ゴースト写真
ゴーストとは、レンズ内に入った強い光が反射して写し出される虹色のリングのこと。
実はこの「ゴースト」、偶然の産物として生まれることもありますが、自ら作り出すこともできます。
最近のレンズは反射を抑制する技術が取り入れられているので、表現としてゴーストを楽しむなら、オールドレンズを使うのがオススメ。今回は、素敵なゴースト写真を発表しているもなみんさんに、コツを聞いてみました。
Shooting Tips
「ゴーストを撮る条件は、
①オールドレンズを使うこと
②光が強いこと
③光にカメラを向けること(=逆光)
の3つ。カメラを動かしていると必ずゴーストの虹色のリングが入るポイントが見つかるので、そこでシャッターを切ります。
屋外なら、晴れた日の朝や夕方は太陽が低いので写る可能性が高いです。光を正面から入れるのではなく、被写体の端や、木漏れ日などの小さな隙間から光を取り込み光量を調整。光が斜めに入るように角度を調整すると、虹色のリングが生まれやすいです。」
by もなみん
もなみん
もなみん フォトグラファー。東京都出身。季節や友人と過ごす瞬間をテーマに撮影する。企業PRなどの撮影、旅行系メディアでの執筆など幅広く活動中。
愛用カメラ:Nikon FM2/PENTAX SP/Sony α7
GENIC VOL.56 【撮影がもっと好きになる写真術】
Edit:Izumi Hashimoto
GENIC VOL.56
「“好き"を撮る」をテーマに、 好きなものを愛でるように撮って表現する人たちにフォーカス!