プロフィール
佐内正史
写真家 1997年、写真集『生きている』でデビュー。2003年、写真集『MAP』で第28回木村伊兵衛写真賞を受賞。2008年に独自レーベル「対照」を立ち上げる。2026年3月、最新作『雷写』を刊行、同時に岡本太郎記念館で写真展「雷写」を開催する。近著は『Strong memory』『写真がいってかえってきた』『静岡詩』。主な展覧会に「Strong memory」book obscura(東京、2025年)、「展対照〈第二部〉」Vacant(東京、2025年)、「写真がいってかえってきた」book obscura(東京、2024年)、「静岡詩」タカ・イシイギャラリー(東京、2023年)、「静岡詩」静岡市美術館(静岡、2023年)、「対照 佐内正史の写真」川崎市岡本太郎美術館(神奈川、2009年)など。
「復刊 生きている」
写真は生きている
わからないで花が咲いて表紙になった
一枚目のスカイラインの予感が俺の車になった
印刷立ち会い中、生きているの淀みがなくなっていくのがわかった
晴れて完成に近づいていく
もう少ししたら完成するだろう
道草を楽しんでいる
“復刊生きている”は、まだ途中だ!
解説と収録作品の一部をご紹介
写真家・佐内正史の初めての写真集『生きている』は1997年4月に刊行されました。
決定的瞬間ではない、私写真でもない、誰も見たことがなかった写真群は大きな反響を呼び、新たな才能を世の中が知るところとなりました。その衝撃は次世代の写真家にも影響を与え、新しい写真の潮流を生み、写真史的にもエポックな出来事として記憶されています。
『生きている』はその後版を重ねましたが、写真集の本文に使っていた用紙が生産中止となったことが原因で重版ができなくなりました。2007年の重版が最後となり、今では手に入れることができなくなっています。
そんな中、青幻舎は2025年10月に創立30周年を迎えました。
30周年を迎えるにあたって、メモリアルイヤーのスペシャル企画として、今では手に入らなくなってしまった本を復刊しようというプロジェクトが立ち上がり、読者の皆様からリクエストを募ることになりました。その結果、『生きている』の復刊を望む多くの声が寄せられ、復刊が決定したのです。
復刊にあたっては『生きている』のブックデザインを手がけた造本家の町口覚氏監修の元、新たな本文用紙選定のための印刷テストを重ね、ようやくオリジナルの代わりとなる用紙に辿り着いたことでプロジェクトが前に進みました。印刷に関しては当時の方法に拘り、製版フィルムを使用して版を焼き、油性インクで印刷しました。一方、装丁に関しては表紙のイメージをアップデートし、復刊として生まれ変わった、新しさのある仕上がりとなりました。
刊行から29年、写真の歴史に新たなページが加わります。
── 『復刊 生きている』プレスリリースより
佐内正史 写真集『復刊 生きている』情報
発売:2026年9月中旬
著者:佐内正史
アートディレクション:町口覚
判型:315×280mm
ページ数:64ページ
製本:並製
定価:5,280円(税込。本体4,800円)
ISBN:978-4-86831-064-8 C0072
サイン会情報
開催日時
2026年8月30日(日)12:00〜13:40
※参加時間および集合時間・場所については、8月中にメールにて連絡。
※時間の指定は不可。
会場
代官山 蔦屋
- 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町16-15
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
東急東横線「代官山駅」から徒歩で3分
東急東横線、東京メトロ日比谷線「中目黒駅」から徒歩で7分
JR山手線・埼京線、東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」から徒歩で10分
参加料
5,280円(税込)
※サイン会参加券+佐内正史 写真集『復刊 生きている』
※書籍は、サイン会当日、会場にてお渡し。
定員
90名
※先着順。定員になり次第締切。
受付締切
2026年8月14日(金)23:59まで