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写真にまつわるエトセトラJOB 写真ラボ経営/古屋岳史

写真家に寄り添うことを目指す写真ラボ経営者、画像処理に楽しさを感じ転職したレタッチャー、自由な結婚式写真を追求するチームを作ったウェディングフォトグラファー、自身の作品撮りもしながら人を育てる写真学校講師。素敵な職業の4名が登場します。
こんな仕事もあります「写真にまつわるエトセトラJOB」。1人目は、写真ラボ経営の古屋岳史さんです。

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目次

写真ラボ経営

What’s your JOB?

フィルム現像やプリント、データ作成、写真展示や作家紹介など、写真に関することをさまざま手掛けるラボ「Prism Lab.KICHIJOJI」で、現像やスキャニング、補正作業などの業務もしつつ、渉外部門をメインに担当。

お客様の中にあるイメージを汲み、どうすれば希望に応えられるか、寄り添って考えていきたい

Photo:増田彩来

「写真やそこから広がる自由な発想や可能性を楽しみたい人に、クオリティの高いサービスを提供したい。そんな想いがあり3名でラボを作りました。従来型の写真店、カメラ販売店、スタジオなどのカテゴリーにとらわれず、オリジナルサービスの企画・提案も積極的に行っています。お客様の中にあるイメージを汲み、どうすれば希望に応えられるか?柔軟な発想を大切に、お客様にしっかりと寄り添いながらその声に確実にお応えしていくことで、 Prism Lab.なら間違いない、と思っていただけるような存在であり続けたいです」。

込められた想いが伝わる瞬間に立ち会うことができるのがラボの仕事

Photo:増田彩来

「写真家の増田彩来さんは、16、17歳頃から撮ることへの自分軸があり、それが見え隠れするような話し方が印象的でした。悩む姿も見ていたので、20歳を迎えた時の展示『écran』に携われたことはとても感慨深い出来事でした。また最近、六本木ギャラリーでの松本潤さんの展覧会『PERSPECTIVE ‐時をつなぐ眼差し‐』に携わる機会をいただき、いろいろな分野とのコラボレーションから生まれる写真の可能性を改めて感じました。業種や規模に関係なく、いいアイディアは生まれると信じているので、今後も素敵な企画に出会えるよう、尽力していきたいです」。

GENIC vol.56の表紙にもなった増田彩来さんの作品。

写真家の浅田政志さんに撮影してもらった起業メンバー3名。上から西村康さん、古屋岳史さん、前端修さん。

プロフィール

古屋岳史

1976年生まれ、東京都出身。20年にわたる写真店での勤務を経て、2021年3月、3名で株式会社Sun-Prism設立。2021年4月、吉祥寺にPrism Lab.KICHIJOJIをオープン。

Prism Lab.KICHIJOJI

〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-28-3 ジャルダン113
営業日:12:00-19:00
定休日:月・火(祝日の月は営業)

GENIC vol.70【写真にまつわるエトセトラJOB】

GENIC vol.70

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