プロフィール

中川正子
1973年横浜生まれ。写真家として、自然な表情をとらえたポートレート、光る日々のスライス、美しいランドスケープを雑誌や広告、書籍などで発表する。2011年東京から岡山に移住。写真のほかにもトークライブや執筆も手掛け、自身のアトリエ「GATHER」ではイベントを開催。これまでの代表的な仕事に、写真集『新世界』『IMMIGRANTS』『ダレオド』『Rippling』『AN ORDINARY DAY』、桜木紫乃との写真絵本『彼女たち』などがある。
写真を愛するみなさん、ぜひお越しください!
展示作品の一部とステートメント

じぶんにとっての個人的うつくしさを
写真というメディアで
改めて捉えてみたく、撮り始めました
思考せず、
からだが動くままに
今、わたしがうつくしいと思う瞬間を、ひとつずつ
夢中で撮った写真群は
じぶんでも呆れるほど、
同じモチーフばかり
光と影と、
朽ちていく、草花
繰り返し繰り返し、
飽きることなくずっと撮っていました
なぜこんなにも惹かれるのか
_
それらは
ストレートでわかりやすい
メタファーかもしれません
生きていくということの
生きてきた、ということの
すべてのものごとには
ひかりと影があり、
強いひかりには、
強い影が必ず、ともにある
目をこらせば、どちらにもうつくしさが宿る
そして
かたちあるものはすべて、
とどまらず、消えていく
写真をはじめた30年前のように、
ただ、衝動で撮った写真です
ぜひ見にいらしてください


中川正子 写真展 「すべてこの、とどまらぬ うつくしきもの」情報
開催日時
2025年8月30日(土)〜9月1日(月) 12:00〜16:00
入場料
無料
会場

GATHER
- 〒700-0821 岡山県岡山市北区中山下1-2-36 有森ビル2F
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
岡山電気軌道 東山線・清輝橋線「柳川駅」から徒歩で4分