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蓮井元彦、池谷陸、水島貴大ら6名の写真家の作品をスライド写映で鑑賞。7回目となる「LONG SEASON : PHOTOGRAPHERS SLIDESHOW」が東京 恵比寿で開催

「LONG SEASON : PHOTOGRAPHERS SLIDESHOW」が東京 恵比寿のギャラリーALにて2024年4月26日(土)に開催。「LONG SEASON」は、写真家たちが作品を持ちよってスライドショー形式で発表する、作品発表のプラットフォームです。世代や志向の異なる写真家たちが集い、ストレートな写真表現を進行形で深めていくセッションの現場でもあります。第7回となる今回は、蓮井元彦、水島貴大の他、大森克己、竹之内祐幸、池谷陸、広川智基が初参加します。
それぞれの作品上映と、クロストークも実施予定。また会場内では、参加写真家の作品集などの展示販売も予定されています。

  • 開催期間:2025.4.26 ~ 2025.4.26

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目次

「LONG SEASON」オーガナイザー池谷修一による本イベントの紹介

「LONG SEASON」は写真家たちが作品を持ちよってスライドショー形式で見せていく、作品発表のプラットフォームです。これまでに全6回を開催。スタートは2022年夏。第2回目から「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」でも開催されてきました。2024年の夏からは代官山の「AL Gallery」を拠点に開催しています。「LONG SEASON」は開催拠点を拡充しながら、写真家たちの作品発表の場をあたためています。

7回目の開催になる今回は、大森克己、竹之内祐幸、池谷陸、広川智基が初登場。蓮井元彦、水島貴大は「LONG SEASON」に複数回作品を発表してきています。世代も志向もことなる複数の写真家が、ストレートな写真表現を進行形で深めていくセッションの現場が「LONG SEASON」です。

プリントで見せる展示、また写真集は写真家たちの発表のベースですが空間やページ数などの制約があり、写真家のリアルな息づかいを十分に伝えられるとは限りません。たとえるなら、いつでも音を奏でる音楽家のように写真家たちは日々写真を生み出しています。音楽家は何度もライヴを行い、表現を磨き、豊かにします。では写真家は何ができるのか?

スライド映写で明滅するたくさんのイメージ。そのなかから選び抜かれた写真はその後プリントになり、いずれ写真集におさまるかもしれません。いっぽうである時期、ある時にしか見ることができない写真の存在があります。写真の背後には膨大な写真がある。「LONG SEASON」はその厚み、そのリアルな積み重ねを、スライド映写を経験しながら共有していきます。

── 池谷修一
写真編集者・キュレーター 「LONG SEASON」オーガナイザー

池谷修一

編集者・キュレーター 横浜市生まれ。武蔵大学人文学部卒業。Bゼミ参加。展覧会制作の仕事を経て編集者に。2011年~2020年、「アサヒカメラ」編集部に在籍。写真集の編集やキュレーション、ワークショップを行っている。木村伊兵衛写真賞事務局担当。写真家たちのスライドショー・プログラム「LONG SEASON」を主宰。
近年の主な編集作品・写真集に、『WOMEN』(ソール・ライター)、『terra』(GOTO AKI)、『少女礼讃』(青山裕企)、『深い沈黙』(小林紀晴)、『90Nights』(藤代冥砂)、『良い写真とは?』(ハービー・山口)『On The Corner』(ハービー・山口、中藤毅彦、大西みつぐ)、『SHORES』(木邑旭宗)、『BEHIND THE BLUE』(時津剛)『この星の中』(三森いこ)などがある。
近年手掛けた展示に、「写真家はどこから来てどこへ向かうのか —世界を歩き、地球を変換する写真」(西野壮平 × GOTO AKI)、「terra2023」(GOTO AKI)、「ウロボロスのゆくえ」(土田ヒロミ)、「すべて光」(熊谷直子 × 川上なな実)、「KIPUKA: Island in My Mind」(岩根愛)、「七菜乃と湖」(笠井爾示)、「遠い光 – Lost Asia -」(小林紀晴)、「たしか雨が降っていたから、」(インべカヲリ)、「繋がってください」(佐藤麻優子)、「マリアンナ」(蓮井元彦)、「ここでまた会おうよ」(三森いこ)、「Fat Fish Observations Report(Planet Fukushima 5)」(菅野純)など。また主宰する「LONG SEASON」で、柏田テツヲ、木邑旭宗、東海林広太、名越啓介、嶌村吉祥丸、田口るり子、GOTO AKI、田中大輔、蓮井元彦、松岡一哲、水島貴大、ヨシノハナ、藤岡亜弥、金川晋吾、石川拓也、加藤雄太、新田樹、草野庸子、笠井爾示、徳永彩 、渡邊りお、小野啓 、熊谷直子、新津保建秀、濵本奏、西野壮平らの作品を上映。

参加写真家

大森克己

大森克己

1963年神戸生まれ。1994年キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。国内外での写真展や写真集を通じて作品を発表。主な展覧会に、グループ展「世界の庭、パラダイスの探求」(2016リートベルク美術館チューリッヒ、スイス)、グループ展「日本の新進作家vol.12 路上から世界を変えていく」(2013 東京都写真美術館)、個展「sounds and things」(2014)、個展「 “when the memory leaves you” – sounds and things vol.2」(2015)、個展「山の音-sounds and things vol.3」(2022 いずれもMEM)がある。代表的な写真集に『サルサ・ガムテープ』(1998 リトルモア)、『encounter』(2005 マッチアンドカンパニー)、『サナヨラ』(2006 愛育社)、『Cherryblossoms』(2007 リトルモア)、『STARS AND STRIPES』(2009 以下いずれもマッチアンドカンパニー)、『incarnation』(2009)、『すべては初めて起こる」(2011)など。

蓮井元彦

蓮井元彦

1983年山形県生まれ。東京都で育つ。2003年渡英、Central Saint Martins Art and Designにてファウンデーションコースを履修した後、London College of Communicationで写真を専攻。卒業後、07年帰国。以降、東京を拠点に活動する。13年に4年間の日常生活を記録したスナップ写真からなる写真集『Personal Matters』をイギリスの出版社Bemojakeより出版。その後、『Deep Blue – Serena Motola』などの私家版小冊子の発表を経て19年、続編の『Personal Matters Volume II』(Bemojake)を出版。20年には写真集『for tomorrow』(Libro Arte)、21年には『写真はこころ』(Printed Union)、23年に『VIATOR SWELL』(Libro Arte)の他、アーティストブック『つづいてゆくものの中で』、『アフターオール』(ともに私家版)などを出版する。

竹之内祐幸

竹之内祐幸

東京生まれ。2008年に日本大学芸術学部写真学科を卒業。主な個展に「SEASONS」Foil Gallery(2010年)、「鴉」PGI(2015年)、「Things will get better over time」Gallery Trax(山梨)/Studio Staff Only(2017年)、「第四の壁」PGI(2017年)、「距離と深さ」Studio Staff Only/PGI(2020年)、「WARP AND WOOF」PGI/Studio Staff Only(2023年)。写真集に『Things will get better over time』FUJITA(2017年)、『The Fourth Wall / 第四の壁』T&M Projects(2017年)、『距離と深さ』FUJITA(2020年)、『WARP AND WOOF』FUJITA(2023年)。

水島貴大

水島貴大

1988年、東京生まれ。2009年、東京ビジュアルアーツ卒業。2014年、第10回写真「1_WALL」ファイナリスト。17年 Young Art Taipei Photo Eye グランプリ。写真集に『Long Hug Town』(2018年) 。個展、グループ展多数。トーテムポール・フォトギャラリーメンバー。24年、BTSのリーダー、RMのセカンドソロアルバムのコンセプトフォトを撮影。台湾全土を5年半かけて取り下ろした新作写真集を25年7月に刊行予定。

池谷陸

池谷陸

2000年、東京生まれ。広告や雑誌をはじめ、アーティストとのコラボレーションワークなど幅広く活躍している。これまでの展示に「untitled」(daitokai 2017)、「Everything is Connected at」(Shibuya Hikarie 2018)、「Everything is Connected 2 – CHOICE」(COMPLEX BOOST 2019)、「ADRIFT」(SENDAI AKIUSHA 2019」、「New Connectivity」(Haku Gallery Kyoto 2021)、「A walk of a Seeker」(TERRACE SQUARE 2021)「unpeople」(POST BOOKS 2023)がある。写真集に『 there exists 』(2024年・私家版)写真集『root 』(2025年・1LDK EDITORIAL STUDIO)

広川智基

広川智基

1979年、東京都生まれ。ポートレイト、ファッション、建築、ドキュメントなどジャンル問わず多岐に渡り活動。NHK「トップランナー」のゲストポートレイト撮影、テレビ朝日「世界の街道をゆく」スチール撮影など。また、クライアントワークを行う傍ら自身の作品を主にフィルムで撮影。東京大学創立130周年記念事業「本郷零時3分」展を開催。近作ではコロナ禍から発表し始めた何気ない日常を切り取った「忘れてもよいこと」や、写真集「密雨」など生まれ育った東京を独自の視点で切り取った作品を発表している。 2018年写真集『密雨-mitsu-』、2025年に写真集『雪に浮かぶ』を出版。

「LONG SEASON : PHOTOGRAPHERS SLIDESHOW」情報

開催日時

2024年8月24日(土) 17:00〜21:00
※事前予約可(当日参加可能)

予約方法

件名に「LONG SEASON事前予約」と必ず記載し、名前、連絡先(連絡のつきやすい携帯番号など)を明記の上、yoyaku@al-tokyo.jpにメールで申し込み。
※予約受付は平日のみ。
*先着順(混雑時は立ち見になる場合があります)
*ドリンク販売有り

参加料

2,000円(税込)

会場

AL

  • 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 1F
  • Google Map

行き方・アクセス

<電車>
東急東横線「代官山駅」から徒歩で7分
JR山手線「恵比寿駅」から徒歩で12分

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