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拝見、あの人の本棚|Mai Murakawa、MIKI*、つがねゆきこ、東海林広太

GENIC vol.74「It’s my life. 暮らしの写真」に出演している表現者たちに、お気に入りの本棚を見せていただきました。
本記事では、写真家で詩人のMai Murakawaさん、モデルでフォトグラファーのMIKI*さん、Prop & Food stylistのつがねゆきこさん、写真家、フォトグラファーの東海林広太さんの本棚を紹介します。

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目次

Mai Murakawa

Mai Murakawa

写真家/詩人 長崎県出身。紙ものを中心に扱うアンティークショップでの経験をきっかけに、菓子店の運営会社のクリエイティブディレクターとして活動。2019年に独立し、現在はスタイリング、撮影、PR、ウェブやパッケージのディレクションなどを行っている。また、詩人「月森文」としての活動のほか、お酒とタロットをコンセプトにした「スナックマイ」を不定期に開催。
愛用カメラ:Sony α7 III、RICOH GR IIIx
愛用レンズ:Sony FE 90mm F2.8 Macro G OSS/Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA/FE 24-105mm F4 G OSS

ヴォーリズ建築の吉田悦蔵邸にあった本棚を譲り受けました。この場所に最初からあったかのように馴染んでいると思います。事務所代わりにしている自分の部屋で、詩集と写真集が多いです。インスピレーションを掻き立てられる本を手の届きやすい場所に置いているのがこだわり。また、いつでも手紙が書けるようポストカードやレターセットのボックス(左下段)も箱に入れて本棚に並べています。

MIKI*

MIKI*

Model/Photographer 20代からフィルムカメラで旅の記録を撮り始め、その後ドイツ製のカメラRolleiflexと出会う。2018年に旅とライフスタイルの写真集『Rollei Life』を出版。現在はモデルとフォトグラファーとして活動中。昨年秋に念願のリノベーションが完成し、坂の上で暮らす夫婦の日常や旅をInstagramで発信。フィガロジャポンの公式サイトにて「1枚から始まる、旅と私のタカラモノ。」を連載中!Prestige所属。
愛用カメラ:Sony α7 III、Rolleiflex 3.5F Planar 75mm
愛用レンズ:Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA、Sonnar T* FE 35mm F2.8ZA

リビングにある、デンマークのデザイナーKaiKristiansenのヴィンテージシェルフです。2,500mmあり、棚板も自由に好きなように変えられるのが魅力で、旅先で購入した写真集やお気に入りの宝物を飾っています。日々棚を眺めるのが、暮らしのなかの楽しみのひとつです。

つがねゆきこ

つがねゆきこ

Prop&Food stylist 広告、書籍、雑誌などで食を中心に、暮らし周りのスタイリングを務める。国内外の老舗メーカーのスタイリングを始め、2016年より『VERMICULAR 新商品公式レシピブック』のスタイリングを担当。京都の陶芸ブランドTOKINOHAによる写真集『TOKINOHA』では企画・スタイリングを担当。
愛用カメラ:Sony α 7II
愛用レンズ:Sonnar T*FE 55mm F1.8 ZA

リビングにある階段下の収納スペースを、天高までの本棚に改修しました。収納、ディスプレイ棚も兼ね備えています。元々料理本ばかりだったのですが、今は小説や写真集など多様になってきていて楽しいです。息子は、歩きながらでも本を読もうとする本好きです。他の考えを知り、受け入れて、自己と対峙する読書が、確実に彼の世界を広げているのを見て、改めて「本」の必然性を実感します。

東海林広太

東海林広太

写真家/フォトグラファー 1983年生まれ、東京都出身。アシスタントを経て、2007年にスタイリストとして独立。2014年より独学で写真を始め、写真家に。国内外問わずコマーシャルワークから作家活動までジャンルレスに活躍中。
愛用カメラ:PENTAX 67、CONTAX 645、Mamiya RZ 67
愛用レンズ:smc PENTAX 105mm/135mm、Planar T* 80mm、Mamiya sekor 110mm

書斎にある本棚です。近代文学(特に詩集)や、写真・美術関連の本を多く持っています。資料としての役割もあるので、一目でわかるようにジャンルや作家ごとに仕分けして並べています。欲しい本も読みたい本も、まだまだたくさんあります。

GENIC vol.74 【あの人の本棚】

GENIC vol.74

2025年4月号の特集は「It’s my life. 暮らしの写真」。

いつもの場所の、いつもの時間の中にある幸せ。日常にこぼれる光。“好き”で整えた部屋。近くで感じる息遣い。私たちは、これが永遠じゃないと知っているから。尊い日々をブックマークするように、カメラを向けてシャッターを切る。私の暮らしを、私の場所を。愛を込めて。

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