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大人気クリエイター「セミ」がNikon Z50IIと言葉でつづる「私のこと」

心に響く言葉とともに日常や旅先で撮った動画・写真をSNSで発信し、SNSの総フォロワー数は235万人を超える、大人気クリエイターのセミ。SNSを始めたきっかけは?好きなものやことは?散歩や旅をする理由とは?動画はどんなこと考えながら撮っている?写真は?被写体としての活動は?…など、今までベールに包まれていた彼女の素顔を大公開。「私がずっと欲しかったものはコレなのかな」と思うほど相棒となったという、Nikon Z50IIで撮った動画・写真とあわせてお届けします。

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目次

プロフィール

セミ

福岡県在住、28歳。趣味はお散歩と旅。
2020年に動画を撮り始め、琴線に触れた瞬間を記録として残している。気付かず通り過ぎてしまうような些細な日常を残すのが好き。2023年までは福祉の仕事に就いていたが、現在はフリーランスとして活動中。

SNSはゲーム

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撮影機材:Z50II × NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
ピクチャーコントロール:meen

「本格的にSNSを始めたのは、Instagramにリール機能が追加されたタイミング。それまでは、カメラを持っている友人の被写体活動をしていたのですが、その頃から友人にSNSに存在する“アルゴリズム”の話や、いいねの伸ばし方などを聞いていて、SNSへの好奇心で溢れていました。自ら調べ出して数ヶ月経った頃にリールの導入があると知り、自分のSNSと動画を始めてみることにしたんです。行動に移すことにすごく慎重だった当時の私。今思うと、随分思い切った判断でした。
最初は、どんなジャンルのコンテンツにするかすごく悩みました。自分自身と何度も会話し質疑応答を重ねた結果、等身大で頑張っていけるように、趣味のお散歩と少しの旅をメインに始めたんです。もちろんたくさんの方にも見ていただけると嬉しいなと思っていたけれど、3割は私が見返したかったのもあります。忘れっぽいので。

“情報の海”であるSNSは、日記帳にもなったり、本当にいろいろな役割があります。私は始めてからずっと、自分のアカウントをしっかりと分析して数値もきちんと追いかけていますが、それは私にとっては、“無料でできるゲーム”のような感覚。数字が上がったり下がったり、アルゴリズムが変更されたり。うまくいかないからこそ、余計に楽しく感じちゃいます」。

お散歩が好き

撮影機材:Z50II × NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
ピクチャーコントロール:meen

「基本的に用事のない時は、毎日同じルートを散歩します。短くて1時間半、長くて3時間。いつも決まった大きな貯水池に行くのですが、歩く時間帯によって日に当たる植物も違いますし、水面の様子も違うので全く飽きません。私にとってお散歩は心を落ち着かせるためのものでもあるので、考え事をまとめる時間にもなっています。最近の自分の様子や感情を言語化したり、目に映る景色を掘り下げて考えてみたり。考え事もできて好きな景色にも出会えて、猫にも挨拶してもらえる。お散歩中はいつも幸せです」。

猫が好き

撮影機材:Z50II × NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
ピクチャーコントロール:meen

「昔から動物に好かれるほうではあったんですが、毎日散歩中に出会う猫に挨拶をするようになってから、どの街で猫に会っても好きになってもらえるようになって。お友達だなって勝手に思ってます。お互いに言語や感情をうまく伝えあうことができないことも含めて、居心地のよさを感じています。猫はあまりにも私にとって日だまりのような存在なので、SNSでは“しあわせ”と表現しています」。

旅が好き

撮影機材:Z50II × NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
ピクチャーコントロール:meen

「子どもの頃から、両親が車で自然の多い場所にたくさん連れて行ってくれていました。その延長線で、今も変わらず旅が好きなのだと思います。大人になってからは、ひとり旅の自由さが好きになりました。早朝に車を運転しながら大自然に触れたり、午後は大きな公園を歩いたりしています。九州では見かけない植物を愛でたり、雰囲気のある小道を見つけたり、あくまでも散歩がメイン。
旅先で自分が少しでもいいなと感じたら、立ち止まって動画や写真を撮るようにしています。その時はうまく撮れなかったと落ち込んでも、時間が経って見返すと、いいじゃん!って思えたりするのが面白いなって。次に同じ場所に行く時はシーズンや時間が違うことが多いので、季節を感じる風景もしっかり撮るようにしています」。

水族館が好き

撮影機材:Z50II × NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
ピクチャーコントロール:meen

「水族館も子どもの頃からよく両親に連れて行ってもらっていて、小さい時から私にとって落ち着く場所。今でも心が沈んでしまった時は、大水槽の前に座って心の容量を空っぽにしています。イワシの群れが他の魚に形を崩され、元に戻っていく様子や、自然光が当たってキラキラしているのをずっと眺めていると、心の余裕が取り戻されていく感じがして。
寂しさを表現したい時に水族館を撮ることが多いのですが、造形物としての魅力も伝えたいので、水槽の形が分かるような構図でも撮るようにしています。また、自分の手を写り込ませて水槽内には行けない“境界線”を表現することも。
人が少ない平日の夕方あたり、どこかの水族館の大水槽前に私が座っているかもしれません」。

機械音痴な私でもすぐに相棒になれたZ50II

撮影機材:Z50II × NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
ピクチャーコントロール:meen

「機械音痴という自負があるので、初めてZ50IIを手にした時も、うまく使えなかったらどうしようと不安がありました。でもフレキシブルカラーピクチャーコントロールのおかげで、本当に楽しく撮影できています。最初から自分の好きな色味で撮影できる安心感と、その後の編集の少なさ。私がずっと欲しかったものはコレなのかな、なんて思うほどです。そして、私が頭の中で思い浮かべている光景をそのまま写してくれるZ50IIが、今では一心同体の相棒になりました」。

動画を撮るということ

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撮影機材:Z50II × NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
ピクチャーコントロール:meen

「私が動画を撮る理由は、今後の自分に見せたいからなのだと思います。撮りたいのは、本来は通り過ぎてしまうくらい些細な日常。忘れないように、その時の感性をいつかの私が懐かしんで見ることができるように、ずっと撮り続けたいです。
私が思う“些細なもの”とは、木々が揺れていたり、水鳥が波紋を作ったり、雲に隠れていた太陽が顔を出して木漏れ日が完成する過程だったり。その時の私の感情が穏やかなのか薄暗いのかで、撮れる動画が変わるのも好きなところです。Z50IIのファインダーを覗くと、そんな小さな感情の変化をハッキリ描写してくれているように感じます。私の動画は感情がベースになっていて繊細だと言われることもあるのですが、Z50IIに出会って感覚が研ぎ澄まされたような気がします。私、もっと頑張れそうです」。

写真を撮るということ

撮影機材:Z50II × NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
ピクチャーコントロール:meen

「動画を撮ることのほうが圧倒的に多いんですけど、動きが少ない被写体は写真で撮ることもあります。陰影が強い場所ではモノクロにして写真を撮ることも好き。白と黒でしか得られない何かがあると思っているからです。
昔ほどではないですが正直に言うと、一枚と一瞬に想いを込めるのはまだ“怖い”という気持ちもあります。だけど最近はZ50II のおかげで、愛着が湧く写真を撮ろうと、チャレンジする機会が増えました。

今回、オリジナルのフレキシブルカラーピクチャーコントロール『meen』を作りました。どんな色味を作ろうかなと考えていた時期、私の心がちょっと疲れている時で。誰かの温かさに触れたいような、でもそれにすらも傷ついてしまうような気がしている頃でした。それなら私がファインダーを覗くたびに温かい気持ちになれるような色味にしよう、と決めて作ったのが『meen』です。青や緑の寒色気味にし、コントラストやハイライトは少し下げています。午後3時頃になったら自然とZ50IIのファインダーを覗き込むようになって、どんどん好きな写真が増えていっています」。

被写体としてのセミ

撮影機材:Z50II × NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
ピクチャーコントロール:meen

「私を含め、私の周りには風景を撮る人が多いので、私がそこに立つことで風景が引き立つ構図になればいいなと、いつも考えています。自撮りをする時も同様です。フォトグラファーさんと私が一緒に行った記録にもなりますし、ポツン構図では写っているのが私だと分からないものもあるけれど、それでもそこに立っているのが私であったら嬉しいな、と思います。被写体としての写真を今では稀にしか出さなくなったので、今年は被写体としての活動も頑張ってもっと出していってみようと、密かに目標に掲げています」。

表現することがより楽しくなる「Z50II」

複雑な設定もすべてカメラ任せで、イメージ通りの撮影ができる、APS-Cサイズミラーレスカメラ。コンパクトな見た目ながらも、上位機種の優れた機能・性能を兼ね備えた1台。写真や動画の“色味や質感”を、自由に調整して撮影できる機能「フレキシブルカラーピクチャーコントロール」に対応。

Nikon WEB
Nikon Direct

Z50II 18-140 VR レンズキット

Z50IIと、さまざまな撮影シーンに対応する小型・軽量約7.8倍高倍率ズームレンズ「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」のレンズキット。旅行先や日常のあらゆるシーンを1本のレンズで、より印象的に撮影できます。

Nikon Direct

Flexible Color Picture Control スペシャルコンテンツ

Nikonの無料編集ソフト「NX Studio」で自分の好きな色味レシピを作ってカメラに登録できる「フレキシブルカラーピクチャーコントロール」機能にフィーチャーした「Flexible Color Picture Control スペシャルコンテンツ」。
独自の画づくりで人気のクリエイターが作成したレシピや撮り下ろした作品、インタビューが楽しめます。

Flexible Color Picture Control スペシャルコンテンツ

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