プロフィール
丹子
写真家・フォトグラファー 岡山県出身。趣味の被写体活動をきっかけにカメラに興味を持ち、フォトグラファーとして活動をスタート。「尊い瞬間を拾い集めて」というテーマで、日常にある飾らない尊さに目を向けシャッターを切り、「組写真」と「文字入れ」でオリジナリティを生み出している。
愛用カメラ:Sony α7 IV、 FUJIFILM X-S10
愛用レンズ:SMC PENTAX-M 50mm F1.7、NOKTON classic 35mm F1.4、Tokina atx-m 11-18mm F2.8
組み写真で物語的に魅せる
一枚では伝えきれない物語を表現することができる
「私は、その時の空気感や起こった出来事の過程まで大切にしたいと思ってシャッターを切っているのですが、一枚ではなかなか伝えきれません。でも“組み写真”だと、その想いを詰め込める。だからこの表現がとっても好きです。その場で起こっていることや情景を感じながら、想いに素直に向き合ってありのままにシャッターを切る。そして、そのようにして撮ったさまざまな視点の写真を、心地よく感じられるような並びで組み合わせていきます。例えば、空の写真を組む場合は一番上に持ってくるとか、足元の写真は下に配置するなど。だからこそ、写真を組み合わせたときに、その時の物語や空気感をより鮮明に伝えられるのだと思っています。写真をレタッチして、自分らしい色を作りだせたときや、理想的な組み写真に仕上がったとき、自分の写真や作品が大好きだと実感します。それは自分のセンスを肯定できる瞬間でもあります。将来は、デジタルの枠を飛び越えた作品作りにも挑戦したいし、私の写真をフォロワーさん視点で組んでみてもらいたいなとも思っています」。
GENIC vol.75 【これが私の“最旬好き”表現 写真を愛する15名のクリエイターが今ハマっていること】
Edit:Megumi Toyosawa
GENIC vol.75
2025年7月号のテーマは「I love photography ただ、写真が好きで」。
写真は移ろいゆく季節に目を向けることを教えてくれた。
写真は心の奥にしまい込んでいた自分の感情に気づかせてくれた。
写真は自分らしく生きていいよと励ましてくれた。
写真はかけがえのない仲間と巡り会わせてくれた。
写真は素晴らしい世界の見方を示してくれた。
写真から、たくさんのものをもらってきた。
だから、好きな理由はひとつじゃない。