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プロフィール
嶌村吉祥丸
東京生まれ。アーティスト・写真家として、分野を越境し国内外を問わず活動。さまざまな表現者と協働しながらsame gallery(東京)やkoen(京都)のディレクターとして企画・キュレーションを行うほか、「ラーメン吉祥丸」やフレグランスブランド「kibn」をプロデュース。主な個展に“Unusual Usual”(Portland, 2014)、 “Inside Out”(Warsaw, 2016)、“photosynthesis”(Tokyo, 2020)など。作品集として写真集『what is good?』を刊行。
ステートメント、解説と展示作品の一部をご紹介
目的もなく、ただ街を歩く。
久々に再会した友人と、互いの近況を語り合う。
日々、繰り返されている風景。
それは、小さな個人店のカフェで。
それは、名もなきスケートパークで。
それは、老若男女が行き交う公園で。
特別なことは、何もありません。
なんでもない、ありのままの日常の隙間に、
何か大切なことがあるのではないでしょうか。
── 嶌村吉祥丸
本展はアメリカ滞在中に訪れたニューヨーク、ポートランド、ロサンゼルスで撮影された新作で構成されます。旅のなかで嶌村はあらかじめ目的地や被写体を定めるのではなく、街を歩き、人と会い、その土地に流れる時間に身を委ねながら撮影を続けました。かつて暮らしたことのあるポートランドでは旧友との再会を重ね、カフェや公園、スケートパークといった日常の風景のなかで多くの時間を過ごしています。
作品に写っているのは、旅先で出会う特別な出来事ではありません。友人との語らい、街角を行き交う人々、ふと足を止めた風景。どれも私たちの身近にある一見ごくありふれた光景です。しかし、その一枚一枚には、作家がその場に身を置き、心を留めた時間の痕跡が静かに刻まれています。
写真展タイトルである「what matters」という言葉も撮影に先立って用意されたものではありませんでした。旅を終え、写真を見返すなかで残ったのは壮大な風景や特別な体験ではなく、人と過ごした時間や、日々繰り返される風景の記憶でした。
慌ただしく移り変わる現代において、私たちはつい遠くに価値を求めがちです。しかし本展は、足元にある日常や何気なく過ぎていく時間へと静かなまなざしを向けます。作品を通じてそれぞれの記憶や時間に触れていただければ幸いです。
本シリーズは、ライカSLシステムの新製品「ライカSL3-P」による撮りおろし作品です。写真家の自然な視線と歩調に寄り添うカメラとともに生まれた作品群をぜひご覧ください。
文章はすべて、ライカプレスリリースより引用。
嶌村吉祥丸 写真展「what matters」表参道 情報
開催日時
2026年7月31日(金)~10月18日(日)11:00〜19:00
休館日:月曜
※休館日・営業時間等の最新情報は、ライカカメラ公式サイトをご確認ください。
入場料
無料
会場
ライカギャラリー表参道
- 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-16-15
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前駅」から徒歩で5分
東京メトロ千代田線・半蔵門線・銀座線「表参道駅」A1出口から徒歩で7分
嶌村吉祥丸 写真展「what matters」京都 情報
開催日時
2026年8月1日(土)~10月1日(木)11:00〜19:00
休館日:月曜
※休館日・営業時間等の最新情報は、ライカカメラ公式サイトをご確認ください。
入場料
無料
会場
ライカギャラリー京都
- 〒605-0074 京都市東山区祇園町南側570-120 2F
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
京阪線「祇園四条駅」1番出口から徒歩で約5分
阪急線「京都河原町駅」1B出口から徒歩で約10分
地下鉄東西線・京阪線「三条駅」2番出口から徒歩で約10分