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四国の次世代水族館「四国水族館」で美しき水中世界を楽しむ

2020年6月1日に香川県宇多津町(うたづちょう)にオープンした、四国の次世代水族館「四国水族館」。展示テーマは「四国の水景」。四方を海に囲まれた四国の豊かな水景を再現した。館内は光の演出が素晴らしく、美しき水中世界に心奪われる非日常空間を演出しています。人気のイルカプログラムはプールと客席の間に仕切りのガラスが無いため、水面ギリギリからの目線でイルカのジャンプを楽しむことができます。また夕日に染まる瀬戸内海を背景にイルカプログラムを観ることができるのも、四国水族館ならでは。充実のお土産ショップもチェックをお忘れなく。
入館料は大人(高校生・16歳以上)2,200円、小中学生1,200円、幼児(3歳以上)600円、3歳未満は無料です。

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特集「#瀬戸大橋を渡ろう。四国の入り口、香川・中讃の旅」

8名のフォトグラファーが、この地の魅力をあますことなくお伝えします。

世界三大潮流の一つ、鳴門のうずしおを再現「渦潮の景」

photo by 古性のち

photo by コハラタケル

photo by 片渕ゆり(ぽんず)

photo by halno

サメをまるで海の中から見上げる水槽「神無月(かんなづき)の景」

水槽は直径4.5mの丸窓を見上げるような造りになっており、アカシュモクザメが光を背に遊泳する姿には圧倒的な臨場感があります。水族館では横からの水槽観覧が一般的ですが、このように下から観るサメはとても神秘的で、まるで自分が海深く潜って眺めているかのような不思議な感覚に囚われます。

photo by 6151

photo by しふぉん

photo by 古性のち

「夕暮れの景」、瀬戸内海をバックにイルカプログラムを観賞する

四国水族館で会えるのは、飼育例の少ないマダライルカという種。非常に活発的で、1秒強の間、ジャンプすることも。約15分のイルカプログラムではその高いジャンプで観客を楽しませてくれます。イルカのいる水槽は入場してすぐ左側にある海豚棟。1Fの海豚ホールでは横からイルカの鮮やかな遊泳を眺められ、2Fの海豚プールからは水面から飛び跳ねる姿を観覧できます。
海豚プールは客席との間に仕切りのガラスが無く、またプール越しに瀬戸内海が広がるため、まるでインフィニティプールのよう。「夕暮れの景」の名前は、瀬戸内海に沈む夕日を背に泳ぐイルカたちの情景を表したもので、夕暮れの中を泳ぐイルカたちの姿は感動的です。イルカたちにはまだ名前がついていないため、飼育員からアルファベットで呼ばれています。いつかネーミングの募集があるかも?

1F海豚ホール

photo by 片渕ゆり(ぽんず)

2F海豚プール

photo by 片渕ゆり(ぽんず)

photo by AOI

photo by オリン

photo by 6151

隣の水槽にはかわいいタツノオトシゴも

photo by AOI

カリビアン・シーホース(タツノオトシゴの仲間)には、1F「海豚ホール」のすぐ隣の水槽で出会うことができます。

時が経つのを忘れる「海月(くらげ)の景」

その幻想的な姿と動きで、時間が経つのを忘れて引き込まれてしまうクラゲの水槽「海月の景」。クラゲは体内の99%が水分で、中には不老不死の種類も。赤いクラゲは見た目の通り「アカクラゲ」という名前で港などでよく見かける種ですが、絶対に触ってはいけません。触手の毒は強力です。傘の上に四つ葉のクローバーのような模様のミズクラゲ、口腕が8本のタコクラゲ、カーテンのようなアマクサクラゲなど、魅力溢れるクラゲたちと幽玄の時を過ごしましょう。

photo by 古性のち

photo by オリン

photo by 6151

photo by AOI

水槽越しに広がる太平洋「綿津見(わたつみ)の景」

綿津見は海の神様といわれています。ご利益は航海安全、漁業反映、豊漁など。豊饒の海、太平洋の大海原を旅する回遊魚の展示水槽にこのタイトルがついているのも納得です。四国最大級となる650㎥の大迫力の水槽で、アジの仲間やマダラトビエイ、スマというカツオの仲間などが、群れで泳いだり、一斉に身を翻す姿を楽しめます。

photo by コハラタケル

photo by コハラタケル

キュートでユーモラス「川獺(かわうそ)がいた景」

1979年の高知県須崎市新荘川での目撃が最後となり、2012年に環境省が絶滅宣言を出したニホンカワウソ。四国水族館では日本の自然からいなくなってしまった二ホンカワウソの代わりに、東南アジアに広く棲息しているコツメカワウソ2頭を展示しています。「川獺がいた景」が「四国水景」の中で唯一過去形のタイトルなのは、四国水族館から私たちへのメッセージなのでしょう。
仲睦まじく寄り添って昼寝をしていたと思えば、突然忙しげに動き回るキュートでユーモラスなコツメカワウソたちを、自然の大切さを噛み締めつつ愛でましょう。

photo by AOI

迫力の泳ぎ「海驢(あしか)の景」

海驢はアシカと読みます。カリフォルニアアシカが、しなやかにすごいスピードで泳ぎ回る姿は爽快。

photo by コハラタケル

photo by コハラタケル

龍宮伝説をアートで表現「龍宮の景」

「海への誘い」「龍宮への回廊」「龍宮殿」の3つのZONEで私たちを伝説の地へ誘います。「海への誘い」は仏師・仏絵師の松久佳遊氏による、どこか懐かしくも温かみのある作品でこれから始まる旅のプロローグを。「龍宮への回廊」は書家、柏木白光氏による薬師経に包まれた敬虔な空間を演出。そして「龍宮殿」は切り絵作家 酒井敦美氏による、どこか優しい鮮やかな色彩の光の切り絵で表現します。

photo by 片渕ゆり(ぽんず)

瀬戸内海を眺めながら食事が楽しめる「キッチンせとうち」

photo by 6151

photo by 6151

四国水族館には3つのお食事どころがあります。讃岐うどんなどの名産品から気軽な軽食も楽しめるバラエティに富んだ「キッチンせとうち」、シャークフィッシュバーガーや唐揚げ・チュロスなどのファストフードショップ「Olive(オリーブ)」、ソフトクリームや海のなかまラテなどの軽食「PEARL CAFE」。天気の良い日には、テイクアウトして瀬戸内海を一望できる「せとうちデッキ」でお食事を。

お土産が充実のミュージアムショップ!人気のオリジナルグッズも

四国水族館のミュージアムショップには、マスコットキャラクター「しゅこくん」のぬいぐるみをはじめとしたオリジナルグッズや名産品を使ったお菓子や調味料も充実。お土産を何にするか迷ってしまうこと必至です。
ご注意)ミュージアムショップは撮影は禁止です。特別に許可を得て撮影しています。

photo by 6151

photo by 6151

photo by 6151

四国水族館の外観は塩をイメージ、ロゴは豊かな四国の水景をモチーフに

約230年の塩づくりの歴史がある宇多津町。四国水族館が立つ「うたづ臨海公園」が塩田跡地であることから、外観は宇多津の塩をイメージした白が基調です。ロゴは不思議と感動に溢れる、豊かな四国の水景をモチーフに。

photo by コハラタケル

photo by 6151

photo by AOI

四国水族館すぐ隣には塩づくり体験ができる「復元塩田」も。

photo by 6151

四国水族館 基本データ

<住所>香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4
<TEL>0877-49-4590
<営業日>年中無休
※2022年2月1日、2日は冬季メンテナンス休館
<営業時間>9:00 - 18:00
※最終入館は閉館30分前まで。気象状況、災害や飼育生物の健康状態などにより予告なく営業時間が変更になることがあります。公式HPでご確認ください。
<駐車場>
四国水族館駐車場 収容台数223台 600円
※その他 近隣駐車場の収容台数が650台程度あります。公式HPには駐車場空き状況のお知らせがありますので確認してからお出かけください。

入場料

大人(高校生・16歳以上)2,200円
小中学生1,200円
幼児(3歳以上)600円
3歳未満無料
※一般団体料金、学生団体料金、障がい者割引あり。

行き方・アクセス

<車>坂出ICより車で10分。坂出北ICから約5分
<電車>最寄り駅「宇多津駅」より徒歩12分 
<その他>宇多津駅からのバス運行は無いため車を希望される方はタクシーを利用してください。

イベントやプログラムについてのご注意

イベントやプログラムは、天候や生きものの体調、新型コロナウイルスの感染状況により、予告なく時間変更または中止する場合があります。

写真撮影についてご注意

他のお客様のご迷惑にならない範囲(大きな機材で場所を占有しない等)、個人で利用する撮影は自由です。ただし混雑時はセルカ棒、三脚などの撮影補助機材については使用をお控えください。また生物保護のため、禁止場所でのフラッシュ撮影は行わないでください。
営利目的の撮影、ライブ配信、もしくはドローンによる撮影についても禁止となっています。

香川・中讃を旅した8名のフォトグラファー

6151さん、AOIさん、オリンさん、片渕ゆり(ぽんず)さん、古性のちさん、コハラタケルさん、しふぉんさん、halnoさん、のプロフィールはこちら。

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