四季のあわいを感じる美しい言葉の辞典
時代とともに姿や意味を変えながらこれまで脈々と大切に受け継がれてきた大切な言葉たちをひとつずつ、丁寧に編集。春夏秋冬の500の季語と、写真と言葉たちがぎゅっと詰まっています。
この本は辞書の要素だけではなく、詩やエッセイ、物語や写真だけのページもあります。
眠る前のほんのひと時。
心が開放される旅先で。
なんとなく手持ち無沙汰な休日に。
好きな場所で、好きな時に、好きなようにめくってもらえる気軽な本です。
普段目で捉えることができなくとも、
確かに存在している万物の息遣いを
写真やことば、そして本全体から感じとってもらえたらとてもしあわせです。
あの日知りたかった名前と、あなたがどうか出会えますように。
いつもGENICを楽しみにされているみなさま、こんにちは。写真家の古性のちと申します。
今回、何度も何度もやり直しを繰り返しながら生まれた書籍「雨夜の星をさがして 美しい日本の四季とことばの辞典」が遂に発売となりました。
この1年間何度も修正や編集を繰り返しながら、ひとつひとつの季語に込められた季節の匂いを感じ取り、捉え直し、ことばに落とし込みました。
図書館の机に高い本の山を作り、付箋まみれになったのがつい昨日のことのようです。
あまりにも毎日本のことばかり考えていてせいで、「本当に書店に並ぶの?」と実はまだ今も半分信じられない気持ちでいます。
この本は辞書ですが、同時に辞書ではありません。
どうにもこうにも不安な時やなんだか日々に疲れてしまった時に開いてほしい、という願いを込めて作った、心に効く処方箋をイメージして生まれた本です。
ぜひ心の向くまま自由に楽しんでもらえたら嬉しいです。
古性のち
「雨夜の星をさがして 美しい日本の四季とことばの辞典」情報
2,200円(税込)
仕様:単行本(ソフトカバー)
ページ数:192ページ
出版社:玄光社
イベント予定
12月末に東京、1月末〜3月までに岡山(市内、瀬戸内地域にてそれぞれ開催)、4月に長野にて書籍発売に関連した「言葉と写真」をテーマとするポップアップイベントやワークショップなどを予定。
開催日程、会場などの詳細情報は、古性のちのSNSにて報告されます。
古性のち プロフィール
1989年生まれ、神奈川県横浜市出身。フォトグラファー/BRIGHTLOGG,INC 取締役 日本と世界中を旅しながら、「写真と言葉」を組み合わせた作品を作る写真創作家としても活動。現在、東京と岡山の二拠点生活中。2022年初の単著「雨夜の星をさがして 美しい日本の四季とことばの辞典」を上梓。