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写真家 スティーブン・ギルの展覧会「Stephen Gill」が東京 虎ノ門ヒルズで開催。“世界とともにイメージを生み出す”4シリーズから36点を展示

写真家 スティーブン・ギルの展覧会「Stephen Gill」が、東京 虎ノ門ヒルズのart cruise gallery by Baycrew’s(アート クルーズ ギャラリー バイ ベイクルーズ)にて、2026年9月11日(金)〜11月8日(日)に開催。写真を「世界を記録するためのもの」から、「世界とともにイメージを生み出すためのもの」へと拡張してきた同氏。本展は、『Hackney Flowers』、『Talking to Ants』、『The Pillar』、『Please Notify the Sun』から抜粋した36点の写真群で構成されます。

Data

  • 開催期間:2026.9.11 ~ 2026.11.8
目次

プロフィール

スティーブン・ギル(Stephen Gill)

写真家 1971年イギリス・ブリストル生まれ。幼少期から写真と自然に関心を持ち、父親から写真の現像やプリントの技術を学ぶ。1997年からフリーランスの写真家として活動を始める。長年、ロンドン東部のハックニーを拠点として、都市や自然、偶然性をテーマにした『Hackney Wick』『Buried』『Hackney Flowers』『Talking to Ants』などの実験的な作品を発表し、2005年には、自身の出版レーベルNobodyを設立。編集から印刷、製本にいたるまでの出版に関わるすべての工程を自ら手がけ、これらの作業そのものが彼の芸術活動において重要な役割を果たしている。近年は、スウェーデン南部を拠点に、『Night Procession』や『The Pillar』などを制作。作品は世界各地の主要な美術館・公共コレクションに収蔵されており、テート、ヴィクトリア&アルバート博物館、ストックホルム近代美術館、ナショナル・ポートレート・ギャラリーなどで観ることができる。

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作品の一部と解説

Hackney Flowers 2004–2007

ギルは、写真を「世界を記録するためのもの」から、「世界とともにイメージを生み出すためのもの」へと拡張してきました。『Hackney Flowers』では、ロンドン東部のハックニーで撮影した写真に同地域で採集した花や種を重ね、さらには土に埋めるなど、時間や土地との協働を制作のプロセスに取り込んでいます。また、『Talking to Ants』では、撮影場所で見つけた植物や昆虫などをカメラ内部に入れ、意図せずに生じた影や痕跡を風景とともにフィルムへと定着。『Please Notify the Sun』は、彼自身が一匹の魚の体内に入り込むという「探検」を通して制作された作品です。

その探求がひとつの到達点として現れるのが、『The Pillar』です。スウェーデンの農地に一本の木製の杭を立て、その前にモーションセンサー付きのカメラを設置。ギル自身がその場に立ち会うことなく、杭に集まる鳥たちがカメラに収められました。羽ばたき、休息、羽づくろい、飛び立つ瞬間──そこに写るのは、写真家が決定的瞬間を選び取った結果ではなく、鳥と偶発性、そして装置との出会いによって生まれたイメージです。

ギルは、写真家の「撮る」という行為を少しずつ手放し、自然そのものや偶然に作品を委ねていきます。そこには、写真をコントロールするのではなく、写真が生まれる状況そのものをつくるという彼独自の姿勢があります。『The Pillar』は、その静かな実験の先に立ち現れた作品です。

── スティーブン・ギル展覧会「Stephen Gill」プレスリリースより

Talking to Ants 2009–2013

Please Notify the Sun 2020

スティーブン・ギル 展覧会「Stephen Gill」情報

開催日時

2026年9月11日(金)〜11月8日(日)11:00~20:00
※19:30最終入場

入場料

無料

会場

art cruise gallery by Baycrew’s

  • 〒105-5503 東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー3F SELECT BY BAYCREW’S 内
  • Google Map

行き方・アクセス

<電車>
東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」直結
東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」から徒歩で7分

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