menu
  • Home
  • 写真展
  • 写真として定着された奇跡的な瞬間と儚さ。西山勲 写真展「スプリング・ロール」が福岡で開催

写真として定着された奇跡的な瞬間と儚さ。西山勲 写真展「スプリング・ロール」が福岡で開催

写真家 西山勲の写真展「スプリング・ロール」が、福岡 飯塚の「諸国めしや カーネル食堂」から徒歩30秒の場所に新たにオープンしたArt Space Karnelにて、2024年3月23日(土)〜4月7日(日)に開催。この数年に日本を含むアジア諸国で撮影された、新作写真23点が展示されます。
サテライト会場である「諸国めしや カーネル食堂」では過去作の展示とともに、写真集「スプリング・ロール」、Tシャツ、写真集「Secret Rituals」やStudio Journal Knockなどが販売されます。

  • 開催期間:2024.3.23 ~ 2024.4.7

ADVERTISING

西山勲

写真家 1977年生まれ、福岡県出身。35歳でグラフィックデザイナーから写真家に転向。約2年間、世界各地で活動する芸術家を訪ねながら取材・撮影・編集を行い、雑誌Studio Journal Knockを発行。帰国後は福岡・鎌倉を拠点に活動中。
愛用カメラ:Hasselblad 500C/M、PENTAX 67II
愛用レンズ:Hasselblad Planar C 80mm f2.8、SMC PENTAX 67 90mm F2.8、SMC TAKUMAR 105mm F2.8

西山勲 Instagram
西山勲 X
西山勲 WEB

日本を含むアジア諸国で撮影した新作写真を展示

©️Nishiyamaisao

その時、その場所で、“それ”を選びとることの不思議。
写真として定着された画面をじっと眺めていると、
その数奇な巡り合わせに奇跡的なものを感じたりもするが、
同時に、ちょっとした気の揺らぎによって
シャッターを切ることに至らなかった
膨大な可能性の存在に、写真というものの儚さを思う。

©️Nishiyamaisao

©️Nishiyamaisao

©️Nishiyamaisao

©️Nishiyamaisao

ここ数年日本を含むアジア諸国で撮影した写真を展示しています。ここ最近、仕事で映像作品に関わることが少しずつ増えていくなかで、より写真という行為がうむ、断片的なイメージの存在を興味深く感じるようになりました。その瞬間、そこで、それをたまたま選びとること。その尊いほどの偶然性に感動しながらも一方で、この広い世界に無限に存在する他の可能性を思い、途方に暮れる。そのかけがえのなさと同居する平凡さ、何でもなさに、写真というものの儚さを思うのです。私たちが生きる世界は、そうしたとるにたらない尊いものの集まりでできている。ここに並べた、背景を語らない一片一片の写真たちが、日々を肯定するものとなることを願います。

西山勲

西山勲 写真展「スプリング・ロール」情報

開催日時

2024年3月23日(土)~4月7日(日) 11:00~17:00
※在廊日:3月30日(土)
※会期中休業日:3月28日(木)、3月29日(金)、4月4日(木)

入場料

無料

会場

Art Space Karnel
〒820-0040 福岡県飯塚市吉原町2-2 カメラのさくらや2F

Art Space Karnel Instagram
諸国めしや カーネル食堂 Instagram
Google Map

行き方・アクセス

<電車>
JR九州筑豊本線「新飯塚駅」から徒歩で15分
JR九州筑豊本線「新飯塚駅」からバスで7分「飯塚バスターミナル」下車すぐ

写真集「スプリング・ロール」情報

価格:3,000円(税込)
写真:西山勲
サイズ:210mm × 250mm × 8mm
装丁:無線綴じ
ページ数:82ページ
ISBN:978-4-908668-03-1
発行:Sunnyside Press
発行年:2024年

©️Nishiyamaisao

©️Nishiyamaisao

おすすめ記事

【撮影と表現のQ&A】西山勲/Q.中判フィルムカメラの魅力は何ですか?

【表現者が人を撮る理由 #5】西山 勲

次の記事