プロフィール
藤本遥己
会社役員/写真家 1995年生まれ。広島県出身。医療業界を経て写真家に転身。主に広島・福岡・東京の3拠点で活動中。コマーシャルの映像、写真の撮影に加え、自身が所属する(株)Life Marketの専務取締役として、経営やマネージメントにも関わる。
愛用カメラ:LEICA M240、FUJIFILM X-Pro3/GFX 50R
愛用レンズ:SUMMILUX 50mm F1.4、XF35mmF1.4 R、SMC PENTAX67 105mm F2.4
国家資格を捨て写真家の道へ
師匠との出会いをきっかけにコマーシャルフォ トの世界へ
「以前は医療施設で、機能訓練指導員としてリハビリの仕事をしていました。柔道整復師という国家資格を持ち、写真とは無縁の世界にいた自分がカメラを触り始めたのはInstagramへの投稿のためでしたが、これはあくまでも趣味として。そこから突然写真家への道を歩むことになったのは、現在所属する映像制作会社の代表であり、写真の師匠でもある元圭一氏との出会いがきっかけ。色々な話をするうちに『君は広告写真業界に通用する技術と写真への熱量を持っている。もし広告写真に興味があればうちで写真家にならないか?』と声をかけてくれたことで気持ちが動きました。国家資格まで取った仕事を辞めるのは少し心配でしたが、現状維持よりも、仕事で写真が撮れるなんて楽しそう!というワクワク感が勝り、写真業界に飛び込むことに。20代前半という若さゆえの勢いもあったと思います。入社後はアシスタントをしながら現場で学び続け、2年目以降に少しずつではありますが、指名での仕事が来るようになりました」。
そこにあるエネルギーをキャッチして、シャッターを切る
「ここ数年は、努力が報われてコマーシャルフォトの世界で賞をいただけるようにもなったのですが、たまにふと他の写真家の作品を見てみんな上手いな~と少し落ち込む瞬間も。でも負けず嫌いなのでこれは自分ならこんな風に撮るな、などトライ&エラーを繰り返すことで、そこから抜け出すようにしています。今、好きなのは旅をしてその土地の風土と人を撮ること。その土地に生じるエネルギーをキャッチしてシャッターを切りたいと思っています。これは仕事でもプライベートでも、ポートレートでも風景でも同じで、いつもそこにはエネルギーや感情が存在すると思っていて、それを撮るのが僕らの仕事かなと解釈しています」。
GENIC vol.75 『CHANGE MY LIFE 写真家への転身物語』
Edit:Satomi Maeda
GENIC vol.75
2025年7月号のテーマは「I love photography ただ、写真が好きで」。
写真は移ろいゆく季節に目を向けることを教えてくれた。
写真は心の奥にしまい込んでいた自分の感情に気づかせてくれた。
写真は自分らしく生きていいよと励ましてくれた。
写真はかけがえのない仲間と巡り会わせてくれた。
写真は素晴らしい世界の見方を示してくれた。
写真から、たくさんのものをもらってきた。
だから、好きな理由はひとつじゃない。