著名なアメリカ人の写真家で、作品は幅広いテーマと独特の視点で知られています。
低い位置からチワワを撮影した写真(New York City. 1946.)や、恋人たちの愛を自然且つリアルな形で表現した(カリフォルニア・キス)などが有名です。
California Kiss
他、オリジナルプリント計2点を展示。
その他展示作家、展示作品
・Helmut Newton(ヘルムート・ニュートン)“Rue Aubriot(i), Yves St. Laurent, Haute Couture Collection”
・Werner Bischof(ワーナー・ビショフ)“Courtyard of the Meiji shrine. Tokyo”
・William Klein(ウィリアム・クライン)“Gun 1, New York”
・Sebastiao Salgado(セバスチャン・サルガド)“Fireball, Greater Burhan Oil Field”
・Rene Groebli
・Bruce Davidson
・Helen Levitt
・Louis Stettner
・Sabine Weiss
【Part 2】Fan Ho(ファン・ホー)作品53点を展示:5月14日(火)〜5月26日(日)
Fan Ho(ファン・ホー, 1931~2016)
「東洋のカルティエ=ブレッソン」と呼ばれるファン・ホーは、幾何学的な構造、パターン、テクスチャーを巧みに配置した背景をベースとし予期せぬイベントが偶発する「決定的瞬間」を撮り続けました。
彼は香港の建物やモニュメントの歴史的な記録を作ろうとはせず、香港の魂、市民の苦難と香港の復興を捉えることを目指しました。
10代から20代にかけて、サロンで競い合いながら、300近い国内外の賞やタイトルを獲得し、最大の作品群を作り上げたのです。
ファン・ホーは、英国写真協会と王立芸術協会のフェローであり、シンガポール、アルゼンチン、ブラジル、ドイツ、フランス、イタリア、ベルギーの写真協会の名誉会員でもあります。
中国写真協会(広州)による「Life-time Achievement Award, the 2nd Global Chinese International Photography Award, China, 2015」も受賞しています。
彼の作品は、多くの個人および公的コレクションに収蔵されており、その中でも特に注目すべき収蔵先は
M+美術館(香港)、ヘリテージ美術館(香港)、フランス国立図書館(パリ)、サンフランシスコ近代美術館(米国)、サンタバーバラ美術館(米国)など多数あります。
出典:”BIO” FAN HO PHOTOGRAPHY https://fanho-forgetmenot.com/
・On the Stage of Life
・Lines and Forms
・Afternoon Chat
・Approaching Shadow
・Pattern
・Obsession
・As Evening Hurries By
・It Rains
・Her Study
・Hong Kong Venice
・Waterfront
・Construction
・His Dream
他40点、オリジナルプリントとエディションプリント合わせて計53点展示します。
※ファン・ホー財団および香港ブルーロータスギャラリー公認の展示です。
写真展 第3回太田興産コレクション展「ストリートフォトの原点」情報
開催日時
2024年4月30日(火)~5月26日(日)10:30~18:30(最終日15:00まで)
定休日:毎週月曜日
Part 1:4月30日(火)〜5月12日(日)
Part 2:5月14日(火)〜5月26日(日)
入場料
1,000円(税込)
会場
Hiko Hiko Gallery(ヒコヒコギャラリー)
〒104-0061 東京都中央区銀座4-13-11 太田興産銀座M&Sビル2階
行き方・アクセス
<電車>
都営地下鉄「東銀座駅」5番出口から徒歩すぐ
東京メトロ 銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」から徒歩で約5分
展示期間中は貴重な写真集の販売も
ロベール・ドアノー:“The Best of Doisneau”
ファン・ホー:“Photography. My Passion. My Life.”
ファン・ホー写真集 2冊セット
数量に限りがあります。
- 【写真展・写真集のお問い合わせ先】
- ヒコヒコギャラリー
- hikohikogallery.com
【プレゼント企画は終了しました】写真展「ストリートフォトの原点」チケットプレゼント情報
写真展 第3回太田興産コレクション展「ストリートフォトの原点」の招待券を5名様にプレゼント。
Instagram、X、Threadsのいずれか、もしくは全てから応募してください。※複数のSNSから応募すると当選確率がアップします
その1)Instagramアカウントで応募
GENIC公式Instagram @genic_magをフォローし、写真展「ストリートフォトの原点」の招待券プレゼントの投稿に“いいね”してください。
その2)X アカウントで応募
GENICの公式X @genic_webをフォローし、写真展「ストリートフォトの原点」の招待券プレゼントの投稿をリポストしてください。
その3)Threadsアカウントで応募
GENIC公式Threads @genic_mag をフォローし、写真展「ストリートフォトの原点」招待券プレゼントの投稿をリポストしてください。
応募締め切り
2024年5月6日(月・振) 23:59まで
当選のご連絡
応募締め切り後、厳正なる抽選を行い、GENIC公式アカウント(Instagram、Threads @genic_mag X @genic_web)からDMにて、当選者の方にのみ直接ご連絡を差し上げます。
※お届けは日本国内に限らせていただきます。
※アカウントを非公開にしている場合、リポストを確認することができないため応募対象外となります。
たくさんのご応募、お待ちしております!
- 【プレゼントキャンペーン、PRのお問い合わせ先】
- ミツバチワークス
- www.328w.co.jp