menu

暗い室内でも光が感じられる写真 ひろ | 連載 これが私の“最旬好き”表現 写真を愛する15名のクリエイターが今ハマっていること

写真を愛する15名のクリエイターたちが、今もっとも夢中になっている表現を紹介。「あなたにとっての"最旬好き"表現は?」という質問に答えていただきました。個性あふれる撮影手法や、日常の一環を独自の視点で切り取るアプローチを通して、新たな写真の魅力を発見できるはず。あなたの写真に新しいインスピレーションをもたらすヒントが、ここに詰まっているかもしれません。全15回の連載、第5回は柔らかな光を織り交ぜ情緒あるシーンを写し出す、会社員のひろさんです。

  • 作成日:
  • 更新日:
目次

プロフィール

ひろ

会社員 香川県出身。カメラ歴は約19年。十数年前にSNSがきっかけでフィルム写真と出合い、現在はフィルムで撮ることに拘っている
愛用カメラ:PENTAX 67、Nikon New FM2、 OLYMPUS PEN-F
愛用レンズ:SMC Takumar 6×7 105mm F2.4、NIKKOR-N.C Auto 35mm F1.4、OLYMPUS F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8

暗い室内でも光が感じられる写真

「朝集合して、とりあえずモーニングでもと集合場所の近くの喫茶店に行って撮った写真。ポイントは窓からの光をより感じられるよう、露出をかなり抑え、暗くなるであろう壁の部分の分量を考えながら撮ったこと」。

光を感じるには、陰の存在が重要だということが伝えられる

「私にとっての最旬表現は、『暗い室内でも光が感じられる写真』です。例えば窓が小さい建物や乗り物の中で撮影すると、よりこの表現を活かしたくなります。きっかけはある日、建物内で撮った写真が、自分が思っていた以上に、暗い部分は暗く落ちて、明るい部分はより明るく強調されていて、すごく自分が好きだなと感じたから。そのコントラストにすごく惹かれ、もっと極めたくなりました。撮影時に大切なことは、とにかく明るい部分に露出を合わせること。周囲が暗ければ暗いほど、明るい光がより際立ち印象的に仕上がります。こういった写真を撮ることで、より光に敏感になりました。そして、光を感じるには陰の存在が欠かせないことにも気づきました。大げさに聞こえるかもしれませんが、実は世界にはこんなにも光が溢れているということを、私の写真を通して感じてもらえたらと思っています。カメラを持っていない時でもいい光に出合うと撮りたくてうずうずしてしまうし、休日はほぼ写真を撮りに行く予定で埋めてしまうほど写真が好きです。これからも自分なりの表現を続けていきたいと思っています」。

GENIC vol.75 【これが私の“最旬好き”表現 写真を愛する15名のクリエイターが今ハマっていること】
Edit:Megumi Toyosawa

GENIC vol.75

2025年7月号のテーマは「I love photography ただ、写真が好きで」。

写真は移ろいゆく季節に目を向けることを教えてくれた。
写真は心の奥にしまい込んでいた自分の感情に気づかせてくれた。
写真は自分らしく生きていいよと励ましてくれた。
写真はかけがえのない仲間と巡り会わせてくれた。
写真は素晴らしい世界の見方を示してくれた。

写真から、たくさんのものをもらってきた。
だから、好きな理由はひとつじゃない。

GENIC SHOP

おすすめ記事

絞りはF2、シャドウは青色に Kimura Hinami | 連載 これが私の“最旬好き”表現 写真を愛する15名のクリエイターが今ハマっていること

組み写真で物語的に魅せる 丹子 | 連載 これが私の“最旬好き”表現 写真を愛する15名のクリエイターが今ハマっていること

次の記事