「金刀比羅宮の表参道」を楽しみ「琴参閣」に泊まる

江戸時代から「一生に一度はこんぴら参り」と言われ、庶民の憧れの的であった金刀比羅宮(ことひらぐう)。参拝するには、参道入り口から御本宮まで785段、奥社までは1368段もの石段があります。両側にお土産店や飲食店が並ぶ「表参道」は、ゆったり散歩にぴったりです。今回の取材では365段目の「大門(おおもん)」まで向かいます。そして、こんぴら参りの宿泊は表参道から徒歩5分の「琴参閣」がおすすめ。金刀比羅宮が鎮座する、象の形をした象頭山を宿から堪能できます。
香川の中讃地区を旅した、8名のフォトグラファーの写真でお送りします。

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特集「#瀬戸大橋を渡ろう。四国の入り口、香川・中讃の旅」

8名のフォトグラファーが、この地の魅力をあますことなくお伝えします。

楽しい表参道を歩く

時間と体力が必要なこんぴらさんへのお参りですが、両側に様々なお店が立ち並ぶ「表参道」は、旅の思い出となるお土産探しやご当地グルメの食べ歩きが楽しい散歩スポット。参拝客のために杖を貸し出しているお店もあるので、御本宮や奥社までの参拝を予定している場合はぜひチェックを。

Photo by 6151

Photo by しふぉん

Photo by オリン

長い石段が続きますが、お土産屋さんやおいしそうな食べ物屋さんがずらりと並んでいるので、表参道は飽きることがありません。立ち寄り立ち寄り歩くことで、感じる疲れも和らぎます。石段には、たまに段数が書かれているので、今自分がいるところが把握できて便利!体力を調整しながら歩いていきましょう。

Photo by AOI

Photo by しふぉん

原 竹細工店(60段目)

この地で100年近くお店を開いているのは、香川県の特産品である竹細工の製造元「原 竹細工店」。おはし、しゃもじ、おたま、ざる、かごなどなど、竹細工の美しさとしなやかさに目を奪われ、フォトグラファーと編集メンバーは夢中に。立ち寄った時に、お店の方が40年使用した竹の「おたま」を使って奥で料理をしていました。その経年変化の美しいこと味のあること。「おたま」を作ることのできるサイズの国産竹は、近年すっかり取れなくなり貴重な代物で、なかなか他店では観ることができません。国産竹は、輸入物とは腰の強さと耐久性が違うそうです。もちろん、お土産に、自宅用に、みんな買って帰りました。軽くて丈夫な特産品の竹細工は、一生使える生活の友になること間違いありません。

Photo by オリン

Photo by 6151

Photo by 6151

Photo by オリン

写真向かって右側が40年使用した「おたま」。

Photo by オリン

Photo by オリン

Photo by オリン

買って帰ったお土産たち。一生モノです。

Photo by オリン

原 竹細工店 基本データ

<住所>香川県仲多度郡琴平町984
<TEL>0877-75-2037
<営業時間>10時~17時
<定休日>不定休

池商店(69段目)

「五人百姓」の中の一軒が、お土産屋「池商店」。五人百姓とは、金刀比羅宮境内で商売することを許された五軒の飴屋さんの称号です。御宮の神事における役目で、先祖による御祭神の供奉を行っていた功労が称えられ、特別に境内での営業が許されたのだそう。五人百姓が販売しているのは黄金色をした「加美代飴」。砂糖・水飴・柚子油からできている古くからのこんぴら名物で、池商店は800年以上前から加美代飴の販売を代々請け負っています。柚子の香がふんわりする甘い飴は、こんぴら参りで疲れた体を優しく癒してくれます。ぜひご賞味ください。

Photo by 6151

Photo by コハラタケル

Photo by AOI

Photo by AOI

Photo by オリン

池商店 基本データ

<住所>香川県仲多度郡琴平町933
<TEL>0877-75-3694
<営業時間> 9時〜17時
<定休日>年中無休

七十七堂(77段目)

77段目にあるので「七十七堂(なずなどう)」。

遊び心とオリジナリティにあふれた、こんぴら・香川のお土産が揃ったお店です。カフェスタンドが併設されていて、カップにはかわいい犬のキャラクターがプリントされています。
さてさて、こんぴら参りと犬の関係はご存じですか?江戸時代、こんぴら参りは庶民の夢と憧れ。旅が容易ではなかった時代には、参拝を当人に代わって代理で行ってもらう「代参」という仕組みがあったそう。なんと、この「代参」を飼い犬に託すことも。「こんぴら参り」と記した袋を首にかけた犬は旅人の世話とリレーによって、こんぴら参りに向かうのです。そして代参を見事成し遂げた犬は「こんぴら狗」と呼ばれました。七十七堂のカフェスタンドのカップの犬は、この「こんぴら狗」をイメージしているのかもしれませんね。次はあなたがカップにプリントされた犬を参拝に連れていってあげてください。

Photo by 古性のち

Photo by 6151

Photo by 片渕ゆり(ぽんず)

Photo by 6151

Photo by 古性のち

七十七堂 基本データ

<住所>香川県仲多度郡琴平町931
<TEL>0877-35-8700
<営業時間>10時~17時(冬季は17時半まで)
※営業時間につきましては、スーベニール株式会社の新着情報にてご確認ください。
<席数>ベンチあり

休憩できるベンチがあります(105段)

片手にカメラ、片手にコーヒーがカッコいい古性のちさん。

Photo by 6151

機材を確認するhalnoさん(手前)とコハラタケルさん(奥)。

Photo by 6151

備前焼狛犬(113段目)

高さ約1.5mもある備前焼の狛犬は、1844年に岡山から寄進されたもの。重要文化財に指定されており、全国有数の大きさを誇ります。普段、神社などで見かける石でできた狛犬とは異なる趣がなんとも味わい深い。ここから大門までは特に急な石段とな り「一之坂」と呼ばれます。

Photo by 6151

琴陵宥常(ことおかひろつね) 銅像(288段目)

明治維新後、金毘羅大権現を金刀比羅宮と改め、金刀比羅宮の今日の楚を築いた第19代宮司 琴陵宥常の銅像です。

Photo by halno

大門(365段目)

水戸光圀の兄である讃岐国高松藩主 松平頼重から寄進された大門は金刀比羅宮の総門で、揚げられた「琴平山」の額は、有栖川宮熾仁親王殿下の御筆。ここから先は金刀比羅宮の境内で神域となります。御本宮までお参りする体力と時間が無い方は、まずはこちらを目指しましょう。

Photo by オリン

Photo by AOI

大門まで辿り着いた、片渕ゆりさん、古性のちさん、6151さん(写真向かって左から)。

Photo by halno

大門付近から振り返る参道。急な石段を上りきると素晴らしい景色が開けています。

Photo by 6151

大門手前にある甘酒屋さん。石段を上り疲れた体に、生姜の効いた自家製の甘酒がしみわたります。休憩できるベンチもありますので、さらに上を目指す方はここらで一服。

Photo by 6151

五人百姓

大門を抜けると、五人百姓が5つの白い大きな傘を広げて、加美代飴を販売している姿を見ることができます。

Photo by しふぉん

Photo by 6151

Photo by 6151

金刀比羅宮 基本データ

<住所>香川県仲多度郡琴平町892-1
<TEL>0877-75-2121(社務所)
<アクセス>
JR琴平駅より表参道入り口まで徒歩約15分 
ことでん琴平駅より表参道まで徒歩約10分
表参道から御本宮までの石段は全785段、片道約40分

ことひら温泉 琴参閣

こんぴらさんの門前町で、門前町の情緒とおもてなしを味わうことができるのが「ことひら温泉 琴参閣(ことさんかく)」。「飛天館」と「讃水館」からなる全225室のことひら温泉最大規模の旅館で、展望風呂や露天風呂など6種類の多彩な温泉が楽しめます。JR琴平駅より徒歩5分、ことでん琴平駅より徒歩3分、ご紹介した金刀比羅宮の表参道まで徒歩5分で行ける最高の立地も旅行者にはうれしいところ。

お部屋

ゆったりした間取りと、象頭山の景色が旅の疲れを癒してくれるお部屋です(飛天館 7F)。

Photo by 6151

Photo by 6151

夕食

讃岐・瀬戸内の四季折々選りすぐられた食材を、料理長が腕によりをかけた本格懐石で堪能できます。

Photo by オリン

Photo by オリン

朝食

アクティブに旅を楽しむためには、とにかくおいしい朝ごはんが必要です。取材で少し疲れがたまったフォトグラファーのみなさんも思わずにっこり。

Photo by 6151

Photo by 6151

ロビー

金刀比羅宮を中腹に抱える象頭山(ぞうずざん)を借景にした日本庭園を楽しめる、情緒あふれたスペースです。

Photo by halno

Photo by halno

ことひら温泉 琴参閣 基本データ

<住所>香川県仲多度郡琴平町685-11
<TEL>0877-75-1000
<アクセス>JR琴平駅より徒歩5分、ことでん琴平駅より徒歩3分

香川・中讃地区を旅した8名のフォトグラファー

6151さん、AOIさん、オリンさん、片渕ゆり(ぽんず)さん、古性のちさん、コハラタケルさん、しふぉんさん、halnoさん、のプロフィールはこちら。

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