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写真家 塩田正幸の写真集「RETINAGAZER」が発刊。写真の存在意義に向き合い、問いただしてきた同氏の実験的な活動の記録が綴じられた“集大成”とも言える一冊

写真家 塩田正幸の四半世紀にわたって制作した作品群をまとめた写真集「RETINAGAZER」が、2026年2月に発刊されます。ジャンルやカテゴリーに捉われず、写真の存在意義に向き合い、問いただしてきた同氏の実験的な活動の記録が綴じられた、まさに“集大成”とも言える一冊。写真143点をまとめた本誌と、ダニエル・アビー、松村正人、石川祥伍の論考を収録した冊子からなる、スリップケース仕様の作品集です。
発売を記念して、2025年12月13日(土)に、代田橋のflotsam booksにてローンチイベントが、2025年12月20日(土)に、TOKYO ART BOOK FAIRのflotsam booksのテーブルにて、サイン会が行われます。

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目次

プロフィール

塩田正幸

写真家 1973年埼玉県生まれ、90年代後半より写真家として活動を開始し、主に音楽の分野で活躍。2000年に個展「NPEAKER」を開催、2002年に同タイトルの初めての写真集を出版。作家活動と並行し、2009年4月から2010年3月まで東京、新井薬師で行われたマンスリーグループショー「35MINUTESMEN」を主催。主な作品集に2005年『LIFE HUNTER』、2008年『ANIMAL SPORTS PUZZLE』など、また自主制作の出版レーベルFLASH BOOKSより作品集を多数発表。2019年創刊の雑誌『Moder-n』には写真家ヨーガン・テラーに密着したドキュメンタリー作品「YAKITORI TELLER」を発表。現在東京を拠点に活動。

収録作品の一部と解説をご紹介

“反射神経”を最大限に追求したスナップ写真で構成された『NPEAKER』や『LIFE HUNTER』などの初期作から、「写ってなくても良い」という言葉に向き合い、内向的な写真実験を試行錯誤した『ケの日ヒョウハク』シリーズ。そして“網膜を凝視する者”という作家の根底にある概念に辿り着いた本書タイトルでもある『RETINAGAZER』など、ジャンルやカテゴリーに捉われず、写真の存在意義に向き合い、問いただしてきた塩田正幸の実験的な活動の記録が綴じられた、まさに”集大成”とも言える一冊。写真143点をまとめた本誌と、ダニエル・アビー、松村正人、石川祥伍という三名による論考を収録した冊子をスリップケースにまとめた構成の作品集となります。

── 塩田正幸 写真集「RETINAGAZER」 プレスリリースより

塩田正幸 写真集「RETINAGAZER」情報

発売:2026年2月予定
定価:16,500円(税込。本体15,000円)
ページ数:上製本176ページ+中綴じ32頁(2部構成、スリップケース入り)
判型:B4変形
編集:高宮啓
デザイン:鈴木聖
出版:REPOR / TAGE

ローンチイベント情報

flotsam books

開催日時

2025年12月13日(土) 17:00~20:00

入場料

無料

会場

flotsam books

  • 〒168-0063 東京都杉並区和泉1-10-7
  • Google Map

行き方・アクセス

<電車>
京王線「代田橋駅」から徒歩で約10分

TOKYO ART BOOK FAIR(flotsam booksテーブル)

開催日時

2025年12月20日(土) 17:00~19:00

入場料

前売り券
オンラインチケット(日時指定)
大人1,000円+発行手数料165円(税込)
小学生以下無料

当日券
1,200円
※販売は各日16時まで
※予定数に達した場合はその時点で終了

会場

東京都現代美術館

  • 〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
  • Google Map

行き方・アクセス

<電車>
東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2番出口から徒歩で9分
都営地下鉄大江戸線「清澄白河駅」A3番出口から徒歩で13分
東京メトロ東西線「木場駅」3番出口から徒歩で15分または都営バスで「東京都現代美術館前」下車
都営地下鉄新宿線「菊川駅」A4番出口から徒歩で15分または都営バスで「東京都現代美術館前」下車

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