プロフィール
 
        上田義彦
写真家 1957年兵庫県生まれ、神奈川県在住。1979年大阪写真専門学校(現:専門学校大阪ビジュアルアーツ・アカデミー)卒業。写真家の福田匡伸、有田泰而に師事した後、1982年に独立。主な受賞に日本写真協会作家賞、東京ADC賞、ニューヨークADC賞など。2011年にGallery916を主宰(–2018)。多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授(2014–2025)。代表作に、ネイティヴ・アメリカンの聖なる森を捉えた『QUINAULT』、前衛舞踏家・天児牛大のポートレイト集『AMAGATSU』、自身の家族にカメラを向けた『at Home』、生命の源をテーマにした『Materia』、30有余年の活動を集大成した『A Life with Camera』など。近著には、Quinault・屋久島・奈良春日大社の3つの原生林を撮り下ろした『FOREST 印象と記憶 1989-2017』、一枚の白い紙に落ちる光と影の記憶『68TH STREET』、『林檎の木』などがある。2022年には『Māter』、2023年に最新作『いつでも夢を』を刊行。2019年、主人を亡くし家屋の相続税に翻弄されていく人々を、日本の家とその庭の四季の移ろいを通して描いた映画『椿の庭』を監督・脚本・撮影(2021年4月公開)。
展示作品の一部と解説
 
                上田義彦は、活動初期から自然や都市の風景、著名人のポートレイト、広告写真など幅広い分野で活躍を続けてきた写真家です。瞬間を捉える感性と卓越した技術で、時代とともに変化する作風でありながら一貫して普遍的な美を作品に込め、国内外で高い評価を得てきました。
本展は、写真家・上田義彦の40年にわたる活動を500点におよぶ作品によって総覧する、公立美術館においては約20年ぶりの展覧会となります。未発表の初期作品をはじめ、ネイティヴ・アメリカンにとっての聖なる森を捉えたシリーズ〈QUINAULT〉や自身の家族にカメラを向けた〈at Home〉、著名人を撮影した〈Portrait〉、生命の源をテーマにした〈Materia〉に加え、これまで展示の機会の少なかった映像作品、さらにはチベットの人々を撮影した最新作まで、上田自身によって現像とプリントが手がけられたすべての作品とその活動の全貌をご覧いただけます。
──神奈川県立近代美術館 プレスリリースより
 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                展覧会「上田義彦 いつも世界は遠く、」情報
開催日時
2025年7月19日(土)~11月3日(月・祝)11:00~17:00
※入館は16:30まで
休館日:月曜
※祝日を除く
入場料
一般 1,200円
20歳未満、学生 1,050円
65歳以上 600円
高校生 100円
※無料開館日:11月3日(月・祝)
県立美術館・博物館の割引他、その他の割引は神奈川県立近代美術館 葉山のWEBサイトを参照
会場
 
        神奈川県立近代美術館 葉山
- 〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
JR横須賀線「逗子駅」または京浜急行「逗子・葉山駅」から京浜急行バス乗車、バス停「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車すぐ
アーティストトーク情報
開催日時
2025年7月26日(土)第1回 本展ポスターのデザインを手がけたアートディレクター 葛西薫 ※終了
2025年8月10日 日曜 第2回 デザイナー 原研哉 ※終了
2025年8月24日 日曜 第3回 ミナ ペルホネン創設者・デザイナー 皆川明 ※終了
2025年9月20日 土曜 第4回 文筆家 内田也哉子
2025年10月25日 土曜 第5回 本展公式図録にも寄稿した写真評論家 清水 穣
全5回 各回14:00~15:30(開場 13:45)
会場
神奈川県立近代美術館 葉山 展示室3b
 
                     
                    
                 
                 
                 
                                 
                
            