プロフィール

マックス・ヴァドゥクル
写真家 インドにルーツがありアフリカ生まれ。独自の白黒写真で知られる。『ニューヨーカー』誌が過去に雇った2人目の契約写真家であり、リチャード・アヴェドンが最初に担った地位を引き継いだ経歴を持つ。フランス版やイタリア版『ヴォーグ』の表紙を飾り、ファッションフォトグラファーとしての地位を確立。1999春夏コレクションから2001-2002秋冬コレクションまで、6シーズンにわたりY'sを撮影し、アイコニックなイメージを創り出した。

橋本愛
俳優 2010年の映画「告白」に出演し注目を浴び、2012年の映画「桐島、部活やめるってよ」では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。最近ではCX系ドラマ「新宿野戦病院」、神奈川県民ホール開館50周年記念オペラ「ローエングリン」、2025年NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に出演。
独自の感性を生かしてファッション、書評などの連載を持ち、幅広く活躍。雑誌GENICにて、2020年4月号から本人撮影による写真と文の連載企画を掲載中。

Y's
公開作品の一部をご紹介

ネオンや群衆といった記号的な東京の風景ではなく、都市の骨格をあらわにすることで、Y’sの本質を視覚的に浮かび上がらせる。「Tokyo Girls」は、匿名性や緊張感、そして都市に潜む非現実的な演劇性を描き出す。
「誰もが想像するような東京には興味がなかった。ネオンも交差点もいらない。空虚さ、プレッシャー、監視。そこに潜む奇妙なエレガンスを撮りたかった」とヴァドゥクルは語る。
これは、ただのファッション・フォトではない。パフォーマンスである。
俳優・橋本愛が、3名の出演者と共に、モデルではなく、心理的な風景の中に現れる「演者」として登場する。統一感のあるY’s 2025-26 A/Wコレクションルックの中で、それぞれの存在が際立つ。
Y’s for menを纏った「影のカメラマン」が演者を取り囲む── 動きの中で緊張感と影が生まれ、物語が紡がれていく。
── Y’s 2025-26 A/Wコレクションの最新フォトシリーズ「Tokyo Girls」プレスリリースより











Y’s 2025-26 A/W コレクションは、日本では2025年7月18日(金)、Y’s店舗および公式オンラインブティック THE SHOP YOHJI YAMAMOTOにてローンチ予定。
Photographer / Max Vadukul
Performers / Ai Hashimoto, Kiko Arai, SEN, Tennessee King
Paparazzi Performers / Ryuju Kobayashi, Tatsuro Omura, TXBONE
Hair / Keiko Tada
Make-Up / Masayo Tsuda
Master Retoucher / David Hazan, picturehouse + thesmalldarkroom
Catalogue Design / Claudio Dell’Olio
Video Animation / Daniele Basilico
PHOTO BOOK 情報
活力に満ちた写真は、Y’s 2023-24 A/W、2024 S/S、2024-25 A/Wに続き、クリエイティブディレクターのクラウディオ・デロリオ(Claudio Dell’olio)により、特別なブックにデザインされました。
配布対象:Y’s 2025-26 A/W コレクションを含む44,000円(税込)以上の購入
※限定数のため、無くなり次第終了