「F2.8の世界」が楽しめるNIKKOR Zレンズを16日間使ってみた8名のリアルボイス

「どちらのレンズも軽くて、小型。気負わず持ち歩け、友だちのような気軽さがあるのに、“これ1本で大丈夫”という信頼も置ける、私にとって家族みたいな存在のレンズ」という伊佐知美さん。イベントでは、伊佐知美さんにお気に入りポイントの詳細を伺い、参加者とともにフォトウォークを楽しみました。

フルサイズのミラーレスカメラを使うのは初めてでした。Z 5は写真の色の鮮やかさと透明感を撮影直後の確認時から感じることができて、APS-Cサイズのミラーレスカメラで撮影していた時よりも、「とてもクリアな写真が撮れる！」というのが第一印象でした。
Nikonのカメラを使うのも初めてで最初は操作も心配でしたが、たくさんの機能がありながらもわかりやすく、シンプルに使えるように工夫されていて、すぐに慣れることができました。自分が使う頻度の高い機能をクイックに使えるようカスタマイズもでき、とても使いやすいカメラだと思いました。
また、自分の好きな雰囲気に合わせて簡単に適用度を調整できるクリエイティブピクチャーコントロールで、写真のレタッチの幅が広がったと思います。

今まではあまり広角で撮影することがなかったのですが、今回NIKKOR Z 17-28mm f/2.8を使わせていただき、うまく写せなかった広い空間が「ここまで綺麗に１枚に収まるんだ」という楽しさを実感することができました。海外旅行先などで建築物などを撮影する際に、ぜひ1本持っておきたいなと思えるレンズで、広い空間に対する撮影の意識が変わる機会になりました。

最初は「被写体にかなり寄ってもピントが合う！」ことに驚きました。いつもは他社メーカーのF1.4のレンズを使っているので、F2.8だとどのくらいのボケ感になるのかなと思っていましたが、NIKKOR Z 28-75mm f/2.8はいつもよりも開放F値が大きいというのを感じることなく、とても綺麗なボケ感で撮影することができました。色合いも非常にクリア・鮮やかな印象です。ズームレンズも初めてでしたが、狭い空間でも被写体や撮影したい雰囲気に合わせて好きな構図で撮影できるのが魅力的だと感じました。

実際に目で見ているよりもはっきりとした描写で、瞬間を捉えてくれるところが素晴らしいです。
影と光が差し込んでいるシーンで撮影したら、明暗がしっかりと出て、どちらもすごく綺麗だなと思いました。
最初はレンズの長さもあり、重い気がしていましたが、普段、フィルム一眼やフィルムカメラを複数持って撮ることが多いので、だんだんZ 5軽いかもと思うようになりました（笑）。フルサイズカメラの中では軽いほうなのかなと思います。

広角よりの画が好きなのでせっかくだから広角で撮りたい！というモチベーションで連れ出しました。実際撮るとダイナミックな画が撮れて単純に楽しかったです。広角で撮っても被写体の背景に玉ボケができるのが本当にすごいです。

普段、フィルム一眼では35−70mmを使うことが多いからか、画角の変化の大きさがとても楽しかったです。NIKKOR Z 28-75mm f/2.8は画角の変化だけでなくパッキリ！と写るので、ぐ〜んと被写体に近づいて撮れました。もちろん場合にはよりますが、これ1本あれば大抵のことに困らない、と言える気がします。

とても感覚的なことですが、シャッター音がものすごく好みでした。私はカメラを選ぶ時、どちらかというと持った感じとか、ボタンを押し込んだ時の手の感覚とか、耳や指先が心地よく感じるかどうかが決め手になっているような気がします。だからZ 5は触っているだけでとても気分が上がりました。シャッター音が聞きたくて、自転車を2時間も3時間も走らせて撮影していました。

旅先の島で出会った人や、いろいろなものが写り込んだ生活感の出るストリート撮影時に使いました。NIKKOR Z 17-28mm f/2.8は、スナップ写真が映画のような写りになるので、普段の「島の生活」をテーマにしてシャッターを切る時に、とてもいい役割を果たしてくれました。

今回お借りした2本のレンズのうち、ほとんど毎日連れ歩いていたのがこの子です。これまで単焦点レンズから覗いた世界しか知らなかったので、NIKKOR Z 28-75mm f/2.8で海を撮った時に写し出された世界に感動しました。特に離島はさまざまな光景を広く写し出してこそ魅力が伝わる場所だと思っているので、焦点距離が28mmから75mmまで選べるこのレンズはとても重宝しました。

Nikonのカメラを初めて触ったのですが、アクティブDライティングやカメラ内RAW現像などとても使いやすくて感動しました！撮った写真をすぐにRAW現像して、専用アプリSnapBridgeでスマホに送ってその場でSNSにあげることもできるので、とても便利でした。Zシリーズの写りは、他の方の写真を見ていてとてもクリアで無色透明なイメージを持ってはいましたが、実際に使ってみて、ファインダー越しの世界が想像以上にクリアで、世界って綺麗だなーと感じました。特に、何も編集していない撮って出しなのに、日に透かした葉っぱの葉脈がしっかりと見えた時は描写に感動しました。
クリアだからこそ、後で自分の好みの色味に仕上げられた気がします。

初めての広角レンズだったので、正直うまく使いこなせなかったのが悔しいです･･･！
星空の撮影や、大自然の風景、花畑など撮ってみたら最高だろうなーと感じました。旅行で建築物を撮る時に広角があれば･･･と思うことが多々あるので、旅行に連れて行きたいレンズです。

このレンズ欲しい！！と返すのが惜しくなってしまうほど愛用しました（笑）。
標準ズームでこの軽さ、そしてF2.8の明るさ。このレンズさえあれば大体のモノが撮れてしまうのでは？と思うほど使いやすく、お出かけのお供にピッタリだと思いました。普段は単焦点レンズを愛用しているので、焦点距離が28mm～75mmまで使えてF2.8の明るさとボケ感が本当にめちゃくちゃ使いやすいし、メインの１本になる感動のレンズです。

まず持った感じの安定感がとても良くて、撮りやすいカメラだなと感じたのが第一印象です。次にファインダーから覗いた際に、「世界はこんなに美しいのか」と感動するほど綺麗に見えてテンションが上がりました。ファインダーを覗いた時に感じた透明感そのままに撮れるので、写真を撮ることがとても楽しく感じました。
また、ボケ感と黒の描写が美しく、スナップ写真などの何気ない風景を撮っても、きちんと「画」になるのが、Z 5の大きな強みだなと感じました。

焦点距離17mmは、初めて使いましたが、室内撮影の強さがとても印象的でした。今まで宿泊したホテルなどは自身のレンズ（焦点距離28mm）では上手く撮れずに、スマホ撮影にするか諦めていました。NIKKOR Z 17-28mm f/2.8は超広角に加えて明るいので、室内で簡単にセルフポートレート撮影ができるのがとても魅力的です。歪みもあまりないため、撮った後にほぼ修正せず使うことができました。
最初はNIKKOR Z 28-75mm f/2.8ばかり使っていましたが、NIKKOR Z 17-28mm f/2.8の魅力に気付いて、はまりそうな気配を少し感じています。

広角から望遠まで幅広く撮れるため、とても汎用性が高いと感じました。旅行など荷物がかさばる時はもちろん、近所のお散歩などでも気軽に綺麗な写真が撮れるため、良い意味で「とりあえず持っていく」だけでとても活躍してくれるレンズだなと思いました。
ふと目に止まった風景を撮るのに、パッと出してシャッターを切るだけでちゃんと画になるのは、とても魅力的です。

普段からZシリーズを使用していますが、Z 6IIは撮影時に画像モニターの全画面表示ができるようになったのがとても魅力的に思いました。また、グリップがZ 6より若干深くなっており、指の爪がボディに当たらずに握りやすかったです。Zシリーズは操作感が変わらないので、操作に迷うことなく使用できました。そして何よりクリアな解像度と自然な色合いが気に入っています。これからもZシリーズを愛用していきたいと思います。

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sを愛用し、超広角を好んで使っていますが、NIKKOR Z 17-28mm f/2.8は、F2.8通しで超広角域で撮影できるのがとても良かったです。被写体に寄ると、程よく背景がボケるので、ポートレート撮影などにも使用しました。広角かつ、明るいレンズなのでカフェなどの狭い空間でも活躍できる万能レンズだと思います。

一番使いやすい画角で、軽いのがとても良かったです。周辺減光が目立つのかなと思っていましたが気になることはなく、手軽に持ち運べる良いレンズでした。広角側ではその場の雰囲気を写し出すことができ、中望遠側では切り取りたいモノのみを写し出すことができるので、スナップ撮影からポートレート撮影まで幅広く使用しました。

Z 7Ⅱは高画質なので、その点は素直にいいと思いました。
日頃から私がNikonを使っている理由ですが、パキッととはっきりくっきり、クリアに撮れるということにつきます。Zシリーズは、マウントが太くて、フランジバックまでの距離が短く、より光を取り込むことができるので、その点は他とは圧倒的に違うと思っています。今後も、Nikonの良さをもっと理解して表現できたらなと思います。

超広角レンズは使ったことなかったので、最初どう使っていいのか戸惑いましたが、広角だとかをあまり意識しなくても良かったのかなと、後から思いました。
私みたいに初めての広角レンズを考える人にいいのかもしれません。最短撮影距離が19cm（焦点距離17mm時）と、被写体の近くまで寄れるので撮影の幅も広く、広角レンズを買ったけど使わないというようなことにはならないんじゃないかなと思います。

大三元レンズとは違って圧倒的にリーズナブルなのが魅力です。大三元レンズが良いのはわかっていますが、それに手を出すほどではまだないかなぁ･･･という私のようなタイプには手が届きやすいレンズだと思います。
手軽に楽しめるF2.8通しは魅力的ですし、フォトウォークでも大変に使いやすかったです。これ1本で通常利用時はある程度カバーできてしまうのではないかと感じました。

EVFの見え方がとても綺麗で改めて感動しました。フォーカス時にはリフレッシュレート（1秒間に何回映像が書き換えられるか）が向上するので、とても滑らかに被写体を観察できました。暗所耐性、高感度耐性ともに非常に強く、夜や暗い室内での撮影でも躊躇なく感度を上げて撮影できました。Zシリーズを通して右手だけで完結する操作系も使いやすく、Z 7IIは特にマニュアル撮影の楽しさが伝わってくる機種でした。

自然・都市風景を撮影している僕のような人にはとても使いやすいレンズだと思います。
風景写真は思っている以上に撮影機材が多くなってしまいがちなのですが、このレンズだけで日中の明るい時間帯から、都市夜景はもちろん星景写真の撮影までも楽しむことができました。
レンズの描写もとても素直で美しく、カリカリしすぎずほんのりとした描写が最近の風景写真のトレンドにぴったりだと感じます。
F2.8の開放絞り時でも周辺減光が少なく、星景写真も非常に美しい画を切り取れました。

F2.8通しのレンズとは思えないほどの軽さと小ささで、標準ズームの使いやすさと明るさを両立した素晴らしいレンズだと思いました。特に望遠端で開放で撮影するとフワッと軽くなるようなボケがクセになります。最短撮影距離が19cm（焦点距離28mm時）と、近くまで寄れるのもこのレンズの魅力の１つですね。
NIKKOR Z 17-28mm f/2.8とNIKKOR Z 28-75mm f/2.8は、同じフィルター径67mmで統一されているのも非常に使い勝手が良く、C-PLフィルターやソフトフィルター、NDフィルターの使い回しができて便利な組み合わせでした。

Zシリーズのカメラ共通の最大口径55mmのZマウントは、豊富に光を取り込むのが最大の特長。室内や夜のシーンもZシリーズでしか味わえない感動的な画質で撮影できます。
また、同じく最大口径55mmのZマウントを採用し、光学性能を新次元に引き上げるポテンシャルを持つNIKKOR Z レンズも、ラインナップが充実。ZシリーズとNIKKOR Z レンズで、表現の幅がぐっと広がります。

日々に寄り添う携行性抜群の小型で軽量のボディに、クリエイティブなマインドを刺激する機能がたっぷりのZ 5。フルサイズにステップアップしたい方におすすめの1台です。

小型・軽量で17mmから28mmまでの焦点距離範囲を、明るい開放F値2.8一定でカバー。超広角ならではのパースペクティブを活かした撮影、明るい開放F値2.8と最短撮影距離0.19m(焦点距離17mm時)で被写体を際立たせたダイナミックな撮影など、多彩な被写体や撮影シーンに対応し、表現の幅を広げます。

汎用性の高い広角28mmから中望遠75mmまでの焦点距離範囲でありながら、わずか約565gと軽い標準ズームレンズ。柔らかい背景ボケのポートレートやテーブルフォト、スナップ撮影、風景まで、さまざまなシーンで活用でき、表現の可能性を広げます。