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プロフィール
在本彌生
写真家 東京生まれ。アリタリア-イタリア航空会社で客室乗務員として勤務するなかで写真と出合う。2003年に初個展を開催、2006年より写真家として本格的に活動を開始。世界各地の衣食住に根付いた美を求めて、手仕事、料理、服飾、デザイン、旅にまつわる雑誌や書籍で撮影を手掛ける。写真集に『MAGICAL TRANSIT DAYS』(2005年/アートビートパブリッシャーズ)、『わたしの獣たち』(2015年 青幻舎)、撮影担当した共著に『熊を彫る人』、『CALICOのインド手仕事布案内』(小学館)、『中国手仕事紀行』(青幻舎)などがある。最新刊は、自然と自由を尊ぶ小さな国 リトアニアを撮影した写真集『Lithuania,Lithuania,Lithuania!』(アノニマ・スタジオ)。
※写真集『Lithuania,Lithuania,Lithuania!』は会場で販売予定
ステートメント、解説と展示作品の一部をご紹介
マリヤの部屋の壁にピンナップされたポストカードに描かれていたのは、リトアニアの芸術家チュルリョーニスの絵画作品だった。「星のソナタ アレグロ」、私の眼は釘付けになった。小さな絵の中に見たことのない広い世界があった。暗さと明るさが共存する色が混ざり合い、反復されるかたちがこだまのように連なっていた。こうしてリトアニアを初めて訪れたその日に、チュルリョーニスの洗礼を受けた。それは幸せなことだったとおもう。確かに森の樹々は優しい巨人のように腕を広げていたし、水面は光を受けてもうひとつの宙を映し出していた。これはチュルリョーニスが見せてくれた世界…いつの日からか、私はそう唱えながらリトアニアを撮るようになっていた。それらの光景は既知と未知の「境界」を軽く飛び越え、新しい情景になって私に問いかけてくる。すべてチュルリョーニスの仕業なのだ。
── 在本彌生
リトアニアを代表する芸術家ミカロユス・K・チュルリョーニスは、1875年に生まれ、35年の短い生涯で音楽と絵画、二つの表現世界で数百点に及ぶ作品を残しました。
本展ではチュルリョーニスの絵画に影響され、リトアニアで見る木々や水や光が、いきもののように感じるようになったという、在本さんが現地で捉えた光景を体感するような展示をお届けします。
まるで水鏡のように、湖面に反射する過去と未来が交錯する二つの世界からなる原風景。自然信仰が今も息づくリトアニアの森や湖や空に、チュルリョーニスの面影が重なります。
また会期中、音楽家 平井真美子さんをお迎えし、ピアノの演奏とお話会を開催いたします。ピアニスト 平井真美子さんが奏でるチュルリョーニスの旋律。遠い記憶を繙くように、鍵盤が紡ぎ出す静謐な音の世界をどうぞお楽しみください。演奏の合間には、平井真美子さん、在本彌生さん、そして代表 田中景子によるお話会も予定しています。
── 在本彌生 写真展「水は宙を視ている」-チュルリョーニスの仕業- プレスリリースより
在本彌生 写真展「水は宙を視ている」-チュルリョーニスの仕業- 情報
開催日時
2026年3月20日(金・祝)~5月6日(水・祝) 11:00~19:00
会期中無休
※作家在店日:3月20日(金・祝)、4月29日(水・祝)
レセプション
3月20 日(金・祝)16:00~19:00
入場料
無料
会場
minä perhonen koota matka
- 〒101-0031 東京都千代田区東神田1-2-11 201号室
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
JR総武快速線「馬喰町駅」から徒歩で2分
都営地下鉄新宿線「馬喰横山駅」から徒歩で4分
都営地下鉄浅草線「東日本橋駅」から徒歩で8分
イベント情報
音楽家 平井真美子によるピアノの演奏会
演奏の合間には平井真美子、在本彌生、ミナ ペルホネン代表でデザイナーの田中景子によるお話会も予定。
開催日時
2026年4月29日(水・祝)
会場
- puukuu 食堂
- WEB
参加費
5,500 円(税込)ワンドリンク付き
申し込み
Online Store にて3月21日(土)正午頃より申し込み受付開始予定