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30年以上にわたり人々の心をとらえてきた名作、写真家 畠山直哉 の「LIME WORKS」が復刊。GENIC SHOPにて取り扱いを開始(送料無料)

写真家 畠山直哉の作品集 「LIME WORKS」が2025年10月に復刊。同書は、1996年にシナジー幾何学より初版発行、2002年にアムズ・アーツ・プレス、2008年には青幻舎と版元を変えながら30年以上にわたり人々の心をとらえてきた名作です。
北海道から沖縄まで日本国内に散在するおよそ30箇所の石灰石の鉱山と石灰工場およびセメント工場の姿を1986年から1994年にかけてとらえた本作は、写真家としての畠山の原点ともいえる、写真ファン必携の一冊です。新版では、印刷・製本をアップデートし、新たに書き下ろされたあとがきを収録。GENIC SHOPで、本書の取り扱いを開始。送料無料でお届けします。この機会にぜひお買い求めください。

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目次
GENIC SHOP:畠山直哉 作品集「新版 LIME WORKS」(送料無料)

プロフィール

畠山直哉

1958年岩手県陸前高田市生まれ。筑波大学芸術専門学群にて大辻清司に師事。1984年に同大学院芸術研究科修士課程修了。以降、国内外の数々の個展・グループ展に参加。写真集『LIME WORKS』およびギャラリーNWハウスで開催された写真展「都市のマケット」で1997年第22回木村伊兵衛写真賞受賞。2001年第49回ヴェネチア・ビエンナーレに参加、第42回毎日芸術賞受賞。2012年、芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2012年第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館に参加し金獅子賞を受賞。2025年、日本芸術院会員に選出された。著書に『BLAST』(小学館)、『気仙川』(河出書房新社)、『陸前高田 2011-2014』(河出書房新社)など。テート、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ヒューストン美術館、ヨーロッパ写真美術館、スイス写真財団、東京国立近代美術館、東京都写真美術館、国立国際美術館などのパブリック・コレクション多数収蔵されている。

本のページをめくると、これを生み出そうと懸命だった頃の自分のことが、 多くの撮影地の風景や、世話になった人々の顔と共に、 懐かしく思い出されてきます。 同時に、いまの自分があれから30年後の未来に生きているという事実が、 まるで夢のように思われてきます。人生をかくも深く味わわせてくれるという意味で、この新版には個人的に、 格別な有り難さを感じています。

収録作品の一部と解説

1996年に初版発行された、木村伊兵衛写真賞受賞作であり畠山直哉の原点といえる作品。北海道から沖縄まで日本国内に散在するおよそ30箇所の石灰石の鉱山と石灰工場およびセメント工場の姿を1986年から1994年にかけてとらえた本作は、名作として約30年にわたって語られ続けてきました。2008年に3社目の版元として青幻舎から刊行した後、長らく品切れが続いておりましたが、この度青幻舎創立30周年復刊プロジェクト「幻本」読者アンケートにより復刊することになりました。復刊にあたっては印刷・製本をアップデートし、新たに書き下ろされたあとがきを収録した新版として蘇りました。写真ファン必携の一冊です。

── 畠山直哉「新版 LIME WORKS」プレスリリースより

畠山直哉 作品集「新版 LIME WORKS」情報

発売:2025年10月上旬
書名:新版 LIME WORKS
著者:畠山直哉
言語:日英併記
判型:A4変
総頁:120ページ
製本:上製
定価:5,500円(税込。本体5,000円)
ISBN:978-4-86831-007-5 C0072

GENIC SHOP: 畠山直哉 作品集「新版 LIME WORKS」(送料無料)

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