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「2023年10月△◯日、◯△日」 南阿沙美

前後2枚の写真が組み合わされて1つの作品になるハーフカメラ。その偶然性が、予期せぬ作品を生み出します。
フィルム1本を撮り切った4名が、その中から「これぞ」と選んだ日常のスナップ作品を紹介します。
「ハーフカメラチャレンジ」2人目は、写真家の南阿沙美さんです。

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「2023年10月△◯日、◯△日」

「夏に引っ越した自宅の日当たりのいい窓と、姪っ子と出かけた時の写真。どちらも光のかたちが印象的で、1日違いの日常が縦と横の並びになっているのもよい。ハーフカメラは、右ページと左ページの見開きの日記帳がオートマチックにできるような。忘れてた前の日と今日がくっつく感じもします。撮るタイミングで並ぶ写真と写真の時間の距離が色々なのもおもしろい」。

南阿沙美

1981年生まれ、北海道出身。キヤノン「写真新世紀2014」優秀賞受賞。作品集に、写真集『MATUOKA!』(Pipe Publishing)、『島根のOL』(salon cojica)、写真と文で綴るエッセイ『ふたりたち』(左右社)。シュールでパワー溢れる写真が高く評価され、雑誌や広告などで活躍中。

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GENIC vol.69【ハーフカメラチャレンジ】

GENIC vol.69

1月号の特集は「SNAP SNAP SNAP」。
スナップ写真の定義、それは「あるがままに」。
心が動いた瞬間を、心惹かれる人を。もっと自由に、もっと衝動的に、もっと自分らしく。あるがままに自分の感情を乗せて、自分の判断を信じてシャッターを切ろう。GENIC初の「スナップ写真特集」です。

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